シルクロードの冒険の旅が、ついに始まる!!!!!
中国シルクロードの旅の予定を大公開!30日間かけて西安から新疆ウイグル自治区を巡る
・2026年ミズイロノタビは東アジアを飛び出し、シルクロードのステージへ
・中国という巨大な国を知るには30日間では足りない
・世界一周を始めた頃から憧れだったシルクロードの旅
・ミズイロノタビ、シルクロードの旅の計画表を大公開
・中国から中央アジアへ陸路国境越えするための最悪な問題点
目次
・2026年ミズイロノタビは東アジアを飛び出し、シルクロードのステージへ
2026年のミズイロノタビは忙しい。冬には毎年恒例の東北地方の温泉旅へ出かけ、さらに能登半島に行ったり、東京伊豆諸島全制覇の旅をしたりしていた。春になると台湾茶を巡る旅、中国大陸東部縦断の旅にも出かけ中国世界を深めていった。
その後すぐに韓国一周の旅を開始し、そのまま日本に帰国せずにソウルから中国の西安まで飛び、何と今年2回目の中国旅を開始した。テーマは「シルクロードの旅」だ。西安に到着した時、季節は既に夏になっていた。
ここまで書くと2026年はまさに中国、韓国、台湾と「東アジアを巡る旅」をしているようだ。知っているようで知らない、近いようで遠い、一見いつでも行けそうな隣国を敢えてじっくりと旅して深めることで、日本という祖国の輪郭も浮かび上がってくることだろう。
しかし西安からは西へ西へとシルクロードの旅を開始するので、もはや東アジアだけには留まらない予定だ。まさに古代シルクロードがそうであったように、ぼくも中国からヨーロッパのローマへ、東洋世界から西洋世界へと旅の歩みを進め、可能な限り西を目指そうと思う。
・中国という巨大な国を知るには30日間では足りない
中国は広くて深くて壮大だ。2026年現在、日本人は中国で30日間ビザなし滞在することが可能だが、当然30日間のみでは中国の全貌を知ることはできない。ぼくが4月〜5月にかけて実現した「中国大陸東部縦断の旅」の旅程は以下の通りだった。
| 滞在する街(時系列順) | 訪れたい観光地 | 滞在するホテル(泊数) | 次の街への移動手段 |
| 上海 | 上海博物館東館 | 船長五号ゲストハウス(2泊) | 高鉄 |
| 泰安 | 泰山 | 秋果家ホテル(2泊) | 高鉄 |
| 洛陽 | 龍門石窟、少林寺、白馬寺、洛陽博物館 | 五四ユースホステル(4泊) | 夜行列車 |
| 平遥 | 平遥古城 | Yijingxuan boutique lnn(1泊) | 高鉄 |
| 大同 | 雲崗石窟、大同古城 | グリーンツリースマートチョイスホテル(3泊) | 高鉄 |
| 北京 | 故宮(紫禁城)、中国国家博物館、天安門広場 | 友人宅(6泊) | 夜行列車 |
| 張家界 | 武陵源、天門山 | 張家界米多中国式旅館(3泊) | 高鉄 |
| 鳳凰 | 鳳凰古城 | 鳳凰舒依民宿(2泊) | 高鉄 |
| 重慶 | 大足石刻 | 雲渉ホテル(3泊) | 飛行機 |
| 上海 | JALで日本へ帰国 |
「中国大陸東部縦断の旅」でもかなり広範囲を動き回ったと自負しているが、それでももっともっと中国の知らない部分を見てみたいという情熱が掻き立てられるほど、中国の旅は興味深いものや奥深いものとの出会いの連続だった。もっとチベット仏教世界も見てみたいし、日本が実質的に支配していたという中国の東北地方(満州国に該当)も見てみたいと思う中、実際に次に訪れたのは中国国内のシルクロード世界だった。
・世界一周を始めた頃から憧れだったシルクロードの旅
シルクロードとは古代におけるユーラシア大陸の交易ルートであり、絹を始めとする様々な物品や文化、宗教がシルクロードを通してもたらされたという。一般的にシルクロードとは中国の長安(現在の西安)からイタリアのローマまでを指し、東洋世界と西洋世界を結ぶ重要な架け橋だった。
中国でシルクロードを感じる旅をするならば当然当時の長安・今の西安の街を出発点とし、そこから西へ西へと向かい、次第に新疆ウイグル自治区へと旅路を進めていくことになるだろう。新疆ウイグル自治区と言えば政治的に不安定で怖そうなイメージもあるが、実際には外国人でも自由に旅をすることができるので治安は安定しているのだろう。
一方で中国国内のチベット自治区は今でも外国人の立ち入りが厳しく制限されており、ツアーに参加しないとぼくちはチベット自治区を旅行することができない。それに比べると新疆ウイグル自治区では外国人でも自由に思い通りにシルクロードの旅を組み立てられるので、その意味では満足感の高い旅になるはずだ。
ぼくは世界一周の旅を始めた2018年の最初の頃から、ずっとシルクロードの旅がしたいと憧れていた。結局2018年にシベリア鉄道の旅でユーラシア大陸横断を達成した関係もあり、シルクロードの旅は憧れのままとなっていたが、2026年の今回ついに念願の夢を叶える方角へと導かれているようだ。同じユーラシア大陸横断の旅でも、ロシア・シベリア鉄道とシルクロードの旅とでは、出会う人々も文化も何もかも異なってくることだろう。
・ミズイロノタビ、シルクロードの旅の計画表を大公開
中国のシルクロード世界を調べていくと、新疆ウイグル自治区にはトルファン、ウルムチ、カシュガルなど、聞いたことはあるけれど実際には一体何があるどんな場所なのか全く分からない街の名前が並んでいて困惑する。もはや地名も漢字で表現されなくなり、中国国内でありながら中国世界から外れているような異国感を感じすらする。
そんな中でも古代仏教遺跡や西遊記にまつわる名所、空海が密教を授けられた西安の寺院など、自分の興味のある場所や行きたい場所をピックアップし、何とかシルクロードの旅(中国)の予定を立てることができた。ミズイロノタビのシルクロードの旅(中国)の計画は以下の通りだ。
| 滞在する街(時系列順) | 訪れたい観光地 | 滞在するホテル | 次の街への移動手段 |
| 西安 | 兵馬俑、陝西歴史博物館、青龍寺 | グリーンツリーエコノミーホテル | 高鉄 |
| 張掖 | 張掖丹霞地形(レインボーマウンテン)、大仏寺 | 途客尚鄰ホテル | 高鉄 |
| 敦煌 | 莫高窟、月牙泉、敦煌博物館 | 敦煌錦舍年華中国式旅館 | 高鉄 |
| トルファン | 火焔山 | 達卜青年旅舍 | 高鉄 |
| ウルムチ | 悦安ホテル | 高鉄 | |
| クチャ | キジル石窟 | クチャ西遊宿社ホステル | 高鉄 |
| カシュガル | パミール高原 | 古猫寧ゲストハウス、Copper Coin Guesthouse | 陸路でキルギスへ? |
・中国から中央アジアへ陸路国境越えするための最悪な問題点
中国におけるシルクロードの旅の問題は、中国国内の旅そのものよりもそれが終わった後に浮かび上がる。すなわちどのようにして中国から中央アジアへ抜けるかという移動手段についてだ。
これはコロナ前から有名なことだが、中国から陸路で中央アジアの国々へ抜けようとすると中国側の検問で非常に厳しいチェックを受けることになるという。具体的には個室に連れて行かれ、スマホ、カメラ、PCの中の写真のデータや荷物を全てチェックされ、そのために1〜2時間拘束されることも当たり前だという。さらには中国側のパソコンと自分のスマホを接続され、写真データを抜かれたり消すことのできない変なアプリを入れられることまであるというから、気色悪いことこの上ない。
そしてもしウイグル自治区での警察の写真や軍事的な写真、国旗の写真などが発見されると、その場で削除を命じられるのだという。どう考えても常識から外れているこのような過剰な行動を取るなんて、中国という国家は一体何に怯えているのだろうか。
中国の新疆ウイグル自治区から陸路で中央アジアへ抜けるためにはカシュガルからキルギス(オシュや首都ビシュケク)へ、もしくはウルムチからカザフスタン(アルマトイ)へと向かう2つのルートがあるという。カシュガルからキルギスへのルートが最も中国側の検問が厳しいようだが、調べてみるとウルムチからカザフスタンへのルートでも同様の旅人の報告が散見されるので、中国側の態度はそんなに変わらないかもしれない。
ぼくはブログを書くために旅の途中でかなり多くの写真を撮影しているので、それを本当に全てチェックされるなら何時間あっても足らないと思うし、何より他人にスマホやカメラの中身を見られるなんて気持ち悪くて耐えられない。自分のスマホに他人のPCを接続されるなて以ての外だ。
カシュガル・キルギスルートが最も厳しいという情報がある以上、もし陸路移動するならウルムチ・カザフスタンルートの方がよさそうだが、そうなるとぼくの旅路的に中国西の果てのカシュガルへせっかく辿り着いても、またウルムチへと戻らなければならなくなってしまうので都合が悪い。そもそも陸路で中央アジアに行かないという選択肢もあるが、飛行機を使うとしても最終的にウイグル自治区最大の都市であるウルムチに戻って行かなければならない可能性はかなり高いだろう。
この中国・中央アジア間の陸路国境越え問題はどうしたらいいのか解決策が見つからないまま、ぼくはとりあえずシルクロードの旅に出ることにした。旅の途中で様々な旅人に出会うはずなので、彼らから情報収集しながら結論を出すのも悪くないだろう。中国シルクロードの旅は最大30日間可能なので、焦る必要は全くないのだ。

