台湾の狛犬に隠された男根女陰崇拝!中国文化圏の石獅子は男は金を稼ぎ、女は子育てしろと訴えていた

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台湾の狛犬=石獅子は明白にオスとメスだった!!!!!(生殖器的な意味で)

台湾の狛犬に隠された男根女陰崇拝!中国文化圏の石獅子は男は金を稼ぎ、女は子育てしろと訴えていた

・ミズイロノタビ「台湾茶を巡る旅」の予定表
・和歌山県熊野本宮大社の狛犬は2匹ともオスであることは明白だった
・台湾の狛犬=石獅子は片方に男根が付いており、男女ペアの夫婦だった
・台湾の石獅子の外見的特徴から察する男の役割、女の役割
・台湾金門島の男根的風獅爺は中国圏石獅子文化の一部だった
・中国文化圏の石獅子と金門島の風獅爺は男根=境界の神という普遍的感性を裏付ける
・台湾だけではなく中国大陸の石獅子にも男根はあるのか

・ミズイロノタビ「台湾茶を巡る旅」の予定表

2026年春、ぼくは「台湾茶を巡る旅」を開始した。訪れる予定の場所は以下の通りだ。

滞在する場所(時系列順) ホテル名 お茶の種類
台中 Adagio Hostel 凍頂烏龍茶、杉林渓高山烏龍茶
日月潭 Deer Traveler Hostel 日月潭紅茶
阿里山 Zhengji Zhicha Suo Homestay 阿里山烏龍茶
嘉義 Funtime Hostel
台南 Green Only Homestay
台北 ホテル ファン リンセン 東方美人、木柵鉄観音、文山包種茶

 

・和歌山県熊野本宮大社の狛犬は2匹ともオスであることは明白だった

台湾茶を巡る旅の前、ぼくは和歌山県の熊野三山を小旅行した。その際に熊野本宮大社を参拝し、鳥居の前の狛犬2体両方に立派な男根が付いているのを偶然発見した。狛犬ってオスだったのかという純粋な驚きと共に、本当に日本全国の狛犬は全部オスなのだろうかとか、たまたま熊野本宮大社の狛犬だけ両方オスなのではないだろうかとか、そもそも狛犬の性別をこのように明白な生殖器によって表現するのは珍しいはずだなど、さまざまな疑問や感想が脳裏に浮かんできた。と同時にこれまでの人生で狛犬について深く観察したり考察したことのないまま生きてきたことを反省し、これからはもう少し狛犬に注意を払いながら生きていこうと心に誓った。

 

・台湾の狛犬=石獅子は片方に男根が付いており、男女ペアの夫婦だった

 

その流れのまま台湾茶を巡る旅をしていたので、当然狛犬をじっくりと観察する機会が多かったのだが、これが非常に面白かった。というのも日本と同様に、台湾でも寺院の中から外まで至る所に狛犬が設置されていたからだ。そして台湾の狛犬は、日本の狛犬とは似ても似つかない不思議な性質を持っていると感じた。

台湾の狛犬は一般的には「石獅子」と呼ばれており、寺院を守護しているという役割の点では当然日本と同様だ。しかしその風貌や外見が仕組みが、日本で見られるような狛犬とは大きく異なっているようだった。まず直近の話題だと、台湾の石獅子に性別はあるのだろうか。日本だと熊野本宮大社のように立派な男根で敢えて性別を表現している狛犬は非常に珍しいと感じられるが、台湾ではどうなのだろうか。

 

 

ぼくが可能な限り台湾全土の狛犬を観察したところによると、結論として、台湾の石獅子は日本よりもはるかに熱心に男根が取り付けられていた。台湾のほぼ100%の石獅子に男根があると言っても過言ではないのではないだろうか。日本の狛犬に男根が付いているなんて極めて珍しいという風習を思えば、日本と台湾は非常に対照的だ。

 

 

しかも日本の狛犬のように控えめに密やかに男根が備え付けられているわけではなく、もっと具合的であからさまな生殖器が堂々とした角度でいきり勃っており、包皮も完全に剥けていたり包茎のままだったりしてその個体差が実に生々しい印象だ。何だか男根だけは獅子ではなく、人間の形状のものを敢えて取り付けているんじゃないのと疑われるほどだった(犬や獅子の生殖器もこんな風に人間のと変わらないのだろうか、そんなこと全然知らない)。

 

 

もっと興味深かったのは2体ともオスだった熊野本宮大社の狛犬とは大きく異なり、台湾の石獅子は100%絶対にオスとメスが並んでいた。具体的に言えば向かって右側の石獅子には必ず男根が付いており(オス)、左側の石獅子には絶対に男根が付いていなかった(メス)。まさに台湾の石獅子は、オスとメスの2体の夫婦を表現しているのだろう。

 

当然ほとんどのケースでは男根あり=オス、男根なし=メスと単純に評価できるのだが、ごく稀に女陰がしっかりと表現されてあり個体もあって興味深かった。人間社会では大切に隠して守らなければならないという認識の強い女性生殖器(メディアでも男性生殖器の名前なら呼んでもいいが、女性生殖器の呼称を言ってはならない)がこのように堂々と彫刻されているのを見ると、女陰に対する何らかの祈りを込めた生殖器崇拝の一種だろうと感じずにはいられなかった。

さらに台湾の石獅子をよく観察するとオスとメスでは男根の他にも、持っているものや取り付けられているものが大きく異なっていた。

 

・台湾の石獅子の外見的特徴から察する男の役割、女の役割

石獅子のオスにはお金が取り付けられている

石獅子のメスには小さな子供がいる

 

台湾の石獅子のオスの方は、お金が取り付けられていることが非常に多かった。一方でメスの石獅子の足元には可愛い子供の獅子が備え付けられていた。まさに現代のように女性も社会進出して労働する共働きの社会ではなく、男が外でしっかりとお金を稼ぎ出し、女は家にいて付きっきりで子供を育て上げるという伝統的・古典的・封建的な中国世界が表現されているのだろうか。

 

またオスにもメスにも口の中に独立してコロコロと転がる球体の石が取り外せないようにして埋め込まれており、これを動かして遊ぶのは楽しかった。また両性ともに赤いリボンが取り付けられているのも不思議だった(この口内の球体や赤いリボンの意味は、考えてみても最後までわからなかった)。

 

・台湾金門島の男根的風獅爺は中国圏石獅子文化の一部だった

 

このように台湾の石獅子をこれまでにないくらい(というかこれまで全く興味がなかった)つぶさに観察していくと、ぼくは中国大陸からフェリーで渡れる台湾の離島・金門島の風獅爺のことを思い出さずにはいられなかった。風獅爺は沖縄のシーサーに似た興味深い獅子の像で、村に1体守り神のように備え付けられていた。

 

不思議だったのは風獅爺の股間のほとんどに男根が取り付けられていたことだ。ぼくが島中を自転車で走り回って観測したところによると風獅爺には様々な種類の形状があり、棒状の非常に素朴で簡素なものから、具体的な獅子の像の形を取ったものまでバラエティーに富んでいた。その結果としてぼくは原始的な金門島の石棒・石像の男根崇拝が時代を経るに従って、徐々に姿形を変えて今の獅子像に変化したのではないかと予想した。しかしその獅子像が本来子孫繁栄や豊穣の祈りが込められた生殖器崇拝であることを忘れないようにするため、風獅爺の股間には今でもしっかりと立派な男根が敢えて残されているというわけだ(風獅爺にかけられたマントは包皮を彷彿とさせる)。

当時のぼく(2019年、日本一周して男根崇拝を発見する前)にとっては沖縄のシーサーには男根なんてないのに、シーサーにそっくりな金門島の風獅爺には男根が備え付けられていることに新鮮な驚きがあり、何が特別な意味があるのだろうと感じずにはいられなかった。しかし一旦立ち止まって実際の中国文化圏(台湾含む)を振り返れば、何のことはない台湾の獅子像には必ずと言っていいほど勃起した生々しい男根が取り付けられており、風獅爺も当然その文化の一部に違いなかった。

ぼくの予想するストーリーはこうだ。当然昔むかしには世界中に男根崇拝・生殖器崇拝が存在していたが、中国世界ではエリート志向の強い儒教が繁栄し、原始的・野性的・動物的な生殖器崇拝が徐々に排除されてしまった。しかしどんなに知識を蓄えて賢くなったふりをしても、飲み会で大いに下ネタで盛り上がっていることからもわかるように、人間は所詮生殖器に支配された動物でしかない。一般的な庶民たちは何とかこれまでの生殖器崇拝を密かに残そうと考え、その願いを石獅子の股間に託したのだった。そして古代より脈々と受け継がれてきた男根崇拝・生殖器崇拝は漢民族の中国世界の中では石獅子信仰と融合し、現在でもしっかりと根強く残り続けている。

 

・中国文化圏の石獅子と金門島の風獅爺は男根=境界の神という普遍的感性を裏付ける

日本の狛犬は神社や寺院と外界との境界線を、中国文化圏の石獅子は寺院と外界との境界線を、台湾・金門島の風獅爺は村と村の境界線を守護する役割を果たしている。不思議なことに古代から男根は境界線を守護するために用いられており、日本の道祖神やギリシャのヘルマなどその感性は国を超越して合致している。もしも中国の石獅子や金門島の風獅爺が古代の男根崇拝を密かに引き継いだものと考えられるなら、これらも男根=境界線の守護神としての用例がさらにまたさらに増えたことになるだろう。

 

・台湾だけではなく中国大陸の石獅子にも男根はあるのか

このように突き詰めて考えていくと次々に疑問が湧いてくる。日本の狛犬=基本的に男根がない、沖縄のシーサー=男根がない(ぼくは10年住んでいたが見たことない、気付かなかっただけ?)、台湾の石獅子=ほぼ100%男根あり、台湾・金門島=男根ありということになる。

狛犬の起源はエジプトのスフィンクスだと言われているが、じゃあエジプトからやって来て日本に辿り着くまで、どこからどこまでのエリアで生殖器崇拝の願いが託されているのだろうか。というか台湾の石獅子は当然中国大陸の石獅子と文化的には同じだと思うが、中国大陸はものすごく広い。中国大陸は生殖器崇拝に消極的なイメージが強いが、果たして中国大陸全土でも台湾と同じように石獅子に男根が付いているのだろうか。それとも台湾だけなのだろうか。今度行く「中国大陸東部縦断」の旅で確かめてみるのも面白いかもしれない。

 

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