エーゲ海の24時間フェリーを攻略せよ!!!!!
24時間フェリーの詳細と快適に過ごすコツは?シロス島からテッサロニキまでエーゲ海の大移動を成し遂げた
・シルクロードの旅第10ヶ国目「ギリシャ」旅程表
・シロス島からテッサロニキまで24時間フェリーに乗ってみよう
・ストライキで24時間フェリーがまさかの深夜便になって絶望した
・深夜のシロス島フェリーターミナルには人が誰もいなくて不安になった
・24時間フェリーは最安自由席チケットを購入したのでソファーの確保が重要だった
・24時間フェリーBlue Star Mykonosの船内座席について解説
・24時間フェリー生活は、寝るか食べるか島を眺めるしかやることがなかった
・深夜にテッサロニキの宿にチェックインし、無事24時間フェリーの旅を乗り越えた
目次
- ・シルクロードの旅第10ヶ国目「ギリシャ」旅程表
- ・シロス島からテッサロニキまで24時間フェリーに乗ってみよう
- ・ストライキで24時間フェリーがまさかの深夜便になって絶望した
- ・深夜のシロス島フェリーターミナルには人が誰もいなくて不安になった
- ・24時間フェリーは最安自由席チケットを購入したのでソファーの確保が重要だった
- ・24時間フェリーBlue Star Mykonosの船内座席について解説
- ・24時間フェリー生活は、寝るか食べるか島を眺めるしかやることがなかった
- ・深夜にテッサロニキの宿にチェックインし、無事24時間フェリーの旅を乗り越えた
- ・シルクロードの旅の記事一覧はこちら!
- ・ギリシャ一周の旅+トルコの記事一覧はこちら!
・シルクロードの旅第10ヶ国目「ギリシャ」旅程表
ミズイロノタビでは「シルクロードの旅」の中で中国、中央アジア、コーカサス、トルコ横断と東から西へと旅を継ぎ、トルコの大地からは海へと飛び出しギリシャ離島を巡る海洋の大冒険を始めた。
ぼくは2022年にギリシャ正教最大の聖地で今でも女人禁制を貫く神秘的なアトスを巡ったのと同時に離島も含めギリシャ全体を巡ったが、それ以来ぼくはギリシャが大好きになった。特にクレタ島、サントリーニ島、ミコノス島、ロードス島などのエーゲ海の島々は別格の美しさがあり、ぼくの魂や感性と共鳴する部分が大きかった。
2022年に隅々まで回ったので今回の「シルクロードの旅」ではギリシャをスルーしようかとも思ったが、大好きなギリシャやエーゲ海が目の前に広がっているのにそこへ向かいたいという旅する炎を抑えることができなかった。
2022年にメジャーな島々を全て巡ってしまったので、今回は何があるのか分からないような有名ではない島々を冒険するように立ち寄りながら、最後はテッサロニキまで向かい「バルカン半島一周の旅」へと繋げていこうと思う。
今回のギリシャの離島を巡る旅の旅程表は以下の通りだった。
| 滞在する島 | 宿泊するホテル(宿泊数) | 次の島への移動手段 |
| サモス島 | Samos Bay Hotel by Gagou Beach(3泊) | フェリー |
| ミコノス島 | Sugar Blue(3泊) | フェリー |
| シロス島 | Alley Suites Syros(2泊) | フェリー |
| テッサロニキ | Zeus is Loose(1泊) | 長距離バスでブルガリアへ |
・シロス島からテッサロニキまで24時間フェリーに乗ってみよう
シロス島からテッサロニキのフェリーは、脅威の24時間移動だった。24時間のフェリーの大移動なんて人生で初めての経験なのでちょっと不安だ。きちんと夜快適に寝られるのだろうか。しかしこれからバルカン半島の旅をするためにはギリシャ北部のテッサロニキへ行った方が都合がいいので、他に選択肢はなかった。
シロス島からテッサロニキの船は毎日出ているわけではないので注意が必要だ。ぼくの旅程の場合は10月30日に18時55分発の便があったので、それに合わせて全ての旅程を調整した。予定の所要時間は23時間55分なので、まさに丸々1日の海洋の大移動だ。24時間移動なんて、ベトナムからラオス行きの長距離バス以来かもしれない。
料金は最も安いDeck loungeが97ユーロ、指定席ありは102ユーロ、ビジネスクラスは117ユーロだった。最安チケットと指定席ありでもあまり値段は変わらないような印象だったが、最安チケットでも工夫次第ではきちんと快適に24時間フェリー移動できるのか興味があったので、好奇心で敢えてDeck loungeを選んだ。ちなみに24時間という大移動の割に、個室という選択肢はなかった。
Deck loungeとはこれまで通り自由席で、カフェやレストランの座席や空いているベンチなどで過ごすスタイルのようだ。果たしてこれまで通り横になれるようなソファーの良席を確保し、夜中もぐっすり眠れるだろうか。
・ストライキで24時間フェリーがまさかの深夜便になって絶望した
しかしこの24時間フェリーの移動は、乗ってからではなく乗る前から大事件が起きてしまった。何とギリシャのストライキの影響でシロス島10月30日18時55分発から、10月31日深夜2時55分発に時間変更されてしまったのだ!所要時間は変わらず24時間。
いきなり深夜便に変更されてしまったことで、宿を11時にチェックアウトしてから夜中までどこで過ごせばいいのかと不安だったが、幸運&親切なことにシロス島で泊まっていたAlley Suites Syrosのホストに相談すると、ぼくのチェックアウトの日はたまたまゲストがいないからそのまま深夜まで部屋を使っていいよと言ってくれた。
めちゃくちゃありがたい&本当に優しい!こんな不測の事態に柔軟に対応してくれて、本当にこの宿を選んでよかったと感じた。感謝の気持ちとしてBooking.comに最高のレビューを書き込んだ。
・深夜のシロス島フェリーターミナルには人が誰もいなくて不安になった

ぼくのフェリーは深夜2時55分発だったので、1時間前の2時にはフェリーターミナルに着くようにした。Alley Suites Syrosはフェリーターミナルから徒歩10分ほどの好立地だったので、その点でも素晴らしい宿だった。おかげでギリギリの時間まで部屋でのんびり過ごすことができた。シロス島エルムポリのフェリーターミナルの位置情報はグーグルマップで以下の通り。
しかし1時間前に港へ到着しても誰一人いなかったので、ぼくはまたフェリーターミナルの場所を間違えてしまったのではないかとサモス島の恐怖が蘇ってきた。
不安だったのでその辺でお酒を飲んでいる人に聞き込みすると、この場所で合っているということだったので今回は杞憂で終わりそうだ。シロス島は深夜2時にも関わらず若者がカフェやバーでお喋りしたりしていて活気のある印象だった。
結局1時間前に来たぼくが早すぎただけで、その後からポツリポツリと乗客たちが集まり出したので安心した。やっぱり今回は場所を間違っていなかったようだ。
そして時間通りBlue Star Mykonosのフェリーはやって来て、無事に乗船することができた。チケットはFerryhopperからオンラインで予約購入し、乗船48時間前〜2時間前までにオンラインチェックインしてQRコードのチケットをスマホに保存していたので、それを見せるだけでスムーズに乗ることができた。いつものことながらパスポートチェックなどもなかった。
・24時間フェリーは最安自由席チケットを購入したのでソファーの確保が重要だった
さてここからが重要だ。自由席を選択したぼくは、きちんと横になれるような長いソファー席をゲットできるのだろうか。深夜から深夜まで船にこの乗り続けるのだから、それができるかできないかでこの24時間のフェリー生活の質が天と地ほど変わってしまうだろう。
ぼくの乗るシロス島からテッサロニキまで行くフェリーがどのような経路を辿るのか予め調べておいたが、最初アテネを出発してシロス島は2番目の寄港地ということだったので、乗客はアテネからの人しかいないのでそんなにまだ乗客の人数が多くないのではないかと予想していた。
ちなみにこのフェリーはアテネ→シロス島→ミコノス島→イカリア島→フルニ島→サモス島→ヒオス島→レスボス島→リムノス島→テッサロニキと航海が続くらしい。なるほどこんなに多くのエーゲ海の島々に立ち寄るから24時間もかかるのか…シロス島から一気にテッサロニキまで行ってくれてもいいのに(心の声)。
そしていざBlue Star Mykonosのフェリーに乗り込むと意外と混んでいたので、ちゃんとソファー座席を確保できるのか心配だったが、フェリー中を探し回って何とか快適に寝られそうな席をゲットした。何とここはぼくがサモス島からミコノス島へ移動する時に確保したソファーと全く同じだった!すごい、何だか運命的なものを感じる座席だ。幅も広くて十分横になれるし、このソファーを確保できたからには過酷そうな24時間フェリーの旅も少しはマシになりそうだ。
一旦座席を確保してソファーや机に荷物を乗せておけば、トイレに行ったり船内をお散歩していたとしても絶対に他の人に取られる心配はないので、シロス島からフェリーに乗り込んでまず最初にこのソファーをゲットできた意味は非常に大きい。
・24時間フェリーBlue Star Mykonosの船内座席について解説
参考までに24時間フェリーのBlue Star Mykonosの船内はこんな感じ。ソファーはいくつもあるがやっぱり横になれる長いソファー座席は人気なので、見付けたら即荷物を置いて確保しておいた方がいいだろう。もっといい席を発見したならいつでも移動はできるのだから。
ちょっと追加でお金を払えば指定席に座れるが、みんな本当にお金払って指定席に座っているのかぼくは内心めちゃくちゃ疑問に思っていた。実はみんなお金を払わずに空いている席に座っているだけでは?実際座席をチェックする人もいないし、座り放題という空気だった。空いている指定席はいっぱいあった。
一方で指定座席は横になることができない構造だったので、ぼくのように24時間フェリーに乗る乗客には不向きであり、自分自身で確保したソファーの方が夜眠るためには快適だったので、空いていても指定席に座ることはなかった。
・24時間フェリー生活は、寝るか食べるか島を眺めるしかやることがなかった
シロス島からテッサロニキへの24時間船上生活は、マジでやることがなかった。フェリーに乗り込んだのが深夜なので最初のうちは寝るしかないのだが、朝になって起きても特にすることもなく持ち込んだ食べ物を食べるか、寄港した際には島を見物しにデッキに出るか、もしくはまた寝るかとかそのくらいだった。
船内にはレストランもあったがシロス島で予めフェリー用に食べ物を買っていたので、今回は利用することがなかった。シロス島ではパンやヨーグルトやバナナ、水も購入し24時間の船上生活に備えた。きちんと事前準備をしてきたので、フェリーの中で余計な出費をする必要はなかった。起きている間はフェリーがどのかの島へ着いたら様子を見にデッキへ出掛けて、写真を撮って景色を眺めたら、また座席に戻ってというのを繰り返していた。
期せずしてサモス島のVathyにも再び来てしまった。トルコの大地を出発してVathyに辿り着き、サモス島で暮らした日々はもはや遥か昔のように感じられるが、まさかのまだたった一週間も経っていないなんて驚きだ。改めて旅をしていると新鮮な瑞々しい経験の連続なので、時間が長く感じられてしまうことを実感する。
初めて見たヒオス島。ここは世界遺産であるネア・モニ修道院もあるらしいので、いつの日かまたエーゲ海の冒険をする際に絶対に訪れたい。トルコから近いからかトルコの雰囲気に似ており、かなり栄えている様子だった。ヒオス島から沢山の乗客が乗ってきてフェリーも混むようになった印象。
暗くなってから辿り着いたリムノス島は闇夜の中に輝く城壁が神秘的だった。夜だったのでどのような街並みかは把握し切れなかった。
・深夜にテッサロニキの宿にチェックインし、無事24時間フェリーの旅を乗り越えた
ちょっとくらい早く着いてくれたらいいなぁと淡い期待を抱いていたが、フェリーはしっかりと時刻通り深夜3時にテッサロニキへ到着した。ギリシャのフェリーって時間に正確なんだなぁ。そのまま予約していた宿Zeus is Looseへと港から歩いて向かった。テッサロニキのフェリーターミナルは街の中心部から徒歩圏内なので便利だった。
テッサロニキと言えば2022年ギリシャ一周の旅の際に、女人禁制のギリシャ正教最大の聖地アトスへ行く際の拠点となったギリシャ第2の街だ。アトスへ行く前とアトスから帰ってきた時に2回も訪れたのでかなりテッサロニキに慣れてしまい、大体この辺りに何があるというのも把握してしまった。

Zeus is Looseは素泊まりドミトリーで4000円ほどとやや高めだが、めちゃくちゃ綺麗で快適でしっかりしたホステルだった記憶があったので迷わずここを選んだ。6階の共用スペーシから眺めるテッサロニキの景色も絶景だ。Zeus is Looseのレセプションは24時間開いていたので、深夜に訪ねてもしっかりとチェックインすることができた。
フェリーの中でやることがないので寝過ぎてやや頭痛がするほどだったが、やっぱり船上のソファーで寝ているだけではきちんとした睡眠が取れていなかったのか、普通に宿でも爆睡してしまった。これって夜行列車でも言えることだけれど、横になって寝られているからと言ってもやっぱりいつでも他人から見られるような状態だと本能的に警戒してしまい、深い睡眠が全然できていないのだと今回も実感した。夜行列車の後でも全然疲れが取れておらず、結局朝宿に着いてその場で疲れて午前中は寝てしまうという現象が、フェリーでも起こり得るのだということを身をもって体験した。
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\シルクロードの旅の全行程を時系列でチェック!/
・ギリシャ一周の旅+トルコの記事一覧はこちら!
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