急に業務停止!昆明駅でチケット購入にめちゃくちゃ時間がかかったので中国の電車に乗る時は要注意

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まじで人多すぎ!!!!!

急に業務停止!昆明駅でチケット購入にめちゃくちゃ時間がかかったので中国の電車に乗る時は要注意

・昆明から麗江まで電車で行こう
・昆明は日本のように美しい都市
・日本人は行列のチケット売場に並ぶ他ない
・めちゃくちゃ時間がかかったチケット購入
・厳密なチェックを繰り返す中国の鉄道乗車

・昆明から麗江まで電車で行こう

ぼくは東南アジアの旅を終え、ラオスからバスで中国雲南省の昆明に入った。昆明で3泊した後は、夢にまで見た憧れの麗江へ行く予定だ。

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昆明から麗江まではバスよりも高速列車が便利だということで、ぼくは電車で麗江に向かうことにした。Trip.comで調べてみると、昆明から麗江までの電車はたくさんあってインターネット上で予約する必要もなさそうだったので、昆明駅で電車のチケットを買うことにした。

 

・昆明は日本のように美しい都市

昆明は中国雲南省初の街だったが、とても綺麗で洗練され美しく、日本の都市のようだという印象を持った。昆明の人々も優しく穏やかで、決してぼくたちが抱いているやかましい中国人像ではない。中国は経済的にも成功しているし、日本をお手本として日本のように発展できたのだろうと思い込んだ。

それゆえに昆明駅も日本のように自動販売機でチケットを購入できたり、少なくともあまり待たされずにスムーズにチケットを購入できるだろうと、ぼくは中国という国に期待してしまっていた。しかしぼくは昆明駅で、やはり中国は中国でまだまだ日本と全然違うのだということを思い知った。

 

 

・日本人は行列のチケット売場に並ぶ他ない

ぼくが昆明駅に到着したのは朝の11時。この調子だと早ければ11時台の列車に乗れるだろうと予想した。そうすれば14時台には麗江に着けるので今日は少しくらい麗江観光ができそうだ。

ぼくが期待していたチケットの自動販売機はなんと中国人しか使えず、中国人のIDカードを持たない外国人は長蛇の列に並んで、係員のいるチケット売り場を利用しなければならなかった。そのチケット売り場の列の長いこと長いこと!まじで中国って人口多いんだなとここで思い知らされた。しかもここは雲南省の首都なので余計に人が集まって来るのだろう。列が何列もあるのにそのすべてにかなり多くの人々が並んでいる。これは11時台の電車には乗れないなと予感した。

外国人はこの列に並ばなければチケットが買えないので「売票窓口(中国語はちょっと字が違う)」に仕方なく並ぶ。「票」とは中国語でチケットのことである。なおインターネットなどで席を予約していても、結局チケットを受け取るためにこの列に並ばなければならないので、オンラインでチケットを購入すればいいという問題ではない。

 

 

・めちゃくちゃ時間がかかったチケット購入

 

並んでも並んでも自分の番が回ってこない。なんて効率が悪いのだろう。なんて回転率が悪いのだろう。これが中国かと思い知る。日本なら、こんなにダラダラと遅いことなんてありえない。それでも我慢して、やっとあと5人というところまで来た時に、信じられないことが起こった!!!

 

今思い出してもこの時の絶望感は忘れられない。なんとぼくの並んでいるチケット売り係のお姉さんが休憩に入り、「暫停服務(しばらく服務を停止します)」という言葉が電子掲示板に現れたのだ!えーーー!こんなことありーーー?!?!ぼくは意味不明で混乱した。普通こういう場合、誰か別の係員が来てくれて代わりにチケット売りを担うべきではないのか?!しかしこれが中国。本当に休憩だけしたままぼくの列だけチケット売りが堂々と停止されていた。

驚いたのは、それに対して並んでいる中国人が誰一人不満を言わなかったことだ。みんな「あちゃー仕方ないなー」と諦めたような笑った顔で待つしかない運命を受け入れている。なんておおらかな人たちなのだろう!しかしこれが中国の普通であり、彼らは中国人だからそれに慣れているだけに他ならない。

まじでそのままお姉さんは20分くらい堂々と休憩して、やっとのことで戻ってきた。もはやチケット売りの回転率が悪すぎて、ぼくは12時台の電車にも乗れなかった。次の電車はなんと14時台だ。泣きそう。

 

 

・厳密なチェックを繰り返す中国の鉄道乗車

 

結局ぼくが取れたのは14時10分に着いて、17時に麗江に到着する電車だった。今日はもう麗江の観光は無理だな…。

中国の電車は乗るのも大変だった。電車に乗るだけなのに荷物検査をして、パスポートチェックをして、やっと駅構内に入れたかと思えば、乗る時にもパスポートを見せなければならないので非常にめんどくさかった。何のチェックもなく電車に乗れる国々が懐かしい。

 

昆明から麗江への電車は新幹線のような格好で、しかし中身は特に快適というわけでもなければ不快でもなく、普通だなという感想だった。ただすべての車両に監視カメラがついているし、荷物棚に乗せている荷物の紐がひとつ垂れ下がっているだけでも係員に注意され無駄に厳密な印象だった。時間に関してはしっかりしており、時間通り出発して時間通り到着した。

麗江駅から麗江古城までのバスは、駅から出るとすぐ目の前に止まっていたのでぼくは迷わず飛び乗り、宿のある麗江古城に向かった。

 

 

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