世界一高い!スイスの物価をみかんとバナナで検証

 

スイスは本当に素晴らしい国だ。ただひとつ物価を除いては…。

世界一高い!スイスの物価をみかんとバナナで検証

・世界一高いスイスの物価(宿代、交通費)
・世界一高いスイスの物価(食事代)
・世界一高いスイスの物価(スーパーマーケット)
・みかん
・バナナ

・世界一高いスイスの物価(宿代、交通費)

世界一高いと言われるスイスの物価の高さは、散々ここでも紹介して来た通りである。まず宿の料金が高い。最安値のドミトリーでも1泊3500円以上であり5000円以上するユースホステルまで存在した。ぼくがスイスで宿泊した宿の料金一覧は以下の通りである。

サンモリッツ5000円
ツェルマット3600円
ベルン3600円
チューリッヒ3900円

いかがだろうか。今まで旅して来た中で最も物価の高かったフィンランドさんの宿代を軽く凌駕してしまう勢いが、スイスにはある。ちなみにフィンランドのドミトリー1泊の料金は以下の通り。

ロヴァニエミ4000円
タンペレ3400円
ヘルシンキ3000円

 

ぼくがフィンランドを訪れた11月〜12月にかけてはこれで高い高いと激しくうなだれていたが、上には上がいたというものだ。そもそもフィンランドの宿代って日本くらいでは?スイスの宿代は確実に日本を上回っているだろう。

そもそも宿代だけではなく何もかもが高い!スーパーマーケットも、電車代も、レストランも、何もかもだ!唯一ベルンからチューリッヒの間の移動には幸いにもバスを利用することができ、それはなんと10ユーロだった。

やはりバスは偉大だ。遅延もなければ広く快適で空いている。ツェルマットからベルンまでなんて鉄道で90ユーロだ。しかも90ユーロも支払ったにもか関わらず止まるわ遅延はするわ乗り換えられないわ散々な目に遭った。そしてこの遅延がたまたまではなく通常であるから驚きである。スイス在住のインドネシア人も、スイスではよく電車が遅延すると嘆いていた。日本の3分遅れただけで謝罪する駅のアナウンスがとても懐かしい。

世界一物価の高いスイスで節約して安く旅行するコツ

 

 

・世界一高いスイスの物価(食事代)

宿代や交通機関の料金と同様に、旅において重要なのは食事代だ。宿代や交通費はどうしようもない部分なので節約が難しいが、食事代は工夫し自分の思うように節約可能である。物価の高い国において、何よりも大切なのはホテルのキッチンで自炊することである。なるべく安い食材をスーパーマーケットで購入し自炊することで、普通なら旅における貧困からうまく逃れることができる。

しかしなんと世界一物価の高いスイスさんは、自炊することすらゆるしてくれない。ホテルにキッチンがないのだ!今までスイスでサンモリッツ、ツェルマット、ベルン、チューリッヒと宿泊して来たが、4つが4つともキッチンがなかった!

こんな国は初めてだ!今までロシア、フィンランド、バルト三国、ポーランド、チェコ、ハンガリー、オーストリアとひととおり旅を続けて来て、ひとつとしてキッチンのない宿などなかった。それがスイスに来た途端にパッタリとキッチンの存在が消えてしまった。「キッチンって知ってる?」とスイス人に問いただしたい気持ちでいっぱいだ。

レストランはメインが3000円以上しかないのに、旅人に宿で自炊する努力すらさせてくれない、スイスは貧しい者には容赦ない無慈悲の国だ。しかしそのような無慈悲な国を訪れることを決めたのは他でもない自分自身なのだから仕方がない。与えられた条件の中で、この相対的貧困の中を生き延びていくしかないのだ。

 

・世界一高いスイスの物価(スーパーマーケット)

1回で3000円以上するレストランにはとても入ることができないので、最近はスーパーマーケットでチキンやアップルパイなどのお惣菜を買ったりして生活している。これだと多くても1000円くらいで済むのでオススメだ。どこの国でもスーパーマーケットは貧しい旅人の味方である。たとえスイスの中でさえも。

世界を流れるように旅しながらスーパーマーケットの物価を眺めることは非常に面白い。その国の物価事情が反映されているような感じがするからだ。たとえばみかん1個にしても、同じみかんであるのに国によって値段や価値が違うというのは、よく考えれば不思議なことである。みかんは同じみかんであり同じ物質であるのに、どうしてこうも価値が移り変わってしまうのだろうか。結局価値なんて国や時間を超越することのできない儚い幻影なのだろうか。それならば国や時間さえ超えて、同じ価値を保ち続けるものはなんだろう。

と哲学的な話を続けてもよいが、ここでは物価の話である。皆さん世界一物価が高い国って、どれくらい高いのか興味ないだろうか。それをスイスで実際に確かめることができる。そして世界一物価の高い国の値段を知ってしまえば、もはや世界のどの国へ行っても物価を恐れる必要などなくなるのではあるまいか。この国以上に物価の高い場所など世界にはないのだから、もはやそれを知ってしまえば後は別の国でああ安いなぁと相対的に安心するのみである。

しかしスーパーのすべての商品を比較することはできない。そこでぼくはみかんとバナナで物価を比較しようと思う。なぜみかんとバナナかと言えば、ぼくがよく買うからである。そんなふたつだけで国の物価なんかわかるものかと思われるかもしれないが、ぼくは経済学者ではないのでみかんとバナナでどうかゆるしてほしい。

それでは行ってみよう!

 

 

・みかん

 

まずは物価の高いことで定評のある北欧のフィンランドさん!1kgが1.65ユーロ!フィンランドの物価の記事でも書いたが、日本でもこんなものだろうか。フィンランドの物価はロシアから来れば高いような気もするが、スーパーマーケットでは総じて日本みたいなものでは?という印象を受ける。

 

 

フィンランドから南へ下ってバルト三国のエストニアさん!1kgが0.99ユーロ!バルト三国の物価の安さには感動させられる!やっぱり同じものを買うのなら、安い方が嬉しいのは当たり前だ。バルト三国では南へ行けば行くほどに物価が安くなると聞いたが本当だろうか?

 

 

ひとつ下のラトビアさん!同じ0.99ユーロ!

 

 

もひとつ下のリトアニアさん!出ました1kgが0.74ユーロ!みかんに関してはバルト三国において南へ行けば行くほど安いというのは本当のようだ。それではスイスさんはというと…。

 

出ました!!!1kgが5.95スイスフラン!

ちなみに今は1スイスフラン=110円で、1ユーロ=124円である。なんとフィンランドの3倍以上の値段がする!一般的に物価の高いと噂されるフィンランドよりもはるか上を行くなんて、やはり世界一物価の高い国!リトアニアと比べると、悲しいので計算したくもないが仕方なくすると6倍くらい…。ほんとに恐れ入りましたという心境である。ほんとになんでこんなに高いの???

北欧フィンランドの物価は本当に高いのかスーパーで検証!

 

・バナナ

 

バナナです!フィンランドでは1kg=1.59ユーロ!

 

 

エストニアでは1kg=0.99ユーロ!順調に下がり始めます!

 

 

ラトビアでは1kg=1.15ユーロ!南の方が安いという法則をちょっと覆すがまぁたまにはそんなこともあるのだろう。

リトアニアではバナナ売ってませんでした!ぼくの行ったスーパーマーケットでは!売り切れかな?ごめんね!そしてスイスさんといえば…。

 

1kg=2.95スイスフラン!フィンランドの2倍くらい!

先日スイスでバナナ2本買っただけで100円くらい取られたので驚愕していたのだが、やはりこうやって比較してみても今まで以上にバナナも高かったんだなぁ。もうなにも申し上げることはあるまい。どうにかなんとかなりませんかねぇと、どうしようもないことだとわかりつつ、スイスに向けてむなしく呟くのみである。

 

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

関連記事