神秘的な民族楽器の音楽と迫力ある影絵!!!!!
不思議な楽器に神秘的な音楽!ジョグジャカルタでインドネシアの伝統芸能の影絵(ワヤン・クリッ)を鑑賞した
・ジョグジャカルタでインドネシアの伝統的影絵芝居(ワヤン・クリッ)を見に行こう
・インドネシアの伝統民族楽器が神秘的に鳴り響く影絵芝居
・激しく機敏に動くインドネシアの影絵は大迫力!
・ジョグジャカルタで鑑賞した影絵芝居の実際の動画はこちら!
目次
・ジョグジャカルタでインドネシアの伝統的影絵芝居(ワヤン・クリッ)を見に行こう
影絵といえば実際に演劇として見たことはないものの、幼い頃NHK教育の「おはなしのくに」などの物語が影絵として展開されていたものが数多くあったので、何となく懐かしさというか郷愁が感じられ親近感がある。そんな影絵をインドネシアの古都・ジョグジャカルタでは伝統文化として鑑賞できるということで、早速行ってみることにした。
インドネシアの影絵芝居はワヤン・クリッと呼ばれ、古代インドの叙事詩「ラーマヤナ」と「マハーバーラタ」の世界を、人形遣い(ラダン)が独自の演出を施すという。王朝文化の伝統を受け継ぐジョグジャカルタは、現代でも中央ジャワの伝統芸能の中心地となっており、伝統芸能の保存活動を行うグループもこの街に集まっているので、毎日のようにパフォーマンスを鑑賞することができる。
ぼくが影絵を鑑賞したのは、ジョグジャカルタの街の中心に位置するソノブドヨ博物館。ソノブドヨ博物館では毎日20時から22時まで影絵を見ることができる。値段は20000ルピアで140円ほど。安い!
・インドネシアの伝統民族楽器が神秘的に鳴り響く影絵芝居
インドネシアの影絵は、日本のテレビで見かける影絵とは似ても似つかぬ別物だった!まず驚かされるのは、目の前に広がる摩訶不思議な伝統民族楽器たち!今までの人生で見たこともないような巨大で繊細な楽器たちの世界が目の前で展開され、その伝統楽器が織りなす音色がこれまた不思議で美しかった!バリ島で聞いた音楽の音色にも似ているような、キラキラとしたやや金属的で煌びやかな音楽の世界!ぼくはこのインドネシアのキラキラした音楽が大好きで、聞いていると心から癒される思いがした。本当に自分のご先祖さまはインドネシアらへんから海を渡って日本に来たのではないかと思われるほどに、ぼくの感性はインドネシアの感性と共鳴していた。
不思議な楽器は影絵の演目の間、観客の目の前で実際にずっと演奏され、ぼくたちを神秘的な世界へといざなっていた。
・激しく機敏に動くインドネシアの影絵は大迫力!
神秘的で不思議な伝統民族楽器の演奏に合わせて、影絵の芝居は続けられる。影絵といえば何となくあまり動かない静かなものというイメージがあったが、このインドネシアのジョグジャカルタで鑑賞した影絵は、戦いの場面もふんだんに織り込まれており、機敏な動きをした迫力ある影絵の物語が印象的だった。激しい戦いの場面では鋭い効果音なども織り込まれ、演出を盛り上げる。
2時間の演目があっという間に過ぎ去り、見終わった後には神秘的な心地に包まれる素晴らしい影絵芝居だった。バリ島の民族舞踊も素晴らしかったけれど、ここジャワ島の伝統的な影絵芝居もそれに負けず劣らず素晴らしい!ぼくはインドネシアの伝統文化の魅力にすっかり取り憑かれてしまった。
・ジョグジャカルタで鑑賞した影絵芝居の実際の動画はこちら!
動画も撮ってきたのでよかったら見てね!写真より臨場感が伝わるかも!
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