アマゾンの職域接種は最高だった!!!!!
時給2万5千円!アマゾン職域接種の医師コロナワクチンバイトが最高に快適だった理由
・医師としてアマゾンでコロナワクチンの職域接種のバイトをしよう!
・アマゾンの職域接種のバイトは問診の人数が予定と全然違った!
・無料の自動販売機にアイス!アマゾン社内ではものすごく快適に空き時間を過ごせた
・アマゾンの職域接種のバイトはぼくにとって社会見学となった
目次
・医師としてアマゾンでコロナワクチンの職域接種のバイトをしよう!
アマゾンといえば知らない人がいないというくらい有名な巨大オンラインショップだ。そんなアマゾンの会社でコロナワクチンの職域接種が開催され、スポット案件として医師が募集されているというので思い切って参加してみることにした。世界に君臨しているアマゾンの社内なんて滅多に見られる機会もないのでちょっとした社会見学的な好奇心という意味合いもあった。
案件には8時間で200人問診すると書いてあった。それまで大阪市でコロナワクチンのバイトをしてきたものの1日に200人も問診したことがなかったので、かなりたくさんの人数を問診をしなければならないということで気合いを入れてアマゾンへと向かった。時給は25000円と高額であり8時間仕事して1日当たり20万円もらえる計算だったが、きっとこれまでの経験の中で最も大変な労働になるだろうと覚悟していた。
・アマゾンの職域接種のバイトは問診の人数が予定と全然違った!
いざアマゾンに到着すると、驚愕の事実を知らされた。なんと予定は200人問診予定だったが、その日はたまたま16人しかいないという。少なっ!!!しかもなんとその日は医者が2人いたので、1人あたり8人しか診なくていいという計算だった。8時間労働で8人しか問診しなくていい…つまりそれは、1時間当たり1人しか問診する必要がないということを意味していた。
いやいやめっちゃ暇やん!!!!!ぼくは1日で200人問診するつもりで気合いを入れて来たので、とても多忙な労働になることを見越して暇潰しの道具なんて持って来ていなかった。もうひとりの年配の医者も同じような状態だったようで、8時間何をしていいのかわからずにただひたすら彼と喋っていることしかできなかった。こんなことになるのならパソコンでも持って来ればよかった!
・無料の自動販売機にアイス!アマゾン社内ではものすごく快適に空き時間を過ごせた
1時間に1人コロナワクチンの問診をするだけだったので、大袈裟じゃなく本当に暇だった!問診なんて1人当たり1〜2分で終わってしまうし、経過観察も15分だけでしかもそのほとんどは何も起こらずに帰っていくだけなので実質の労働時間がものすごく短かった。
しかしそんな状況の中でも快適に過ごせるというのがアマゾンの素晴らしさだとぼくは身をもって実感した。アマゾンの待合室には(おそらく普段は従業員用の)快適に過ごせるような工夫が凝らされていたのだった。
まず驚くべきことは、ドリンクの自動販売機が設置されているのだが、全てが無料だった!コーヒーでも紅茶でもジュースでも多種多様なドリンクが全て無料!労働している医師も利用可能だったので、何もすることのない時間はドリンクを飲みながらもうひとりの年配の先生や看護師さんとお話ししていた。
さらにすごかったのは、設置されている冷蔵庫の中に様々なゼリーが入っていたがこれも全て無料でもらうことができた!さらにさらにすごかったことには、冷凍庫には大量のアイスが入っていたが、お察しの通りこれも全て無料で食べることができた!ぼくはかなり短い実質の労働時間以外は、時間が過ぎ去るのを徒然なるままにただ待ちながら、ドリンクを飲んではゼリーやアイスを食べてかなり快適に過ごさせてもらった。
こんなに待ち時間の長い労働で、アマゾンでなかったならばきっと遥かに苦痛だっただろう。暇潰しの道具すら用意していなかったのに空き時間もただただ快適に過ごせたのは、まさにアマゾンの為せる技だと心から感じられた。ぼくは正直アマゾンの社員の人々が羨ましかった。日本の企業でも、こんな風に労働者が快適に過ごせるように工夫されているところもあるのだろうか。
・アマゾンの職域接種のバイトはぼくにとって社会見学となった
アマゾンの社内にはTwitterの投稿で「配達員さんいつもありがとう!」などという、労働者が元気付けられたりやる気を出させる効果のあるツイートがピックアップして掲載されていたりして、やっぱりアメリカの会社って日本の会社と全然違う雰囲気なんだなぁと感じた。日本の会社や組織って、どちらかと言うと抑圧したり叱ったりすることによって労働者がやる気を出せると勘違いしたりしていないだろうか。しかしぼくはアマゾンのような褒めて伸ばすという方法に賛成してしまった。
アマゾンの職域接種のバイトは意外なほどに空き時間があったが、それでもきちんと1日20万円もらえたのだから有り難かった。ぼくは今回アマゾンでコロナワクチンの問診をしたという思い出よりも、アマゾンの快適な労働環境の社会見学ができたことの方がはるかに有益だったような気がする。普通に生きていればこんな機会はおそらく皆無であり、医師としてアマゾンに入ることを許されたからこそ見られた貴重な経験だった。ぼくはアマゾンの無料の自動販売機のことが忘れられず、またアマゾンの職域接種で労働したいと心から願っている。
・コロナワクチンに関するその他の記事はこちら!