まさかの1000円以下!バリ島市内からジャワ島バニュワンギへフェリーで移動する方法を徹底解説

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バリ島からジャワ島までフェリーで行ってみたい!

まさかの1000円以下!バリ島市内からジャワ島バニュワンギへフェリーで移動する方法を徹底解説

・バリ島からジャワ島へフェリーで移動したい
・サヌールからウブンバスターミナルへ
・ウブンバスターミナルからギリマヌク(Gilimanuk)へ
・ギリマヌク(Gilimanuk)でまさかの宿泊
・バリ島のギリマヌク(Gilimanuk)からジャワ島のバニュワンギ(Banyuwangi)へ
・バニュワンギ(Banyuwangi)の港から市内へ

・バリ島からジャワ島へフェリーで移動したい

インドネシア横断の旅をしていたぼくは、バリ島からジャワ島へフェリーで移動することに挑戦しようとした。LCCを使わずにわざわざフェリーでバリ島からジャワ島へ横断しようと思った理由は、大きく分けて2つある。

ひとつ目は単に空路で横断するよりも陸路で横断した方が、”横断した”感じが出るからだ。空路で行けば速すぎて簡単に見過ごしてしまう、その途中での豊かなインドネシアの自然や人々の風景に、なるべく陸路で行くことで触れようと試みていた。

もうひとつはジャワ島の東部にある、神秘的な青い溶岩が見えるというイジェン火山をぜひ訪れたいと考えていたからだ。バリ島はジャワ島の東部に隣接しており、バリ島の西端の港町からジャワ島の東端の港町までフェリーで訪れたならば、イジェン火山へ行くツアーにすぐ参加できるのだ。イジェン火山を見た後、そのままスラバヤ、ジョグジャカルタ、ジャカルタと鉄道で移動して行けば、バリ島からジャワ島に渡り、インドネシア横断の旅を達成したことになる。

しかし、実際にバリ島からジャワ島へフェリーで移動した人は少ないようだ。ここではぼくが、どのようにバリ島からジャワ島へフェリーで移動したかの詳細を記そうと思う。

 

 

・サヌールからウブンバスターミナルへ

まずはバリ島のデンパサールにあるウブンバスターミナル(Bus Terminal Ubung)へ向かった。

宿泊していたサヌールのホテル、タンジュンサリで尋ねたところ、サヌールのからウブンバスターミナルまで行くための最もいい方法はタクシーだと教えてもらい、タクシーを使ってウブンバスターミナルまで向かった。きちんとメータータクシーを呼んでもらい、値段は126000ルピー(日本円で700円くらい)だった。

 

・ウブンバスターミナルからギリマヌク(Gilimanuk)へ

 

ウブンバスターミナルに到着すると、目の前に止まっているバスが、ちょうどバリ島からジャワ島へいくための港、ギリマヌク(Gilimanuk)行きのローカルバスだった。値段はなんと6000ルピー(36円くらい)!ぼくは最初まさかそんなに安いわけないだろうと思って60000ルピー払ったら、普通にお釣りが大量に帰ってきた。

インドネシア人は正直だ。この場面に限らず、インドネシア人は民度が高く信頼できるようなイメージがとても強かった。旅行してこんな風に思った東南アジアの国は初めてだ。

 

 

ウブンバスターミナルからギリマヌク(Gilimanuk)まで、何時間くらいかかるのか未知数だった。地図上で見るとそんなに遠くには感じなかったのだが、バリ島のローカルバスで走ると、なんと5時間もかかってしまった!ローカルバス内では普通に喫煙する人がいたり、ドアがそのまま開いていたりして東南アジア感が漂う。

 

何時に着くか不明だったので宿の予約も取っていなかったが、ギリマヌク(Gilimanuk)へ到着したのがなんと夜中の9時だった!周囲は真っ暗。そのままフェリーに乗ってもよかったが、この先のジャワ島の港がどんな感じなのか全く分からなかったので、昼間に景色を見ながら船旅を楽しみたいという気持ちもあり、ギリマヌク(Gilimanuk)に宿泊することにした。

 

・ギリマヌク(Gilimanuk)でまさかの宿泊

バリ島は大好きな場所だが、ひとつだけ嫌なことがある。犬がそこらへんに放し飼いにされているのだ。その犬たちが、夜になると活動を開始し、吠えて威嚇されることもあるのでとても怖かった。それゆえに、バリ島の夜に出歩くことはなるべく控えることにしていた。

ギリマヌク(Gilimanuk)でも町を歩き回って宿を探すことは憚られたので港で困っていたら、港の係のおじさんが宿を紹介してあげるということだったのでお願いした。おじさんがバイクに乗せてくれて連れて行ってくれた宿は2000円くらいとやや高めだったが、今夜は高くても仕方ないと諦めた。おじさんにはバイク代として20000ルピー支払い、次の日の朝も同じ値段で港に行くために迎えに来てくれるということだった。

宿は個室で快適だったが、シャワーがなくトイレの横の水溜めに溜まった水を使って体を洗うという、東南アジアをバックバックで旅しているという新鮮な体験をした。慣れていないし、やや不快に感じた。

 

 

・バリ島のギリマヌク(Gilimanuk)からジャワ島のバニュワンギ(Banyuwangi)へ

 

次の日の朝、ギリマヌク(Gilimanuk)の港からバニュワンギ(Banyuwangi)行きの船に乗り込んだ。バリ島からジャワ島までの船の値段は、なんと6500ルピー(15円くらい)!

 

 

というか、バリ島の物価安すぎないだろうか!これではタクシー料金入れても、交通費1000円以下でバリ島からジャワ島に行けることになってしまう!陸路での移動がこんなにも安いなんて思いもよらなかった。LCCでジャワ島に移動するより、はるかに安く済んだことになるだろう。

 

 

フェリーに乗るために必要な記入事項は、名前、性別、年齢、住所、パスポート番号だった。

 

 

バリ島のギリマヌク(Gilimanuk)の港に立つと、海のすぐ向こうにバニュワンギ(Banyuwangi)の山々が聳え立って見えており、海を渡るというよりも大きな川を船で渡るというような感覚だった。

 

時間は1時間半ほど。移動のための特に娯楽のない素朴な船だった。

 

 

・バニュワンギ(Banyuwangi)の港から市内へ

バニュワンギ(Banyuwangi)の港に到着してから、市内へとどうやって行くのかわからず不安だったが、出口のところで乗合バスが待ってくれており、それに乗って宿の名前を告げれば宿まで直接連れて行ってくれた。

インドネシアはぼったくられた経験もないから大丈夫と油断してしまい、いくらかかるのかを確認するのを忘れてしまった。乗合バスだし安いだろうと思っていたら、200000ルピーほど取られたのでかなりぼったくりだったと思う。どんな時も油断せずに、乗合バスに乗り込む時でさえ値段を確認しなければならないと思い知らされた。

市内に予約していた宿でイジェン火山のツアーの予約をし、早速イジェン火山へ出発した。

青い溶岩のイジェン火山体験記!地獄のようにつらく危険な登山の後に現れる神秘の絶景

 

 

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