東西文明が融合するイスタンブールを一望!ボスポラス海峡クルーズから見える見所を徹底解説

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ボスポラス海峡から見るイスタンブールが神秘的すぎる!!!!!

東西文明が融合するイスタンブールを一望!ボスポラス海峡クルーズから見える見所を徹底解説

・ギリシャ一周の旅の後はトルコの大地へ
・イスタンブールに到着してすぐにボスポラス海峡クルーズへ
・ボスポラス海峡のクルーズ船から見えるイスタンブールの見所を徹底解説
・ボスポラス海峡クルーズは気持ちいいので眠気に注意

・ギリシャ一周の旅の後はトルコの大地へ

ギリシャ一周の旅の中でぼくは古代遺跡の豊富な首都アテネ、断崖絶壁に立つギリシャ正教会の大絶景に圧倒されたメテオラ(カランバカ)、海沿いのギリシャ第2の都市テッサロニキ、女人禁制のギリシャ正教最大の聖地アトスの巡礼を終えて、ギリシャ離島の旅を開始した。ギリシャの離島を巡る旅ではフェリーや飛行機を駆使し、約1ヶ月間かけてクレタ島、サントリーニ島、ミコノス島、ロードス島を巡り、無事にエーゲ海の大冒険を終了して次なる国トルコへと到着した。トルコではカッパドキア、イスタンブールを旅してから、日本の東京へと帰国しコロナワクチンバイトに勤しむ予定だ。

カッパドキアでは壮大な洞窟プール付きの高級洞窟ホテルCarus Cappadociaで3泊して快適に滞在しつつ、ギョレメを拠点として観光することにした。カッパドキアと言えば何と言っても奇岩の絶景!ツアーなどに参加しなくても自分で目的地を決めて散策しているだけで、これまでの人生で見たこともないような不思議な光景が目の前を目まぐるしく通り過ぎていって、充実したカッパドキア観光を経験できた。狭い通路が迷宮のように張り巡らされたカイマクルの地下都市も壮大で魅力的だった。

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そしてついにこの旅の最終目的地であるイスタンブールまで辿り着いた。思えばタイ、マレーシア、シンガポールとマレー半島を南下し、本土と離島を含む壮大なギリシャ一周の旅を経て、ようやくアジアとヨーロッパを結ぶイスタンブールを無事に訪れることができて感慨深い。ギリシャの離島から数多くの高級ホテルに泊まってきたが最後は本来の節約旅のスタイルに立ち帰り、ドミトリーの安宿であるAgora Guesthouseを拠点としながら観光することにした。Agora Guesthouseはバイキングの朝食付きで、アヤソフィアに近く主要な観光名所まで歩いていける便利な立地だった。

 

 

・イスタンブールに到着してすぐにボスポラス海峡クルーズへ

夜行のFlixbusに乗ってあまり寝られないままイスタンブールに着いたので、本当ならそのままAgora Guesthouseで眠ってしまいたかったのだが早朝でまだチェックインして部屋に入れず、そんな時にレセプションでメキシコ人の女の子に誘われたのでボスポラス海峡のクルーズ船に乗ってみることにした。

ぼくたちが乗ったボスポラス海峡のクルーズ船はガラタ橋の近くから出ており所要時間は90分、料金は75トルコリラと手頃な価格だった。

 

・ボスポラス海峡のクルーズ船から見えるイスタンブールの見所を徹底解説

 

ボスポラス海峡は、北の黒海と南のマルマラ海を結ぶ南北に細長いイスタンブールの海峡だ。アジアとヨーロッパを分け隔てる海峡として世界的にも有名だ。ボスポラス海峡には「7月15日殉教者の橋」「ファーティフ・スルタン・メフメト橋」「 ヤウズ・スルタン・セリム橋」の3つの橋が架けられており、今回のクルーズ船では最初の「7月15日殉教者の橋」の下を通り過ぎて、2番目の「ファーティフ・スルタン・メフメト橋」で折り返す予定だ。

ボスポラス海峡はアジアとヨーロッパ、東西文化の重要な交差点ともなっており、クルーズ船からも世界遺産を含む歴史的に重要な建物を多数眺めることができた。

 

スレイマニエ・モスク(ヨーロッパ側)

 

イスタンブール旧市街にあるスレイマニエ・モスク。オスマン帝国の最盛期を築いたスルタン(イスラム教支配者)である第10代君主スレイマン1世の命により、当時の宮廷建築家頭で、トルコ史上最高の建築家と呼ばれるミマール・スィナンが設計、1550年に着工し、7年の歳月をかけて完成した。オスマン建築の最高作のひとつと言われ、世界遺産にも登録されている。

 

ガラタ塔(ヨーロッパ側)

 

ガラタ塔は、イスタンブールの金角湾北岸・ガラタ地区にそびえる中世の石造りの塔。1348年にジェノヴァ商人が築いた植民都市「ガラタ」の防衛塔として建設された。1453年のイスタンブール陥落後オスマン帝国時代には火の見櫓、囚人収容所、天文観測所など多用途に使われたが、1960年代に修復され、現在は観光用に開放されている。

 

ドルマバフチェ宮殿(ヨーロッパ側)

 

ドルマバフチェ宮殿は、ボスポラス海峡沿いに位置する最も豪華なオスマン帝国の宮殿で、オスマン帝国末期の西欧化を象徴する建築。1843年から10年以上の歳月をかけてスルタン・アブデュルメジト1世によって建てられた。トプカプ宮殿の伝統的なイスラム建築とは異なり、バロックやロココ、ネオクラシックの要素が融合したヨーロッパ風の壮麗な様式が特徴となっている。

 

ベイレルベイ宮殿(アジア側)

ベイレルベイ宮殿(アジア側)

 

ベイレルベイ宮殿は「7月15日殉教者の橋」のたもとにあるスルタンの夏の離宮。スルタンのアブデュルアズイズによりアルメニア人建築家バルヤンの設計で1865年に完成した。ドルマバフチェ宮殿と同様、バロック様式とオスマン朝様式を合わせた折衷様式となっている。

 

オルタキョイモスク(ヨーロッパ側)

 

オルタキョイモスクは1853年(ドルマバフチェ宮殿と同時期)にスルタン・アブデュルメジト1世によって建てられた小規模で美しいバロック様式のモスク。

 

キレル陸軍士官学校(Kuleli Askerî Lisesi)(アジア側)

 

キレル陸軍士官学校は、オスマン帝国時代の1845年に建設された新古典主義とバロックを融合した様式の建物。オスマン帝国末期の近代化(タンジマート改革)の一環で建設長年にわたってトルコ陸軍のエリート教育機関として機能していたが、2016年のクーデター未遂事件以後、閉鎖され、現在は使用を停止している。

 

スルタンアフメト・モスク(ヨーロッパ側)

 

通称ブルーモスクと言われ、イスタンブール観光の中心地でもあるスルタンアフメト・モスク。世界で唯一となる6本のミナレット(モスクの塔)を持ち、世界遺産にも登録されている。1616年にアフメト1世が建設させた。

 

7月15日殉教者の橋

クルーズ船はボスポラス海峡に架かっている3つの橋のうち「7月15日殉教者の橋」の下を通り過ぎていく。

 

 

・ボスポラス海峡クルーズは気持ちいいので眠気に注意

こんな感じでボスポラス海峡クルーズは、船に揺られているだけでイスタンブールの様々な名所を見られるのでとても贅沢な経験ができた。見どころについて詳しく知らなくても、イスタンブールは普通に風景をぼんやり眺めているだけでもイスラム世界と西洋世界が混じり合っている独特な雰囲気が非常に美しく、この目を楽しませてくれた。イスタンブールに到着したばかりのぼくにとっては、街の全体像を把握するのに丁度いい導入となった。

一方で夜行バスであまり寝られていなかったぼくなので、クルーズ船にゆらゆらと揺られているとものすごく気持ちよく眠気が襲ってきて、途中で少し耐えきれずに眠ってしまった。せっかくのボスポラス海峡クルーズなのにちょっと勿体無かったかも。イスタンブールに着いたばかりで、寝不足のままクルーズ船に乗るのはそういう意味で要注意かもしれない。

 

 

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