お洒落可愛くてフォトジェニック!プーケット旧市街がプラナカンで芸術的で女子旅向けだった

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プーケットってこんなに可愛いところだったのか!

お洒落可愛くてフォトジェニック!プーケット旧市街がプラナカンで芸術的で女子旅向けだった

・ぼくの中のプーケットのイメージ
・プーケットの芸術的で自由な壁画たち
・フォトジェニックな淡い色彩のプラナカン建築
・幻想的な異国の夜の祭りの情緒

・ぼくの中のプーケットのイメージ

リゾートホテルの宿泊を体験したくてやって来たタイ・プーケットの街!良質なリゾートホテルは市内から離れている場所に点在してるようだけれど、せっかく来たのだから市街地も楽しみたいと思い、プーケットの旧市街に3泊することにした。

プーケットと言えば皆さんはどのようなイメージをお持ちだろうか。ぼくの中のプーケットは海があって西洋の観光客がいっぱい来ていてなんだか海水浴場近くのつまらない寂れた海辺の街並みなのだろうと勝手に想像していた。しかし実際のプーケットはぼくの想像とはまったく異なっていたのだ!

 

 

・プーケットの芸術的で自由な壁画たち

プーケットの市街地はプーケット県の東南に位置している。その中の旧市街周辺でまず目を引くのは、街中の壁にデカデカと書かれた芸術的で自由な風を感じさせる壁画たちだ。まるで街全体が美術館になっているかのようで、のんびり目的もなくお散歩しているだけでも心が楽しくなってくる。

 

 

・フォトジェニックな淡い色彩のプラナカン建築

 

さらに女子受けがよさそうでフォトジェニックなのは、プーケット旧市街のプラナカンな家の立ち並ぶ風景だ。プラナカンとは、マレー文化と中国文化が交わってできた独特な色彩感覚や建築様式を含む文化のことで、別名ババ・ニョニャとも呼ばれる。東南アジアではシンガポールやマレーシアで主に見られ、ぼくもシンガポールのカトン地区やマレーシアのマラッカでその文化に触れて来たが、タイの南部プーケットにもその文化の名残ははっきりと残されていたのだった。

 

 

まるで絵本から飛び出してきたようなファンシーでメルヘンチックな淡い色をした可愛らしい家並み!壁の色彩も家の作りも淡く美しく、みんな家の前で可愛い写真を撮るのを楽しんでいた。

 

可愛い家は、雑貨屋さんだったりカフェだったりホテルだったり、アイスクリーム屋さんとして機能している。ぼくはその中の人気のアイスクリーム屋さんに立ち寄り、ドラゴンフルーツのアイス盛りという今まで見たこともないスイーツを体験した。

 

 

・幻想的な異国の夜の祭りの情緒

 

プーケットに来て思ったことは、思ったよりも中国色が強いということだった。ホテルにも色鮮やかな赤の提灯が天井に敷き詰められていたし、街中に赤い提灯が目立っていた。普段からこんな感じかと思ったが、実は中華系タイ人のお祭りだったようだ。

 

夜になると白装束の人々が群衆で街を練り歩き、街中に爆竹の音が鳴り響いた。あまりにけたたましい爆竹の音に、最初は豪雨でも来たのかと窓の外を眺めたほどだった。雨季の湿った空気のプーケットの夜にあふれる白装束の人々と、鮮やかな赤い提灯と、爆竹の鳴り響く音と…。

幻想的な異国の夜の情緒を受け取りながら、ぼくは何のお祭りなのか、誰か道行くに聞こうと思えば聞けたのに、聞かなかった。なんだかこの不思議な、わからないという不明の異国情緒の中に自分の心をずっと浸していたいと願っていたのだ。なんでも明確な答えを知ることだけが、人生にとって良質であるとは限らない。わからないものはわからないままで、不明なものは不明なもので、その浮遊感の中で異国の夜の祭りを彷徨えば、魂が異界の人となってどこまでも自由に飛んでいけるような気がしていた。

 

 

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