予約なし!混雑必至のバチカン美術館とバチカン市国の旅

 

うっかりしていたら予約チケット買えませんでした…。

予約なし!混雑必至のバチカン美術館とバチカン市国の旅

・世界最小の国バチカン市国
・人間と芸術作品がひしめき合うバチカン美術館
・サン・ピエトロ広場の白亜の柱
・夜のローマをぐるっと一周

・世界最小の国バチカン市国

世界最小の国として有名なバチカン市国は、イタリアの首都ローマの中にある。バチカン市国はカトリック教会の総本山であり、ぼくのおばあちゃんの家の近くにもカトリック教会があり、通ったことはないものの、そこでセミを捕まえたりしていたので、カトリックにちょっとくらいは親近感を持っていた。

最小の国と言えども別の国なのだから、イタリアから入る際にはパスポートの提示くらいするものとばかり思っていたが、普通に気軽に公園に行くような感じで、なんの検閲もなく入れてしまったので拍子抜けした。しかし簡単には入れるものの、やはりそこはカトリックの総本山としての、神聖で白く重い気配に包まれていた。

 

 

・人間と芸術作品がひしめき合うバチカン美術館

 

バチカン市国での見どころといえば大まかに言って、バチカン美術館、サン・ピエトロ大聖堂、サン・ピエトロ広場である。この中でもバチカン美術館は常に人で混雑しているので、スムーズに観光するためには事前にインターネット上で予約必須であるとのことであった。しかし、予約にも何日前までと期限があるらしく、また定員数もあるらしく、ぼくたちはうっかりしていて事前のオンライン予約ができない状況となってしまった。

こうなってしまった以上は、当日朝一でバチカン市国に赴き、バチカン美術館のチケット購入の列に並ばなければならない。噂では、朝一に並んだとしても2時間3時間待つのもザラだという恐ろしい情報まである。果たしてそんなに人気なのだろうか。ぼくたちがバチカン市国に行くのは5月11日。観光シーズンではないが、土曜日なのが気にかかるところだ。

2019年5月11日、ぼくたちはバチカン市国開演30分ほど前に並んだ。そこにはバチカン市国を囲う城壁に沿って、既に長蛇の列ができあがっていた。列の外からは、係なのかそうでない人なのか怪しい人々が声をかけてきて、ここではない、あっちへ行けばいいとツアーに誘導しようとしてくるが、これは無視するべきである。本物の係りの人なら忙しく、こんなところでわざわざ並んでいる人に声なんてかけてこないだろう。

 

 

これはものすごく並ぶのではないかと覚悟を決めていたが、意外にも1時間ほど並んだだけでスムーズにチケットを買うことができた。事前にオンライン予約できなくても、きちんと朝一に並びさえすれば、そんなに心配しなくていいようだった。

 

 

バチカン美術館内では、ラファエロの「アテネの学堂」や「キリストの変容」、美術館内部にあるシスティーナ礼拝堂のミケランジェロ作「最後の審判」や「アダムの創造」など、それはそれは見応えのある作品たちが並べられていた。しかしその作品の素晴らしさと同じくらい印象的だったのは、この美術館の混雑具合である。

世界中を旅して回って様々な美術館を巡ってきたが、こんなにも混雑しているミュージアムを、ぼくは他に知らない。言うなれば日本のお祭りとか、新宿駅に来たかのような混雑具合だった。普通ミュージアムというものは、ものすごく高いお金を払う代わりに素晴らしい芸術作品と、豊富な知識と、そしてゆとりある広い空間を提供してくれ、そこで椅子にでも座りながらのんびりと芸術鑑賞して時を過ごすというのが一般的な理想であるのに、ここではそのような椅子に座ってのんびりなどという、他の美術館では当たり前のようにできることが決してできなかった。作品を見にきたのか人を見にきたのかわからないといった状況で、結構疲れるものだった。

 

しかし、せっかくローマに来たのだから一生に一度くらいはという意気込みでバチカン美術館を楽しむことは、外国人の観光客なら誰でも立てる計画だろう。それゆえにこれからも、この美術館は空くことが決してないのかもしれない。

 

 

・サン・ピエトロ広場の白亜の柱

それに比べて、バチカン市国内のサン・ピエトロ広場は、神聖でかつ厳かな雰囲気も保ちつつ、かなりスペースに余裕があるのでゆっくりのんびりすることができた。白亜の太い柱が弧を描くようにいくつも立ち並んでおり、神聖さをより一層際立たせている。

ぼくは鬼束ちひろが自分自身で選んだ名作のベストアルバムの名前が「ONE OF PILLARS」であることと、その白いジャケット写真を思い出していた。その選曲のよさもさることながら、ベストアルバムであるにもかかわらず入っている新曲「惑星の森」の神がかったできのよさに、どんなに時が経っても感動させられるものだ。

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・サン・ピエトロ大聖堂の円形の光

サン・ピエトロ大聖堂もなかなか並んだが、バチカン市国ほどではなかった。気軽に並んで30分くらいで入れただろうか。途中には荷物検査もある厳重ぶりだった。

さすが世界最大のカトリック聖堂だけあって、見たこともない神聖な空間が広がっていた。あまりにすごいと何がすごいのかいまいちよくわからなくなってしまうが、まさにそんな感じの大聖堂だった。まさにカトリック教徒であったならば、ここへとたどり着いた感慨もまた違ったものになるのだろう。

黄金色に輝く幾何学模様の数々。ぼくの中で「円形」が印象に残っている。偏りのない、曲がりのない、歪なところのないまん丸な円形。そのような光を世界に向けて発しているのかもしれない。

 

 

・夜のローマをぐるっと一周

バチカン市国を巡ったあとは、てらちゃんのイタリア人の友達のパオロが夜のローマを案内してくれた。昨日行った昼のローマで見た名所の数々を、今度は夜の姿として眺めることができた。ローマ人の彼が丁寧に説明してくれると、はやり日本人2人が徒然に歩いただけではわからないこともたくさん教えてくれてとてもためになった。

彼は日本に留学していたこともあり、日本語が堪能でしかも日本の知識を驚くほど深く知っていたので、夜のローマの街の遺跡を眺めながら、日本の独自性や古事記の話などで盛り上がり、なぜか日本の面白さを噛み締めながら夜のローマを観光していた。

昼のローマも美しかったが、夜のローマも格別だった。人も少ないし、涼しいのもまたなおよい。まさかこんなに豪華なローマの名所を2周するとは思わなかったが、昼と夜で比べながら歩くのもまたローマのいい思い出となったし、ローマの復習にもなった。

 

 

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