まるで宇宙!クラクフの聖マリア教会が壮麗すぎた

 

それはまるで宇宙だったよ…。

まるで宇宙!クラクフの聖マリア教会が壮麗すぎた

・ポーランドの古都クラクフ
・クラクフの中央広場
・クラクフの聖マリア教会
・クラクフ写真集

・ポーランドの古都クラクフ

クラクフは美しいポーランドの古都だった。石畳の道の上を馬車が走る蹄の音は、古えの栄えし日々の面影を思い起こさせる。クリスマスを過ぎてはいたものの、クラクフの中央広場にはたくさんの出店が立ち並んでおり、クリスマスマーケットがそのまままだ残っているみたいだった。クラクフに到着したその日の夜は、その出店でお肉を食べた。

チェコから中欧に入って以来、なんだか食事の中での肉率が格段に上がった気がする。中欧は総じて肉の国々だ。日本人のぼくとしては、肉も食えば魚も食いたいし、山のものも海のものも川のものも畑の野菜もと、いろいろな種類の食べ物をバランスよく食べたいと常に望んでしまうが、中欧の食事は単一的で、多様性に富んでいないイメージだ。

肉を食べるとイライラして攻撃的になりやすいというのは本当だろうか。そういえば中欧に入ったあたりから、すなわち肉ばっかり食べ始めてから、なんだかイライラするようになった気がする。しかしこれが長旅によるストレスか、はたまた肉による効果なのかは定かではなかった。様々な他の要因が重なっている可能性が多分にあるのに、肉のせいにしてしまうのは医学的・統計学的に不適切だろう。

前の街プラハで「クラクフはとても美しい街だ。プラハみたいな感じだよ」と教えられたので、プラハが大好きなぼくとしてはものすごく期待してしまった。たしかに綺麗な街並みだが、プラハということはない。それだけは断言できるだろう。まったく趣を異にしており、何をもってこれをプラハだと言ったのかまったくわからない。ぼくの中でプラハは随一であり、クラクフは似ている街をさがせば世界のどこかにあるかも、という雰囲気である。

 

 

・クラクフの中央広場

クラクフ観光の中心となるのは、やはりクラクフの中央広場だ。ここにたくさんの馬車たちも立ち並び、アーケードの中にはポーランドらしい民芸品が所狭しと並べられている。中央広場のアーケードは織物会館と呼ばれるらしく、100メートルもあるお土産やさんの通りは見ているだけでも楽しくなって、時間が経つのも忘れてしまう。

特にポーランドらしい模様の入ったカラフルな小さなタンスがとても可愛らしく、長旅でなければ絶対に買っていたと思われるが、この先の長い旅路をこれを引っさげて進む勇気はなく買うのを断念した。このタンスは後にも先にもここポーランドでしか見られないものだったので、気に入って手に入れたいのならばここで買うしかないだろう。

中央市場から適当に歩いていくと、本当にたくさんのお店が立ち並んでいるので、その中をのぞいてみるのも楽しい。ぼくが見つけたお気に入りのお店は、góralskie pralinyというチョコレート屋さんだった。不思議な形で統一されたチョコレートは様々な味付けが用意されており、安価なのでいろんなものを試してみたが、どれもチョコレートと中のソースの味付けの配分が絶妙でとても美味しかった。お気に入りとなって、3泊の滞在中に2回も買いに行ってしまったほどである。

その他には、陶器のお店が多かったのも特徴だった。青と白の陶器がポーランドでは有名らしく、そのような陶器をたくさん見つけることでができる。お皿や、コップや、可愛い動物の置物など、様々な種類の陶器があって見るものを楽しませた。

 

 

・クラクフの聖マリア教会

このクラクフの中央市場に、ぼくが最も印象に残った聖マリア教会がある。料金は300円ほど。ぼくは有料の教会に入るのは戸惑う質だが、この聖マリア大聖堂は300円を払ってもはるかおつりが来るくらいの、素晴らしい大聖堂だった。有料でも入ることを強くおすすめできる、珍しい教会である。料金を払った際には、日本語の簡単な解説のプリントを手渡してくれる。

この教会、外から見ると一見地味な建物であり、しかもふたつの塔が非対称でちぐはぐな感じがするので、そんなにすごいものか外見からではまったくわからないが、中へと入っていくとそのようなイメージは一気に打ち砕かれる。中は、それはさながら宇宙のようだった。

天井に浮かぶ青色を基調として入り混じる金色が、荘厳で神秘的な印象を与えている。教会の隅から隅まで丹念に彫刻や絵画などの芸術作品が施されており、油断のある箇所がひとつもないほどに完全な装飾をまとっている。最も注目すべきは国宝にもなっている祭壇らしく、祭壇には聖書の中の物語の多くの場面が描かれている。この物語の詳細に関しては、チケットを購入した際の日本語の解説に書かれているので安心して理解しながら鑑賞することができる。

こんなにも壮麗な空間で満たされた芸術作品の中に立ちすくんでいると、まるでここだけ時間が流れていないような錯覚に陥ってしまう。ぼくは時間を忘れて鑑賞し、写真を撮り続け、ずっとここでこの教会の美しさを眺めていたいような気分になった。クラクフにはここ以外にも美しい教会がたくさんあったが、このひとつの教会に来られただけでも、クラクフに来てよかったと、そう思わせるような力がこの教会にはあった。

 

 

・クラクフ写真集

 

 

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