青く輝くシチリアの港町!経由地として訪れただけのトラーパニが愛しすぎた

(この記事には広告が含まれる場合があります)

 

なんて美しきシチリアの港町!!!!!

青く輝くシチリアの港町!経由地として訪れただけのトラーパニが愛しすぎた

・ぼくの海洋的南欧の旅のまとめ
・碧く光り輝くトラーパニの町並み
・トラーパニの宿「Casa Nina」が天国にいるみたいだった
・トラーパニの美味しい海鮮料理
・トラーパニの美しさは素朴な日常という尊さの中に

・ぼくの海洋的南欧の旅のまとめ

ぼくの憧れだった南イタリアの旅も最後の時を迎えた。ローマから始まったぼくの南イタリアの旅は、信じられないくらいに美しい風景の連続だった。

スペイン広場にトレビの泉にコロッセオ!人生初のローマでは典型的な”ローマの休日”的観光を楽しんだ

予約なしで入れる?!混雑必至のバチカン美術館とバチカン市国の荘厳な旅

これで大丈夫!ローマで有効だったスリ対策5つ

ローマの次は治安が悪いと評判のナポリ!怖がりながら訪れたけれど、実際に怖い思いに遭うことはなかった。ナポリから日帰りで行ける離島で有名なカプリ島、あまり有名ではないプロチーダ島を訪れ、それぞれの違いと美しさを楽しんだ。

治安が最悪?!ナポリが極悪危険都市であるというのは本当か?

まじで吐く寸前!カプリ島行きのフェリーの揺れが過酷すぎた

青の洞窟は見られるか?!イタリア・カプリ島は色彩豊かな絶景だらけの美しき楽園

カラフルな家が立ち並ぶフォトジェニックな絶景!ナポリからプローチダ島へ日帰り小旅行してきた

ナポリの次に訪れたアマルフィ。断崖絶壁から見下ろすあまりに青く澄んだ美しき空と海の風景は、ここでしか見られないほどに尊いものだった。ぼくは断崖絶壁の頂上のアジェーロラという小さな町に宿泊したが、港町のアマルフィまで駆け下りる階段は、まるで天国まで続いているかのように神秘的で、桃源郷にいるような感覚になったのを今でも覚えている。

手嶌葵「さよならの夏」〜静かで美しいヨーロッパの海辺の街で聞きたい歌がある

青く輝くアマルフィ海岸の神秘的絶景!イタリア・アジェローラからアマルフィへとくだる階段から見た夢のような景色が忘れられない

美しい大聖堂と美味しすぎるグルメたち!イタリア・アマルフィはレモンとオレンジの香り溢れる爽やかな港町だった

洞窟の中を大冒険!アマルフィのエメラルドの洞窟がお手頃で神秘的だった

予想外の素敵な大絶景!アマルフィは宿代が高いので崖上の街アジェローラに泊まってみた

紺碧の海に浮かぶポジターノへ!アマルフィ海岸の絶景を見下ろしながら「神々の道」をトレッキングしてきた

アマルフィを抜け出して今度はイタリア南東部のバーリに宿泊した。バーリには特に行きたい場所がなかったが、ずっと憧れだった三角形の不思議なおうちのアルベロベッロの街と、紀元前からの歴史を持つ洞窟住居のマテーラの街の両方を訪れるためには、中心都市であるバーリに滞在するのが都合がよかったのだ。バーリからアルベロベッロ、マテーラまで日帰り旅行を楽しみ、まるでおとぎ話の中に入り込んだような夢のような時間を楽しんだ。

可愛い三角お屋根!不思議なトゥルッリの立ち並ぶアルベロベッロへ行ってきた

世界遺産の洞窟住居の絶景!バーリからマテーラへ電車で南イタリアの日帰り小旅行

バーリからは格安バスのFlixbusでイタリア南部のシチリア島まで移動し、ギリシャやローマイスラムなど様々な文化が複雑に入り混じった独特の美しいヨーロッパの雰囲気を楽しんだ。巨大な市場で海鮮料理をいくらでも楽しめたカターニア、ギリシャ植民地時代の完璧な遺跡を残すアグリジェント、シチリアの州都であり噴水や教会があまりに美しかったパレルモを経て、ぼくの次なる目的地、南フランスへと移動するためにシチリア島の小さな港町トラーパニへと移動する。

バスごと船内へ!格安バスFlixbusでイタリア本土からシチリア島まで航海を含む大移動

新鮮な海鮮だらけ!シチリア島カターニアの魚市場で美味しいシーフードを食べまくった

ほんとにこれで15ユーロ?!シチリア島カターニアのレストラン「TRATTORIA DEL CAVALIERE」がコスパよすぎて感動的だった

「神殿の谷」への玄関口!シチリア島のアグリジェントは穏やかで優しい世界遺産の町だった

完璧な形で残っているギリシャ遺跡!シチリア島・アグリジェントの世界遺産「神殿の谷」へ行ってきた

イタリアで刺身?!海鮮天国のシチリア島パレルモで海外初のお刺身を食べる

美しき大理石の裸体彫刻!シチリア島・パレルモの「プレトリアの噴水」が魅力的すぎた

黄金に光り輝くモザイク画の世界!シチリア島パレルモの「マルトラーナ教会」でビザンティン芸術に酔いしれる

今回の旅を通じて思ったことは、シチリア島ってものすごく広い!!!ただのイタリアの島だろうと思っていたら広すぎて深すぎて、まだまだ見て回りたいのにフェリーをあらかじめ予約してしまっていたことと、その後スペイン巡礼の約束をしていたことから、先を急いだ。

ちなみにぼくのこの先の予定は、シチリア島トラーパニからフェリーで南フランスのトゥーロンへと向かい、そこからアヴィニョン、ニームへの日帰り旅行を経て、最終的にはフランス南西部のバイヨンヌを経由してサンジャンピエドポーへと向かい、そこから800kmを歩くスペイン巡礼を開始する予定だ。

 

 

・碧く光り輝くトラーパニの町並み

トラーパニは全然有名じゃなさそうなシチリアの小さな港町なので、見るものもなさそうだしただの経由地として1泊でいいだろうと思い1泊したが、これが大きな間違いだった。イタリアの街はたとえ有名ではい小さな町でも、いや、有名でなくて素朴な人々の優しさに触れられるからこそ、むしろ有名でない町の方が美しく素晴らしい。そんなことをつくづくこのトラーパニで感じてしまうほど、ぼくはトラーパニが大好きだった。

パレルモからトラーパニまで直行バスで向かう。だんだんと海が見えてきて感動する。シチリアは島であるのに、そういえば海を近くに見る機会は少なかった。徐々に大きくなってくる青く美しい海の姿に心が躍った。

目の前に碧く光り輝く海が堂々と広がっているトラーパニの港町は、まさにぼくが理想として思い描いていたようなヨーロッパの素朴な海辺の街だった。人もあまりおらず、静かで、ゆっくりとした時の流れと強い日の光を感じる。ぼくはバスを降りた瞬間から、不思議とこの町が好きになっていた。

 

 

・トラーパニの宿「Casa Nina」が天国にいるみたいだった

トラーパニでなんと言っても素敵だったのは、宿泊した宿だった。 Ninaというおばちゃんが主に切り盛りしている「Casa Nina」の宿は、まるで天国みたいな、まさに地中海的な海洋の旅をしているという旅情をぼくの心に与えてくれる尊い宿だった。なんで天国みたいだと思ったのかは、下の動画をご覧ください。この「Casa Nina」については、また別にひとつの記事を割いて紹介しようと思う。

 

・トラーパニの美味しい海鮮料理

シチリア島なので海鮮料理はこの小さなトラーパニの町にもある。お店には地元の人々が集まっており、ひとりで訪れたぼくに色々と話しかけてくれて仲良くなった。本当にイメージ通りのイタリア!朗らかで明るくて陽気なイタリア人の姿がそこにはあって感動した。

 

 

・トラーパニの美しさは素朴な日常という尊さの中に

光あふれるトラーパニの町を散策。有名な町ではなくても、観光地ではなくても、だからこそ美しい風景があるということを、人が最も感動するのは人々の暮らしを感じさせる素朴な美しさなのだと、このトラーパニの町は教えてくれる。なんでもない日常の姿が、なんだかやけに尊いと思った。

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

 

関連記事