崖をよじ登らないと辿り着けないライオンズヘッドの絶景!!!!!

崖をよじ登る先にある大絶景!ケープタウンのライオンズヘッド頂上でアフリカ旅を乗り越えた祝福を受けた
・ぼくのアフリカ大陸縦断の旅はついに最終章へ
・スーパーマーケットのKWIKSPARで登山の食料を調達
・ライオンズヘッドの最初は軽い登山、最後は崖をよじ登る難所続きだった
・ライオンズヘッドの頂上からの絶景はアフリカ縦断の旅を乗り越えた祝福だった
・ライオンズヘッド頂上からのYouTube動画はこちら!
・ライオンズヘッド登山のまとめ
目次
・ぼくのアフリカ大陸縦断の旅はついに最終章へ
ぼくは2024年5月8日から10月1日まで、約5ヶ月間かけてアフリカ大陸縦断の旅をした。訪れた国はエジプト、エチオピア、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、タンザニア、マラウイ、ザンビア、ジンバブエ、ボツワナ、ナミビア、レソト、南アフリカ共和国だった。
ついにアフリカ縦断の最後の国、南アフリカ共和国へと入国した。南ア最初の街は大自然と大都会が見事に融合した美しきケープタウン。初日は治安良好なウォーターフロントを散策し、2日目はアフリカの旅の終わりを象徴する喜望峰へと足を運び、その夜には祝杯に1万円以上する和牛を食べた。

3日目はケープタウン中心部からも眺めることができるライオンズヘッドへ登山に出かけた。ぼくが泊まっている安くて綺麗で朝食が最高に美味しい91 Loop Boutique Hostelからライオンズヘッドまでは歩いて行くことができる。途中にカラフルな家並みで有名なボカープ地区に立ち寄り、アパルトヘイトの歴史とマレー半島との不思議な繋がりを感じた。
・スーパーマーケットのKWIKSPARで登山の食料を調達
ライオンズヘッドまで歩いていると、節約旅の味方スーパーマーケットのKWIKSPARがあったのでお昼ご飯にドーナツやフルーツなどを買った。当然ライオンズヘッドの登山道や頂上には売店などないので、食べるものが欲しい人はここで買っておくといいだろう。
ケープタウンではあまりスーパーマーケットを見かけず、あったとしても鉄道駅などの人がいっぱいで治安が悪そうなエリアにあるので行きにくかったが、ここなら比較的治安も悪くなさそうで安心して立ち寄ることができるだろう。安いし、おかずなども購入可能で夜ご飯をここで買うのもいいかも。
・ライオンズヘッドの最初は軽い登山、最後は崖をよじ登る難所続きだった



ボカープ地区やスーパーマーケットなど色々寄り道したので遅くなったが、ようやくライオンズヘッドの登山を始める。登山と言ってもライオンズヘッドは標高669mなので軽いトレッキングのような感じでそんなにしんどくはない…と最初は思っていた。

上へ上へと登っていく度に目下に広がる風景が次々に変わって行くのでとても楽しい。ライオンズヘッドの頂上を中心としてその周囲を360°回るように登山して行くので、360°全ての景色を見られるとても贅沢な時間だった。




白く輝くケープタウンの街並みやエメラルドグリーンの海、そしてその向こうに広がる山々の絶景がぼくの心を掴んで離さない。かと思えば緑豊かでなだらかな丘が現れたりして目まぐるしく美しい風景が移り変わっていく。



9月のケープタウンは春で花々も咲き誇りまるで天国にでもいるような気分だ。空は晴れ渡り頭上にはひとかけらの雲もない。



のんびりと登山していたが、道の後半くらいから雲行きが怪しくなってきた。道幅も狭くなり、険しい道が続いていく。狭路から落ちないように鎖を掴みながらおそるおそる進む。何だかさっきまでの楽しいお散歩というよりは、本格的な登山が始まったという気配がする。










最後の方になるともはや崖登りみたいになり、目の前に垂直に立ちはだかる岩を梯子を使って登らないと先へ進めない場面まで出てきて驚愕した!ライオンズヘッドは最初と最後のギャップが激しすぎる!最初の方はなだらかな登山道だったのに、最後の方は急勾配で手を使ってよじ登らなければならないほどの険しい道のりとなった。後半は普通に滑ったり落ちたりしたら大怪我すると思うので、慎重に登らなければならない。
・ライオンズヘッドの頂上からの絶景はアフリカ縦断の旅を乗り越えた祝福だった

それでも梯子をよじ登り、岩をよじ登り、崖をよじ登った先にあるライオンズヘッドの頂上には、これまで経験したことのないほどの素晴らしい絶景がぼくたちを待っていた!



もはや言葉で表すことができないほどの大迫力の絶景の数々!




頂上からも360°ケープタウンの風景を見下ろせるので、様々な絶景ポイントを発見することができ、これ以上にないフォトジェニックな写真をいくつも撮ることができる。写真撮影は岩から落ちないように注意!(落ちたら本当に死ぬと思う)

実はぼくの中ではアフリカ大陸縦断の旅の終わりの象徴と言えば、喜望峰よりもどちらかというとこのライオンズヘッドからの絶景というイメージがあったので、今それを目の前にしていると思うと感慨深かった。本当に最高の景色!まるで苦難と喜びに満ちたアフリカ縦断の旅を乗り越えたご褒美としてこの絶景を与えられたかのようだ。


ライオンズヘッドの登山に激しくエネルギーを消耗したのでお昼ご飯。さっきスーパーで買ったドーナツとみかんをもぐもぐ。こんな絶景を見ながら食べるとドーナツもみかんも何だかすごく特別な食べ物のように思えてくるから不思議だ。

登山にかかった時間は、登山道の入口から数えると1時間半いかないくらいだった。


写真も撮りまくり、ライオンズヘッドからの絶景を満喫して下山。帰り道は特に、滑って転び落ちないように注意したい。ぼくはこのライオンズヘッドに登ってケープタウンをますます大好きになった。お洒落な大都会だけならまだしも、徒歩圏内でこんな大自然や大絶景までもを気軽に味わうことがきる街なんて他にあるのだろうか。街並みも本当に美しいし、美味しいものも多いし、お洒落なお店も充実しているし、センスがいいものも売っているし、その上大自然と大絶景が隣接しているなんて素晴らしすぎる!後は治安さえよければ最高なんだけど、治安は将来のケープタウンに期待したい。
・ライオンズヘッド頂上からのYouTube動画はこちら!
・ライオンズヘッド登山のまとめ
・ライオンズヘッドはケープタウン中心部から徒歩圏内
・途中にあるスーパーで食べ物を買っておくと便利
・ライオンズヘッド登山は最初はなだらか、最後はほぼ崖登り
・登山にかかる時間は1時間半いかないくらい
・岩から滑ったり落ちたりすると最悪死ぬので要注意
・アフリカ縦断の大冒険の記事一覧はこちら!
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