温泉のあるキルギス秘境の村アルティンアラシャンを目指す!!!!!
日本語対応のユルト宿を発見!5時間のトレッキングでアルティンアラシャンの絶景と温泉を目指す
・シルクロードの旅2ヶ国目「キルギス」旅程表
・カラコルから温泉のあるアルティンアラシャンまでトレッキングしよう
・川沿いを歩く爽やかなアルティンアラシャントレッキングと様々な苦悩
・びっくり!アルティンアラシャンの宿に日本語ペラペラのキルギス人がいた
目次
・シルクロードの旅2ヶ国目「キルギス」旅程表
「シルクロードの旅」の第1ヶ国目である中国の旅を終え、ついに人生初の中央アジアへと足を踏み入れた。中央アジア最初の国は、キルギス!キルギス国内の旅の予定は以下の通りだった。
| 滞在する街 | 宿泊するホテル(宿泊数) | 次の街への移動手段 |
| オシュ | Ocean hostel(3泊) | シェアタクシー |
| ビシュケク | さくらゲストハウス(6泊) | 夏限定列車 |
| バリクチ | Guest House Oimo(1泊) | シェアタクシー |
| カラコル | The Way of Travelers(1泊) | ローカルバス+ハイキング |
| アルティンアラシャン | Bulak Say Yurt camp Altyn Arashan(3泊) | ハイキング+タクシー |
| カラコル | Guesthouse Alinazar(2泊) | 国際バスでカザフスタンのアルマトイへ |
・カラコルから温泉のあるアルティンアラシャンまでトレッキングしよう
カラコルからローカルバスに乗って登山口まで移動し、ついにアルティンアラシャンへのトレッキングを開始した。カラコルの街からローカルバスで格安に登山口まで移動する方法の詳細はこちらの記事にまとめた。
アルティンアラシャンは山奥の秘境の村だが日本人の大好きな温泉があるということで、とにかく温泉に入るために頑張ろうという意気込みだった。アルティンアラシャンでは2泊し、天気がよければアルティンアラシャンからもっと標高の高いアラコル湖まで日帰りトレッキングも検討していた。まぁそもそもアルティンアラシャンがどんな感じの場所なのかよく分からないので計画も立て辛く、とりあえずまずはアルティンアラシャンまで辿り着かなければ話にならないという状況のままトレッキングを開始した。普通に歩くと5時間ほどかかるらしい。
宿はBooking.comで朝食・夕食付きで最も安かったBulak Say Yurt camp Altyn Arashanに予約を入れた。山奥の秘境なのでどうせ宿で夕食を食べることになるだろうから、最初から夕食付きの方が安心だ。アルティンアラシャンの宿は総じてレビュー数が少ないのでどんな感じの宿か分かり辛くて心配だったが、グーグルマップで見ている限りこの宿は大丈夫だろうという直感が働いた。
・川沿いを歩く爽やかなアルティンアラシャントレッキングと様々な苦悩


この日は雲ひとつない快晴で、天気の心配を全くすることなく晴れやかな気持ちで歩くことができた。人通りの少ないのどかなキルギスの山道を、自分のペースでのんびりと進んでいく。
道沿いにはかなり大きな川が流れており、快晴の中でもどこか涼しい気分になれた。川の水は山から来ているのでかなり冷たく、泳げるという感じではなかった。
ぼくはマンバンヘアというお団子の髪型をしている関係で帽子が被れず、旅の最中ではいつも日除けのためにイスラム女性のように布を頭に巻いているのだが、川の水にこの布を浸してから頭に巻いてトレッキングすると暑さがかなり和らいで爽やかな心地だったと同時に熱中症予防にもなった。
標高が高いこともあり、道端には見たこともないような色とりどりの高山植物のような花が咲き乱れていて幻想的だった。ぼくは夏の北海道の礼文島や利尻島を思い出していた。
ここまで書くとものすごく快適で楽しいだけのトレッキングだったかのように聞こえてしまうが、いくつか過酷な点もあった。まずぼくの不注意で、水を500mlしか持ってこなかったのは完全に失敗だった。この7月のめちゃくちゃ暑い気候の中、水500mlでは水分が全然足りなかった。アルティンアラシャンは有名な観光地なので登山口からアルティンアラシャンまでの間にいくつか水を買える売店でもあるだろうと予想していたのだが、そんなのは完全なる希望的妄想で本格的に登り始めてからお店なんて一軒もなかった。

明らかに人工的な感じがして飲めそうな感じのする湧水スポット
川沿いを歩いているのだから川の水を飲めばいいじゃないかと思われるかもしれないが、キルギスの山から流れ着いた水というのはなぜか結構泥っぽく濁っているので、これが飲めるのかどうか登山初心者には判断できなかった。道沿いの川の主流の水を飲むというよりもむしろ、側道から湧いている透明な水を飲む方が絶対にいいだろうと判断し、500mlの水がなくなってからはそれを飲むようにした。ぼくが見た限り飲めそうな湧き水スポットは合計で2箇所あった。ぼくは最後の1箇所しか利用していないが、お腹を壊すようなことはなかった。
またアルティンアラシャンまでの道はキルギスの大自然に抱かれた秘境の静かな道を想像するかもしれないが、実際には結構な数の車が通っているのでかなり煩わしかった。普通の観光客はトレッキングなどせずに、お金を払ってタクシーのような車でアルティンアラシャンまで簡単に辿り着いてしまうらしい。重い荷物を背負っているのに車が通る度に道の傍へ避けなければならないという作業は、何回もやっていると疲弊してしまう。しかも車が通り過ぎた後はかなりの量の砂埃が舞うので、車はさらに登山者を苦しめるのだった。あまりに多くの車が通り過ぎるので、ぼくはこの登山中は車=敵だと見なしながら歩みを進めていた。
もうひとつの敵は、馬だった。外国人観光客の中には、車ではなく馬に乗ってアルティンアラシャンへ行く者も存在するのだ。馬は車よりはよっぽどマシな敵だが、馬が通り過ぎる時にはやっぱり道の傍へ避けなければならないこと、そして大量の糞を落としていくので登山中にそれを踏まないように注意するのは面倒だった。
アルティンアラシャンへの登山道は想像したよりも大変ではなく、何だ思っていたよりも全然しんどくないじゃないかと油断していたら、最後の最後にめちゃくちゃ険しい登り坂の連続で心が折れそうになった!まさに最も過酷で最も苦しい試練が、わざと最後まで残されているような感じだった。長時間歩いた後のエネルギー切れ寸前の時に、一番辛い登り坂を用意するのやめてほしい!
地図上ではもうすぐでアルティンアラシャンに着くはずなのに、目の前の坂道が急峻すぎて先の景色が全く見えず、息を切らしながら一体どこにアルティンアラシャンがあるのか全く分からずに絶望していると、いきなり目の前が開けてユルトと雪山と川が輝く美しい秘境の村が出現したので感動した!



これがアルティンアラシャンか!ついに着いた〜!!めっちゃ綺麗!そして見たことのない絶景!いきなり目の前に現れたからびっくりして余計感動的に見える!所要時間は丁度5時間かかった。
・びっくり!アルティンアラシャンの宿に日本語ペラペラのキルギス人がいた


アルティンアラシャンで宿泊する宿Bulak Say Yurt camp Altyn Arashanはユルト(中央アジアのテント)形式だった。ドミトリーで朝食・夕食付きで1泊30米ドル。

左が日本語を話せるキルギス人男性!とても親切
驚いたのはここで働いているキルギス人男性がめちゃくちゃ流暢に日本語を話すこと!何と2年間宮崎県で住んでいたので日本語がペラペラらしい!この男性にアラコル湖へのトレッキングを始め色んなことを教えてもらったので、アルティンアラシャンの滞在が非常に快適なものとなった。
着くなり紅茶とお菓子を出してくれて、心から癒された。5時間歩いた後の紅茶はめちゃくちゃ美味しかった〜何だか心に染み込んでいく感覚!このBulak Say Yurt camp Altyn Arashanでは頼めばいつでも紅茶を出してくれたので本当にありがたかった。
夕ご飯はキルギスらしいプロフやスープが多く、ボリュームもたっぷりだった。朝ご飯もパンや卵やソーセージにスープなどバラエティーに富んでいて大満足だった。そして食事の度にいつも美味しい紅茶を淹れてくれたのがいい思い出。
重要なのかこの宿にはシャワーがないこと。というかアルティンアラシャンの宿には基本的にシャワーがないので、温泉を利用する必要があるそうだ。アルティンアラシャンには有料と無料の2つの温泉があるということで、着いて早々だが早速無料の方の温泉へ出かけてみることにした。
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