どこまでも広がる千本桜の絶景!奈良県吉野山で名物の柿の葉寿司と萬松堂のお団子をいただいた

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春の奈良県吉野山に広がる桜の万華鏡の世界!!!!!

どこまでも広がる千本桜の絶景!奈良県吉野山で名物の柿の葉寿司と萬松堂のお団子をいただいた

・奈良県吉野の勉強合宿の思い出
・吉野山の桜の特徴と、古代信仰のつながり
・吉野山のお花見は駅から徒歩で十分楽しめた
・吉野山散策の開始!下千本から桜の万華鏡の風景が続く
・金峯山寺の蔵王権現は一生に一度は見るべきとてつもない秘仏
・桜を見ながら「萬松堂」のお団子と名物の柿の葉寿司を食べる幸せ
・金峯山寺周辺の中千本の桜の絶景
・美しい桜を眺めながらの吉野の散策は時間を忘れる
・上千本から見る吉野山の桜の絶景はどこまでも続く絨毯のようだった

・奈良県吉野の勉強合宿の思い出

奈良県の吉野といえば、ぼくの中では“勉強合宿の場所”というイメージだった。ぼくの中学高校では夏休みの間に「勉強合宿」という、泊まり込みで吉野山にこもってただひたすらに勉強するという苦行が待ち構えていたのだった。その勉強合宿では昼の間にみっちり授業を受けた後で、夜になると100分間の自習を立て続けに2コマもこなすという血も涙もない合宿だった。

しかしそうは言ってもやっぱり学校から遠出する友達と一緒の中学高校時代の合宿はテンションが上がり、100分間の自習でも大量にあった夏休みの宿題を効率終わらせるのに役立ったので、実際は苦行というよりも楽しい思い出となった。それでもぼくの中では“吉野=勉強合宿”という方程式が、脳に深く刻まれたのだった。

しかし世間一般に言えば奈良の“吉野=桜”のイメージが最も典型的であるらしい。ぼくは暑い夏にしか吉野に行ったことがなかったので桜のことなんて全く知らなかったが、大人になるにつれ吉野といえば桜という世間一般の常識がぼくにも伝来し、あの勉強ばかりの思い出の吉野の桜がどんなに素晴らしいものなのかぜひ確かめてみたくなり、ついに懐かしの吉野へ桜を見に出かけることになった。

 

 

・吉野山の桜の特徴と、古代信仰のつながり

吉野山の桜の特徴は、なんと言っても長い期間にかけてお花見を楽しめることにある。吉野山の桜はそのエリアによって下千本、中千本、上千本、奥千本と分かれており、山下から山上にかけて、また南から北にかけて順に桜が開花していくので、春の季節の中のどの時期に訪れても、吉野山のうちどこかのエリアの桜が見事に咲いている様子を見ることができるのだという。桜というのはすぐに散ってしまう儚さが特徴だが、吉野山では広範囲に植えられた大量の桜が次々に時間をかけて順番に咲いて行くので、見頃も長いということなのだろう。

吉野山には平安時代の古来より桜が多く植えられ、シロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が密集しているという。日本古来の山岳宗教である修験道(しゅげんどう)の開祖とされる呪術者の役行者(えんのぎょうじゃ)が、吉野の大峰山で修行を積んだ結果として金剛蔵王菩薩(こんごうざおうぼさつ)が出現し、これを感得し、蔵王権現像を彫った。その時に用いられた木材が桜の木であったことから、神木の桜は吉野で大切にされ続けているのだという。

 

・吉野山のお花見は駅から徒歩で十分楽しめた

ぼくは中学高校の勉強合宿の時は、いつも近鉄吉野駅から吉野山の宿までバスで登っていたので、吉野山というのは駅からバスでしか行けないほど広くて険しい場所なのだろうと思い込んでいたが、実際にお花見で吉野山を訪れると、健康で体力があれば桜を見渡すための全て場所へ駅から気軽に歩いて行けるということがわかった。それでもやはり歩くと時間はかかるので、朝の早い時間から吉野に到着しておくと、1日中吉野の壮大な桜の風景をゆっくりと楽しめるだろう。

 

・吉野山散策の開始!下千本から桜の万華鏡の風景が続く

ぼくが吉野山を訪れたのは2021年3月31日だったが、これでもかと言わんばかりの桜の絶景がどこまでも続いていて本当に感動した!

まずは吉野駅から吉野山の中心地である金峯山寺(きんぷせんじ)まで緩やかな坂を登っていく。駅からちょっと歩くだけで下千本の桜だらけの光景が目の前に飛び込んできて、最初の段階から吉野の桜に期待が持てる。

 

・金峯山寺の蔵王権現は一生に一度は見るべきとてつもない秘仏

 

金峯山寺まで到着した後は、金峯山寺で限定公開されている蔵王権現の秘仏を鑑賞した。撮影禁止だったけれど、この金峯山寺の蔵王権現の大仏は本当にすごい!ぼくが今まで見た中で最も衝撃的で心惹かれる大好きな仏像だ。紀伊山脈の奥地で青い顔面をした怒りに満ちた巨大で不思議な仏像が隠されているかと思うと、それだけで胸が熱くなる。

しかし入場料は1600円とかなり高額だった。そこらへんの高い美術館や博物館よりもさらに高くてびっくり!けれど1600円支払ってでも、一生に一度は見ておく価値は絶対にあると断言できる素晴らしく荘厳な秘仏だ。

 

蔵王権現像を見終わった後は、金峯山寺と桜の風情ある風景を写真に収めた。

 

・桜を見ながら「萬松堂」のお団子と名物の柿の葉寿司を食べる幸せ

金峯山寺の前にある「萬松堂」に美味しそうなお団子が売っていたので思わず買ってしまった!これもお団子4本と草餅6個で1300円となかなか高額!吉野観光ってお金がかかるなぁ!スーパーでお団子と草餅買ってくればこの量なら300円で済みそう。今度からスーパーでお昼ご飯やお菓子などもろもろ買ってくるべきかもしれないなぁと検討しつつ、吉野の桜に囲まれて美味しいお団子を食べられるのだから仕方ないと1300円を支払った。

奈良名物の柿の葉寿司も買って、暖かな春の日差しの中で桜を見上げながらランチを楽しんだ。お団子も美味しかったし、やっぱり吉野は満足感が高い!

 

・金峯山寺周辺の中千本の桜の絶景

金峯山寺周辺では中千本の山々の桜の絶景を眺めることができた。

 

・美しい桜を眺めながらの吉野の散策は時間を忘れる

ランチを食べた後は、吉野山のもっともっと奥まで登っていく。結構長い距離を歩いたけれど、次々に目の前に現れる美しい桜の風景を見ながらだと全く苦にはならなかった。むしろのどかな春の日の楽しいお散歩という感じだった。

 

 

・上千本から見る吉野山の桜の絶景はどこまでも続く絨毯のようだった

上千本からの桜の絶景!はるか向こうに桜に囲まれた風情ある神秘的な金峯山寺の姿が見えて、かなり遠くまで来たんだなぁと実感させられる。山々が桜で埋め尽くされてまるでどこまでも広がる幻想的な桜の絨毯のよう!世界遺産である紀伊山脈のポテンシャルの高さを改めて思い知られる思いだった。

 

 

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