ワインがそんなに飲めなくてもワイントラムツアーは楽しい!!!!!

おすすめのワイナリーは?ケープタウンからのワイントラムツアーは美しい風景や食事、スイーツも魅力的だった
・ぼくのアフリカ大陸縦断の旅はついに最終章へ
・City Sightseeingのワイントラムツアーの料金とややこしい内容の詳細
・ワイントラムのネイビーラインで訪れられるワイナリー一覧
・Allée Bleueで最初のワインテイスティング
・Bartinneyの美しいフランシュフックの風景と自家製のジン
・Le Pommierのランチとピザに合ったワインのセット
・Plaisir Platformのお洒落で安いチョコレート屋さん
・ワイナリーとレストランのあるVrede en Lust Platform
・お酒が得意じゃなくてもワイントラムツアーを楽しむことは可能!
目次
- ・ぼくのアフリカ大陸縦断の旅はついに最終章へ
- ・City Sightseeingのワイントラムツアーの料金とややこしい内容の詳細
- ・ワイントラムのネイビーラインで訪れられるワイナリー一覧
- ・Allée Bleueで最初のワインテイスティング
- ・Bartinneyの美しいフランシュフックの風景と自家製のジン
- ・Le Pommierのランチとピザに合ったワインのセット
- ・Plaisir Platformのお洒落で安いチョコレート屋さん
- ・ワイナリーとレストランのあるVrede en Lust Platform
- ・お酒が得意じゃなくてもワイントラムツアーを楽しむことは可能!
- ・アフリカ縦断の大冒険の記事一覧はこちら!
・ぼくのアフリカ大陸縦断の旅はついに最終章へ
ぼくは2024年5月8日から10月1日まで、約5ヶ月間かけてアフリカ大陸縦断の旅をした。訪れた国はエジプト、エチオピア、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、タンザニア、マラウイ、ザンビア、ジンバブエ、ボツワナ、ナミビア、レソト、南アフリカ共和国だった。
ついにアフリカ縦断の最後の国、南アフリカ共和国へと入国した。南ア最初の街は大自然と大都会が見事に融合した美しきケープタウン。初日は治安良好なウォーターフロントを散策し、2日目はアフリカの旅の終わりを象徴する喜望峰へと足を運び、その夜には祝杯に1万円以上する和牛を食べた。3日目はケープタウンの大絶景を望めるライオンズヘッドを登山した。途中でカラフルな街並みのボカープ地区も立ち寄った。
・City Sightseeingのワイントラムツアーの料金とややこしい内容の詳細

ケープタウンは素敵な場所や見所が多過ぎて、何日滞在しても足りることがなさそうだ。4日目はケープタウン近郊のワイナリーを訪れるためのワイントラムツアーに参加。喜望峰へ行った時と同じように今回も赤バスのCity Sightseeingのツアーを利用した。City Sightseeingのツアーはオンライン予約が可能なのでとても便利だ。ツアー名はFranschhoek Wine Tram Xplorer Tour(ここから予約可能)で、料金は649ランド(5200円ほど)だった。ちなみにこの料金にはウェルカムドリンクが1杯含まれているだけで、ワイナリーでのワイン代などは自腹となる。
ワイントラムツアーをオンライン上で申し込む際は様々な選択を迫られるので非常にややこしかった。まずワイントラムツアーのコースには5種類がありブルーライン、レッドライン、ピンクライン、ネイビーライン、オレンジラインから選ぶことができる。それぞれのラインで訪れることのできるワイナリーが異なってくるようだ。ぼくたちは別にどこでもいいので空いていたネイビーラインを選択した。コースは季節によって異なるが、ネイビーラインは1年中利用できるようだ。
さらにワイントラムツアーではトラムとバスを乗り継ぐらしく、ツアーの中でトラムに先に乗るかバスに先に乗るかも申し込む際にオンライン上で選ぶことができるが、別にどちらが先でも訪れるワイナリーが変わるわけでもないので激しくどうでもよく、適当にバスを先にした。
・ワイントラムのネイビーラインで訪れられるワイナリー一覧


ツアーはウォーターフロントから8時15分にバスで出発する。ケープタウン中心部からウォーターフロントまでは赤バスが出ており、ぼくたちは泊まっている宿91 Loop Boutique Hostelから近いCity Sightseeing Downtown Tour Officeから7時半に赤バスに乗り込んでウォーターフロントまで行き、そこで8時15分発のワイントラムツアーのバスに乗り換えた。1時間ほどで目的地に到着!

ネイビーライン(バスファースト)の時刻表

それぞれのワイナリーの値段
現地に着くと時刻表のようなものが手渡される。この時刻表に沿ってぼくたちは自分自身で計画を立てて行くことになる。ネイビーラインで訪れることができるワイナリーは以下の通りだった。
Allée Bleue
Camberley
Bartinney
Le Pommier
Zorgvliet
Groot Drakenstein Terminal
Plaisir Platform
Vrede en Lust Platform
Groot Drakenstein Terminal
Boschendal Platform
ぼくたちは絶対にここに行きたいというワイナリーがあったわけでもないので(というかそんなに詳しくわからない)、結局成り行き任せになった。例えば酔っ払ってやかましいおばちゃん集団が降りたからここのワイナリーはやめておこうとか、ランチタイムになってお腹も空いてきたからここでご飯を食べようとか、そういう適当な感じだった。そんな感じで結局ぼくたちが訪れたのはAllée Bleue、Bartinney、Le Pommier、Plaisir Platform、Vrede en Lust Platformだった。
・Allée Bleueで最初のワインテイスティング







バスに乗ってまず最初に訪れたのはAllée Bleue。最初のワイナリーなので当然ワインのテイティングを注文(85ランド=700円くらい)。

Allée Bleueのメニュー
するとここでふと気付いたのだが、これがぼくがアフリカ大陸縦断の旅の中でお酒を飲む最初の機会だった。その事実からもわかるようにぼくはそんなにお酒を好きというわけでもない。この日は日本人男子3人で訪れたが、実はみんなそんなにお酒が強いわけでもなさそうだったので、ワインのテイティングを1つだけ注文して3人で分けることにした。最初のワイナリーで深酔いなんてしてしまったら大変だ。


出てきたのはロゼ、赤ワイン、白ワインの3種類。量もそんなに多くなさそうに見えたが、3人で分けてもぼくは結構酔っ払ってしまった。そもそもそんなにお酒が得意ではない3人が、南ア=ワイン巡りというイメージに惑わされてついついワイントラムツアーなんかに参加してしまったが、実際には3人ともそんなにお酒を飲みたいというわけでもなかったことが発覚した。
ぼくは内心この最初のワイナリーの時点で、さぁ南アで美味しいワインを飲んだことだしもう満足だ、もうこれ以上ワインはいいかなという気持ちになっていた。これでは何のためにワイントラムツアーに参加したのかわからず、この先が思いやられる。


しかしAllée Bleueから見えるブドウ畑や自然豊かなフランシュフックの風景が美しく、この景色を見ただけでワイン以上に心が満たされる思いだった。ぼくはこのフランシュフック周辺の景色がまるでフランスの田舎のように美しいと感動していたが、ぼくのその感想は正しかったらしく、そもそもフランシュフックという町の名前は「フランス人の街角」という意味らしい。
・Bartinneyの美しいフランシュフックの風景と自家製のジン




Bartinneyのメニュー
次に訪れたBartinneyでは、ぼくはワインを早々にギブアップしあろうことか紅茶を飲み始めた。しかしこの紅茶はピーチティーでほんのり甘い桃の香りが他にはない感じで美味しくとても満足した。


そしてやっぱりフランシュフックの風景は美しい!フランシュフックの風景を眺められるなら、ワインだろうが紅茶だろうが何でも美味しく感じられてしまうだろう。

ここBartinneyでは自家製のジンも有名らしく、マーティンが頼んだのを飲ませてもらったがすっきりとした味わいでとても美味しかった。
・Le Pommierのランチとピザに合ったワインのセット

次に訪れたLe Pommierではランチをいただいた。ここで食べたパスタは量も多くて美味しくて大満足だった。


マーティンが頼んだ小さなピザが4つ食べられるセットもお洒落で美味しそうだった。4つのそれぞれのピザに合った4つのワインが提供されるという面白いシステムになっていた。
・Plaisir Platformのお洒落で安いチョコレート屋さん




Plaisir Platformへ行くためにはバスからレトロでお洒落なトラムに乗り換える。トラムではウェルカムワインを1杯いただくことができた。






そしてこのPlaisir Platformがぼくの中ではめちゃくちゃおすすめだった。何とここはワインだけではなくチョコレート屋さんやパン屋さん、ピザ屋さん、お茶屋さんなど様々な種類の店舗が充実しており、ワインに飽きた人にとっては天国のような場所だった。それからやっぱり内装がお洒落!南アは本当に内装にこだわっているお店が多く、やっぱり白人社会の影響が色濃く残っているのだろうか。アフリカを縦断して旅してきたけれど、まるで先進国のようなこんなにお洒落な空間がアフリカにあるのかと信じられない思いだった。

ぼくはチョコレートを持ち帰りで注文した。12個買っても150ランド(1200円くらい)だったが、日本で買ったらこんなに安いことはあり得ないので大満足だった。12個全部違う味を自分で選べたのも嬉しい。南アは他のアフリカ諸国と比べて物価が高くお得感を得られにくかったが、やっぱり安いものは安いようだ。
・ワイナリーとレストランのあるVrede en Lust Platform


最後に訪れたVrede en Lust Platformにはワイナリーの他にレストランやパン屋さんもあった。しかしここへ来た時点でぼくたちは正直言って割と疲れていたので、もうワインも飲みたくないし、食事を食べたいわけでもないし、パンも安いわけでもないしで時間を持て余してしまった。ガーデンがあると書いていたが、そんなに見応えがあるわけでもなかった。
・お酒が得意じゃなくてもワイントラムツアーを楽しむことは可能!

希望のワイナリーを全て見終わって最終的に16時35分にGroot Drakenstein Terminalへと戻ってきた。
お酒をそれほど飲めるわけでもないのに南ア=ワイナリーというイメージだけで参加してしまった今回のワイントラムツアーだったが、ワインだけではなくてフランシュフックの美しい風景を楽しんだり、美味しいランチを食べたり、お洒落なお店でチョコレートを買えたりして結果的にとても充実した思い出となった。お酒がそんなに得意ではなくても、このワイントラムツアーを楽しむことは十分にできるだろう。ワイナリーによってそれぞれに特徴があるので、グーグルマップなどで調べて事前に自分の行きたいワイナリーの目星を付けておくとより充実した体験ができるかもしれない。
・アフリカ縦断の大冒険の記事一覧はこちら!
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