宿を閉めだされたり募金詐欺も!スペイン巡礼で起こった7つのトラブルを大公開

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平和なスペイン巡礼の道にも、トラブルはある!!!!!

宿を閉めだされたり募金詐欺も!スペイン巡礼で起こった7つのトラブルを大公開

・スペイン巡礼の道は平和そのもの
トラブル1.アルベルゲを締め出された!
トラブル2.足の裏にできたマメが痛かった!
トラブル3.泊まれるアルベルゲが見つからなかった!
トラブル4.アルベルゲのベッドが知らない人に取られた!
トラブル5.道を間違えて全然違う道を進んでいた!
トラブル6.募金詐欺に遭った!
トラブル7.聖地サンティアゴのミサにバッグパックを持ち込めなかった!

・スペイン巡礼の道は平和そのもの

スペイン巡礼(フランス人の道)とは、スペイン北部のキリスト教の聖地・サンティアゴまで続く約800kmの道のりを約1ヶ月かけて歩く巡礼の旅のことである。スペイン巡礼の道は平和そのものなので大きなトラブルもなく平穏な日々が続いたが、流石に1ヶ月も旅しているとちょっとしたトラブルくらいは起きて困ったこともあったので、ここにぼくがスペイン巡礼で経験した6つのトラブルを紹介しようと思う。

 

 

トラブル1.アルベルゲを締め出された!

ぼくがスペイン巡礼で起こったハプニングといえば?と頭で思い返したときに真っ先に出てきた思い出がこれ!これは本当にスペイン巡礼でもいちばんつらい思い出でしかも巡礼2日目の出来事だったので心が折れそうになった。なんと夜中にアルベルゲ(宿)に入れなくなってしまったのだ!

この出来事はスペイン巡礼1日目に宿泊したロンセスバーリェスのアルベルゲで起こった。前日の雨の影響で道がぬかるんでいたので靴が泥だらけになってしまったぼくは、自分の運動靴を手洗いし、それを洗濯場に干したままにして夜中も乾かすために取り込まずにいた。しかしその日の夜はまさかの雨!天井に雨が当たる音で深夜4時ごろに目が覚めたぼくは、運動靴を取り込まなければと急いで寝間着(ユニクロのヒートテック上下1枚ずつだけ!)のままで外に出て、運動靴を手に持って、アルベルゲの扉を開けようとした瞬間、衝撃の事実を知ることになる。なんとアルベルゲの扉は頑丈なオートロックだった!

外は雨が降り続いていて風もかなり強い。寝間着のままでは寒すぎるけれど、アルベルゲに入れる扉もない!巨大なアルベルゲでもちろん従業員は夜中対応しておらず、インターホンを押しても無反応!仕方なく巨大なアルベルゲの周囲を回ってどこか入れる扉はないかとさがし回ったが、全ての扉は閉ざされていて入れなかった。なんとか屋根だけは見つけてそこで雨だけはしのげたものの、風は強いし、何より寒い!!!いつアルベルゲに入れるのだろうと深夜のスペインのロンセスバーリェスの村の片隅で背中を丸めて座ってじっと耐えていた。寒いし、眠いし、つらい絶望的な状況で待つこと1時間、中から誰かが出てきたのでやっと中に入ることができたが、その1時間は冗談抜きで本当に永遠のように感じられた。

さらにこれは早朝の出来事で、これからぼくはその日も20km歩かなければならないという事実が信じられずに絶望した。まさに早朝にして既に、1日分疲れていたのだった。

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トラブル2.足の裏にできたマメが痛かった!

スペイン巡礼に最も典型的で、おそらく誰もが見舞われるトラブルだと思われる足裏のマメ!周囲でも苦しんでいる人が多かった印象だ。

今までの人生に足のマメに苦しんだことなんてなかったのに流石に800km歩くと状況は違った!ぼくの場合靴が自分の足に合っていないことに、巡礼で毎日長距離を歩いてから初めて気づいたのだった。ぼくの靴は、実はぼくの足には少し小さかったのだ!そんなにめちゃくちゃ歩くことのない日常生活では不便もなくそんなこと気づきもしなかったが、スペイン巡礼の果てしない道のりはぼくに、自分の靴が自分の足に合っていないことを足裏に痛いマメを作ることで教えてくれた。

ぼくは合っていない運動靴を捨て、はるかに通気性のよい登山用のサンダルで巡礼を始めた。サンダルで巡礼なんかできるのかと最初は不安だったが、サンダルに変えたのは大正解のようで、これ以降マメに苦しむことはほとんどなくなった。マメには上から厚いテープを貼り付け、外部との摩擦を遮断した。日本でしか見かけることのない5本指の靴下は指のマメ対策に効果テキメンだという噂を聞いたが、確かに指が摩擦を受けない分マメ対策に合理的だ。スペインには売っていないので日本で準備しておくべきだった!

マメは痛くて苦しかったがよかったこともあった。巡礼の道で友達になった人々がアドバイスをくれたり医療道具をくれたりして、人の心のあたたかさに触れられたことだ。困っている人がいればみんなお互いに助け合いながらスペイン巡礼の道は進められる。与えられたり与えたりしながら続いていく旅路は、普通の旅ではなかなか感じられない人々の慈悲の心に満ちていた。

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トラブル3.泊まれるアルベルゲが見つからなかった!

アルベルゲは主要な村にはいくつもあるので、予約せずにそのまま訪れてもベッドが空いている場合が多い(スペイン巡礼では普通宿の予約はしない)。しかしごく稀に他の巡礼者の人数や行事のタイミングの関係で、いくらたくさんのアルベルゲを訪ねても満員だと言われてしまうときは絶望した。ぼくたちはその村にたどり着くまでに既に20〜30kmは歩いているのだから、もはやアルベルゲをさがして村の中をうろちょろする元気は残っていないはずのに、ベッドの空きのあるアルベルゲをさがして村中をさまよい歩かなければならない運命に遭った時には疲労に打ちひしがれていた。

幸い今回の巡礼の旅では、その村全てのアルベルゲが満席でその村に泊まれないから次の村まで追加で歩かなければならないという事態には陥らなかった。ぼくの感覚ではなかなか泊まれるアルベルゲが見つからなかったのは、最初の3日間と最後のガリシア地方だ。最初の3日間はみんな巡礼を始めたてで人数がまとまって集中しているのだろう。そのあとは次第に泊まる村もバラけて、アルベルゲが混雑しているということはほぼなくなる。

しかし巡礼最後のガリシア地方では、手軽に巡礼を楽しみたいという聖地サンティアゴまでの短距離巡礼者が爆増するので、その影響でアルベルゲが満員のことが多かった。スペインの高校には遠足でガリシア地方開始の巡礼を経験するプログラムもあるようで、学生の集団と一緒の期間に当たると道は混雑して歩きにくいしアルベルゲは満員になりやすいしで大変だった。それはタイミングの問題で仕方ないので、もはや早起きの巡礼を頑張るしかない。

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トラブル4.アルベルゲのベッドが知らない人に取られた!

これは一緒に巡礼していたぼくの友達のてらちゃんの話だが、アルベルゲに到着して自分のベッドを決めて、そこに自分のベッドの証としてバッグパックを横に置き、外にご飯を食べに出かけてアルベルゲに戻ってくると、他の人の持ち物がてらちゃんのベッドに散乱していたことがあった。てらちゃんはバッグパックをきちんと横に置いていたのに、それだけではそのベッドが確保済みだと伝わりにくかったようだ。

てらちゃんはアルベルゲの人に話してなんとかベッドを取り戻せていたが、面倒なエネルギーを使わなくてもいいように、このベッドは確保済みだという主張はなるべく派手にやった方が伝わりやすいのかもしれない。

 

 

トラブル5.道を間違えて全然違う道を進んでいた!

スペイン巡礼は800kmも歩くのだから道に迷いそうだと心配に思われるかもしれないが、心配はご無用だ。なぜならスペイン巡礼の道の上にはホタテ貝や黄色い矢印のマークが至るところに設置されていて、巡礼者を聖地サンティアゴまで導いてくれるからだ。というわけでほとんどの場合は安心なのだが、それでもボーっとしていると、たまに道を間違えることがあった。

まず都会は道を間違えやすい。田舎の道のように何もないところでは黄色い矢印や目印を見つけやすいが、都会には色々なものがあふれていて注意が散漫になってしまい、その中で黄色い矢印を見つけるのが困難になってしまうこともあった。

また間抜けなことだが、たとえ田舎の道でも、真剣に話をしていると黄色い矢印を見損なって全然違う道を歩いているということがたまにあった。しかしいずれの場合も地元の人が教えてくれたり、Googleマップを頼りにしたりして、どんなにちょっと軌道を外れても、巡礼者はきちんと聖地サンティアゴへと導かれるようになっている。

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トラブル6.募金詐欺に遭った!

のどかで穏やかで犯罪とは無縁と思われるスペイン巡礼の道の上で、唯一怪しかったのは募金詐欺疑いの人々に遭遇したことだった。彼らは田舎の道で巡礼者を引き止め(必死に歩いているのに引き止められてその時点でかなりうんざりする)、何かボランティアのような説明書きを見せられ、署名するように求めてくる。人助けだし署名くらいならばいいかと、巡礼を足止めされて疲れてうんざりしている心を必死に隠して署名すると、なんと署名の最後には寄付する金額を書き込む空欄が!

ぼくは本当に肉体が疲れ切っている中で足止めされてかなりうんざりしていたのに、その上署名までちゃんとしたのにその後でお金を求めてくるなんてどうかしている、なんて欲張りなんだと感じ、空欄に0ユーロと書いて先を急いだ。後ろから何か文句を言われているような気がしたが、無視した。もはやあの場所では、何かを買うわけでもないのにポケットから財布を取り出して、さらにその中からお金を取り出して渡すという行為をするほどの気力が残っていないほど疲れていたのだ。

後から聞くとあれは典型的な募金詐欺だという噂を聞いた。思い返してみると結構手が込んでいたなぁとも感じられる。詳細は一記事にまとめたのでよければご覧ください!

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・トラブル7.聖地サンティアゴのミサにバッグパックを持ち込めなかった

800kmのスペイン巡礼の道のりを歩ききって、この旅で最後のミサに参加した。本来ならサンティアゴ大聖堂で行われるところなんと絶賛大工事中だったので、代わりにサンフランシスコ教会というところでミサが行われた。ぼくたちはミサが終了してすぐにバス停に行ってフィステーラへと向かう予定だったので大きなバッグパックを持参したところ、なんとミサにはバッグパックを持ち込んではいけないと言われてしまった!!

ミサはもうすぐ始まるのにバッグパックをどこかに預けなければならない!今日泊まった宿に戻りたいけれど宿は遠すぎてミサに間に合わない!仕方なく近くにあったPigrim’s reception officeに預けるようにアドバイスを受けたので急いで行ってみるとなんとそこは預かり料2ユーロの有料だった!こんなことなら本当に宿に置いて来たらよかったーーー!と激しく後悔したがもはや後の祭だった。

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