トトロが出そうな秘境神社!巨大なクスノキが精霊を保つ三重県熊野の「石神神社」

(この記事には広告が含まれる場合があります)

 

クスノキがその巨大さのあまり大地に着こうとしていました。

トトロが出そうな秘境神社!巨大なクスノキが精霊を保つ熊野の「石神神社」

・三重県熊野市の秘境神社「石神神社」へ
・「石神神社」までの美しい隠れ里の風景
・「石神神社」の巨大なクスノキは神秘的なトトロの住処
・熊野市街でもトトロを発見!

・三重県熊野市の秘境神社「石神神社」へ

山奥の秘境神社!奈良県十津川村の玉置神社が神秘的すぎて震えた

少し前に奈良県十津川村の山奥にある秘境神社「玉置神社」のあまりの神秘性に驚いて以来、紀伊山脈にある秘境神社についてちょこちょこ調べていた。このインターネット社会の中でさえそんなに情報が多いわけではない、紀伊山脈の秘境神社の中で、ぼくが気になっていたのは三重県熊野市の山奥にあると言われる「石神神社」である。今回紀伊山脈車中泊の旅を行うにあたり、ずっと気になっていたこの神社を訪れてみた。

 

 

・「石神神社」までの美しい隠れ里の風景

三重県熊野市の秘境神社「石神神社」へは、グーグルマップを頼りに車で向かった。途中の景色からもう「秘境」というか「隠れ里」のような雰囲気が漂っている。閉ざされた平野や山の中に、人々が静かに暮らしているという空間が残っているといった印象だ。本当にトトロに出てくる素朴な村のような場所が、さがせばまだ日本にも残っているという事実に感動を抑えることができなかった。なんて静かで美しい、心洗われる眺めだろうか。紀伊山脈の旅の中には、日本の原風景をさがすという魅力が確かに含まれている。

大きな道路から、森の中の一本道の道路へ。途中で対向車が来たらどうしようとヒヤヒヤしたが、幸いなことに対向車は1台も来なかった。道沿いには秘境の清流が光を舞い上がらせながら輝き、ぼくを迎え入れてくれるような気がした。

 

 

・「石神神社」の巨大なクスノキは神秘的なトトロの住処

 

「石神神社」は清流のすぐそばに本当にひっそりと静かに佇んでいた。訪れる人は誰もおらず、清流と、木々と、石と、ぼくという人間だけの不思議な空間だった。清流の美しいせせらぎに心を奪われていたのも束の間、神社の境内へ入ると今まで見たこともない不思議な光景が広がっていた。

 

 

クスノキだ!クスノキが自分の重さに耐えかねて、ほぼ水平のように倒れており、しかしそれでいて根は大地とつながり、今なおしっかりと呼吸をして生きている。そのなんとも言えない不安定なバランスと木の生命力の強さにひたすら圧倒されてしまった。このクスノキについては、境内で説明書きが設けられていた。

「クスノキは照葉樹林の代表的樹木で、古くから仏像、船舶用などの溶剤として、また近くは樟脳の原料としてほとんど伐採された。現在各地に残るクスノキの巨木は、神社仏閣などで自然保護の元に生き残ったものである。

本樹も当神社の神木として古くから保護されて来たもので、直径3.2メートル、樹高20メートルにも及ぶ巨木である。樹齢は不明であるが、クスノキは1000年たつと枝が地に着くようになるという古老の伝承があるが、正にその観がある。熊野市指定の天然記念物に登録されている。」

 

 

クスノキと聞いて真っ先に浮かんで来たのは、ジブリの「となりのトトロ」のトトロたちの存在だ。トトロも神木としてのクスノキの中に住んでいたが、この「石神神社」の神木、淡く降り注がれる光、通り抜ける風、清らかな山水の流れを五感で感じ取れば、本当にトトロが出て来ると信じ込むことさえできる気がした。

 

 

そして本当にこのクスノキの内部も、トトロのクスノキのように空洞になっており、中に入ってクスノキの内部を眺めることができた!トトロはアニメだから、その都合でクスノキに空洞があり、そこにトトロが住んでいるのだと設定したのだと思っていたが、本当に長く長く生きたクスノキの幹には、空洞が開くのだ!クスノキの中へ入っていると、まるでメイちゃんになってトトロに出会いに行けそうな気がする。

 

 

クスノキは倒れそうになりながらも、人の手によって設置された支えによって、なんとか大地と自分との交信を途絶えさせずに生き抜いている。本当にもう枝は清流の中へと届いてしまいそうだ。この生と死の間、境界線で浮遊しているような危うさも、この樹木の魅力のひとつだろうか。境界線の真っ只中にいる者はいつも、神性を帯びてくる。

 

 

清流の中には白い岩石がゴロゴロと横たわっている。ぼくは清流を遡り、岩石と岩石の間を動物のように渡りながら上っていった。するとそこには山道があり、下りながら「石神神社」の入り口まで戻ろうとすると、そこからはいくつかの民家が見えた。

 

まさにこれこそ究極の「隠れ里」であり、このような山奥にも人が力強く生き抜いているのだということを感じると、その不思議さと神秘性に心奪われずにはいられない。きっとこのような場所で生まれ育ち、生き抜いたときには、人間たちの群れの中で生きるしかできない人間たちにはわからない自然の感性も芽生えることだろう。そんな感性たちとともに、「石神神社」はあるのかもしれない。

 

 

・熊野市街でもトトロを発見!

その後、熊野市街の中で偶然にも巨大なトトロを発見した!うどん屋さんが作ったようだが、本物のように見える見事な作品だ。しかもランドセルまで背負っていて可愛らしい!ここのうどんは本当に美味しかった。市街の中にいても、熊野の人々は、熊野の深い自然の精霊を感受しながら生きているのかもしれない。

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

 

関連記事