ぼくは2019年12月29日まで中国大陸横断の旅をしていました!
武漢の新型肺炎コロナウイルスで大混乱?!ぼくが実際に2019年12月に中国大陸横断して見た中国国内の様子
・中国武漢に発生した新型肺炎のニュース
・ぼくの中国大陸横断の旅路
・中国国内は武漢の新型肺炎コロナウイルスで大混乱していたというのは本当か?
・中国武漢に発生した新型肺炎のニュース
最近の日本のニュースは、中国・武漢に発生した新型肺炎ウイルスの話題で持ちきりだ。原因不明のコロナウイルスが原因で、武漢を中心に中国全土に肺炎感染が広がり続けているらしい。日本国内でも武漢から来た中国人が肺炎を発症し、日本人たちは不安のどん底へと突き落とされているというのが現状だ。
この中国に発生した新型肺炎は、12月の最後らへんに「原因不明の肺炎」として徐々に認知されてきたようだ。実はぼくは12月29日まで中国大陸南部横断の旅に出ており、なんと45日間も中国を旅していたのだった。今の中国は新型コロナウイルスで大混乱しているような報道がテレビやインターネットに流れ続けているが、実際に12月に中国を旅をして、ぼくが見た中国国内の様子はどのようなものだったのだろうか。
・ぼくの中国大陸横断の旅路
しかしぼくは中国大陸横断の旅で、もちろん武漢という街へは行かなかった。ぼくの中国大陸横断の旅路としては、まず東南アジアのラオスからバスで中国南西部の雲南省へと入国し、ずっと憧れだった雲南省を気の済むまで深く旅した。
その後には、中国の少数民族文化に触れるために、貴州省を旅した。迫力ある銀装飾の民族衣装を身にまとうミャオ族最大の村を訪れたり、
不思議な木造建築の鼓楼が立ち並ぶトン族の村を訪れたり、
中国最大の木造建築の風雨橋のあるトン族の提陽村を訪れたりした。中国貴州省の木造橋は、世界のどこでも見たことのないほど、本当に本当に美しかった!
その後はまるで水彩画のような風光明媚な風景が広がることで有名な桂林へ!
さらに中国東海岸の廈門へと東へ進行し、最終的には台湾の離島である金門島へとフェリーで渡ってぼくの中国大陸横断の旅は幕を閉じた。
まとめると、ぼくは雲南省、貴州省、桂林、廈門と、中国南部を西から東へ横断したことになる。武漢は中国中部にあるようなので、旅中はその名前を意識することも全くなかった。
・中国国内は武漢の新型肺炎コロナウイルスで大混乱していたというのは本当か?
最近のニュースを見ていると、中国国内は新型コロナウイルスで大混乱しているように伝えられているが、ぼくが旅した11月〜12月29日までの中国はどのような様子だったのだろうか。
結論から言うと、ぼくが旅した中国南部は平和そのもので、肺炎の「は」の字の噂も聞くことがなかった。新型肺炎が認知され始めたのは1月の最初らへんからだったので、当然といえば当然だが、肺炎に関する心配を何ひとつすることなく、平和に中国南部横断の旅を楽しむことができた。
しかしギリギリのその時期に中国大陸横断の旅ができて幸運だったと思う。今となってはこんな大変な状況になっているので、とても中国大陸横断の旅をしようなんて思わないだろう。今は中国という国に入ることすら憚られるような心持ちがする。
中国大陸横断の旅を遂行して、中国という国の巨大さと奥深さをまざまざと思い知らされた。日本に関連した文化も多く古くからの悠久の繋がりを感じられ、人々もおおらかで優しく、ぼくは中国が大好きになった。これは実際に中国を旅しなければわからなかった感覚だろう。もう一度すぐに中国大陸横断の旅、今度は中国北部を東から西へと進み、最終的にはシルクロードの旅へと出かけようとしていたが、今の状況だとそれも困難となるだろう。
感染がこれ以上広がらないこと、日本国内で流行しないこと、そして中国の人々に早く平和な日々が訪れるようにと、ぼくは願って止まない。