タンザニア北部の町モシでキリマンジャロを見よう！！！！！
モシのKilimanjaro Wonders Hotelの屋上カフェからはキリマンジャロの絶景が見渡せた
・ぼくのアフリカ大陸縦断の旅
・タンザニア北部のモシはキリマンジャロ登山の拠点
・モシのKilimanjaro Wonders Hotelの屋上からはキリマンジャロの絶景が見渡せた
・キリマンジャロ全体の勇姿が見たいならアンボセリがおすすめ
目次
・ぼくのアフリカ大陸縦断の旅
ぼくは2024年5月8日から10月1日まで、約5ヶ月間かけてアフリカ大陸縦断の旅をした。訪れた国はエジプト、エチオピア、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、タンザニア、マラウイ、ザンビア、ジンバブエ、ボツワナ、ナミビア、レソト、南アフリカ共和国だった。
・タンザニア北部のモシはキリマンジャロ登山の拠点
第6ヶ国目のタンザニアでは、まず北部の街モシに滞在した。モシはキリマンジャロ登山の拠点として有名であり、一緒にアフリカを旅していた台湾人の哲ちゃんもキリマンジャロ登山に興味津々だったが、ぼくはアフリカに登山道具なんて持って来ていなかったし、どれだけ探しても料金が最低でも1700ドル以上はするということだったので全く興味がなかった。
それに加えて道具のレンタル料もかかってくるのだからものすごい出費になってしまう。もちろんキリマンジャロ登山をすることで自分の心が幸福になるのなら1700ドル以上でも支払う価値があるのだろうが、ぼくは自分自身がキリマンジャロを登ることによってどうしても1700ドル以上の幸福感が得られるとは思えなかった。どうやらキリマンジャロの国立公園に入る入場料だけでものすごいお金が必要になる結果、このような高額料金になるらしい。ウガンダやルワンダで野生のマウンテンゴリラを見に行くツアーが極めて高額なのと同じ仕組みのようだ。
最初は登る気だった哲ちゃんもその高額料金のせいで次第に気力を失い、結局登らないことになった。登ってきていいよ、ぼくはザンジバルでゆっくりあなたを待っているよと勧めたのだが、モシからキリマンジャロを眺めるだけとなった。
だいたいキリマンジャロなんて登って楽しいのだろうか。あんなもの富士山と同じで、下から眺めるから美しいのであって、別に上まで登ったからと言って下から眺める富士山以上に美しいものなど見られないのではないかというのがぼくの意見だった。キリマンジャロも下から見れば富士山と似たような形状で美しいが、登った際の風景が美しいなんていう噂は聞いたことがない。トレッキングが運動になって楽しいから登るというのではあれば、ぼくはその辺の無料の丘にでも登るだろう。
・モシのKilimanjaro Wonders Hotelの屋上からはキリマンジャロの絶景が見渡せた
しかしモシに滞在したからと言って、そう簡単にキリマンジャロが見られるというわけでもなかった。やっぱり高い山なので天候に左右される部分が大きいし、ケニアのアンボセリ国立公園でも学んだようにやはり早朝と夕方に見られやすいようだ。また例え見えたとしても建物やビルも多く、なかなかキリマンジャロ全体を見渡すことは難しいようだ。
調べてみた結果、モシのホテルの屋上のカフェのようなところからキリマンジャロが綺麗に見える場所があるということで訪れてみることにした。
そのホテルの名前はKilimanjaro Wonders Hotel。屋上は食事も飲酒もお茶もできるカフェのような空間になっていた。高い場所にあるので建物に邪魔されず、キリマンジャロの雄大な絶景を望むことができた。
高級ホテルだけあってメニューの料金も高めだったが、せっかくモシに来たのだからキリマンジャロの勇姿を見るために紅茶だけで長居するのもおすすめだ。Wi-Fiも使うことができ、タンザニアらしい素晴らしい景観に見守られながら、作業も捗るかもしれない。
・キリマンジャロ全体の勇姿が見たいならアンボセリがおすすめ
モシからのキリマンジャロの絶景はとても美しかったものの、木々があるので完全に全体が見渡せるという感じでもなかった。やっぱりモシはキリマンジャロをみる場所ではなくて、登り始める場所なのかもしれない。
一方でケニアのサファリであるアンボセリ国立公園からはキリマンジャロの全体像の絶景を思う存分堪能できたので、動物＋キリマンジャロの絶景を求めて行くのもいい思い出になるだろう。
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