世界中の香り文化が学べる!大分県別府の「香りの博物館」が充実しすぎていて時を忘れた

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香りについて深く考えたことがありますか?

世界中の香り文化が学べる!大分県別府の「香りの博物館」が充実しすぎていて時を忘れた

・ぼくの「日本海沿いを北上する旅」+「太平洋沿いを南下する旅」=日本一周の旅
・かなり充実していた美しき大分県の旅
・香り、匂い、あるいは嗅覚について
・大分県別府「香りの博物館」は、世界中の香りの文化を学べる充実した博物館だった!

・ぼくの「日本海沿いを北上する旅」+「太平洋沿いを南下する旅」=日本一周の旅

ぼくは今までの人生で日本海沿いの地域をほとんど旅したことがなかったので、新型コロナウイルス感染拡大の影響で外国にも行けず旅人としてはこのまま日本を深めるしかないという絶好の機会に、日本海沿いを北上する車中泊の旅を決行した!

岡山県、広島県、山口県、佐賀県、長崎県、福岡県、大分県、熊本県、島根県、鳥取県、兵庫県、京都府、福井県、石川県、富山県、新潟県、山形県、秋田県、青森県、フェリーに車ごと乗り込んで北海道函館まで渡り、そのまま北海道の最北の離島、礼文島の澄海岬を「日本海沿いを北上する旅」の最終目的地とした。

そのまま北海道をぐるっと一周し、再びフェリーに乗って青森県へ!青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、長野県、岐阜県、山梨県、静岡県と「太平洋沿いを南下する旅」を完遂した。

結果的にぼくは7月〜11月までの間ほぼ4ヶ月かけて「日本海沿いを北上する旅」「太平洋沿いを南下する旅」=日本一周の旅を達成したことになる。この旅ブログ「ミズイロノタビ」では、あまりに感動的で素晴らしすぎた日本一周の旅の一部始終を公開しようと思う。

 

 

・かなり充実していた美しき大分県の旅

これまでの大分県の旅では、秘湯温泉、磨崖仏、壮大な滝、男根崇拝など様々な不思議で魅力的な風景を目撃してきた。そして最後にたどり着いたのは、珍しい「香りの博物館」だった。

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・香り、匂い、あるいは嗅覚について

香りといえばぼくたちの五感、すなわち視覚聴覚嗅覚触覚味覚のうちのひとつ嗅覚によって感じることができる。ぼくたち人間が外界から入力する感覚の90%が視覚であると言われており、においや嗅覚と言えばどちからというと地味な目立たない印象を与える。しかし嗅覚は脳の原始的な部分で感知すると言われており、匂いひとつで直感的に突如として記憶が蘇ってくるという出来事を誰もが経験したことがあるだろう。また匂いを感じなければ味覚も完全には感知されないという。香りは匂いは、ぼくたちの人生を情緒豊かにするためになくてはならない重要な機能であるということに、異論を唱える人はほとんどいないだろう。

しかし考えてみれば香りや匂いについてなんてあまり体系的に考えたことも教えられたこともない。ぼくは大学を医学部で学び医者になった人間だが、嗅覚の機能とか病気についてもあまり深くは授業で学ぶことがなかった。おそらくそれよりも覚えるべき、人間にとって困る代表的な病気や異常が山ほどあったからだろう。また嗅覚については未だに不明な点が多いことも原因かもしれない。とにかく香り、匂い、嗅覚について普段あまり考えることのないぼくたちだが、香りというものはこんなにも奥深くて興味深いものなのかとかなりの充実感を味わえたのが、この大分県別府の「香りの博物館」だった。”香り”というひとつのテーマを深く追求するだけでこんなにも世界が広がるのかと、ひとつの物事をじっと真剣に考える重要性についても示唆される思いだ。

この博物館を知ったきっかけは雑誌Popeyeに掲載されていたからだった。他にも日本各地の珍しくも楽しい博物館がたくさん載っていたので、興味のある人は参考にされたい。

 

 

・大分県別府「香りの博物館」は、世界中の香りの文化を学べる充実した博物館だった!

 

「香りの博物館」は温泉で有名な大分県別府の市内にあった。駐車場は無料、入場料は500円だった。

 

 

香料には、自然から採取した天然香料と科学技術で人工的に作った合成香料、それらを組み合わせた調合香料あるという。天然香料には動物性と植物性があり、瓶の中に匂いのもとが入っており実際に嗅ぐことができた。ここで嗅いだ動物性の天然香料がめちゃくちゃ臭かったのが印象的だ!香料だからいい匂いだな〜と感じるものばかりだと思っていたがこんなに臭いなんて!!!こんなに臭いものが原料でも最終的にはいい匂いのする香料に変化していくなんて不思議な気分だった。予想通り植物の香料は単純にいい香りだと感じられるものが多かった。

 

 

世界中でとれる様々な天然香料が紹介されたり、香りと抽出し香水を作るでっかい機械が置いていて迫力がある。また香りを調合するためにいくつも並べられた香料の瓶の風景は迫力があり、神秘的ですらあった。

 

 

香水やお香はもちろん世界中で使用されており、生活や宗教、権力とも密接に関わって来たらしい。ここでは様々な国、様々な宗教、様々な貴族にまつわる香りの情報が工夫をこらして掲示されていて見応えがあり、どんなに滞在しても飽きることがなかった。香料もシルクロードを通って世界中に広がっていったようだ。世界はこれまでの歴史上で、香りをテーマとした交流をも深めて来たのだ!

 

最終的にはぼくたちにも馴染み深い香水の瓶が数々紹介されていた。香水は香りを解き放つその内容物ももちろん重要だが、香水を入れる瓶の美しさや造形にもかなりのこだわりがあるらしい。確かに改めて見つめてみると、どれもこれも形のない中身の香りを形として表現するために、様々なガラスの造形美を堪能できる。

 

 

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