長距離バスに乗る際の注意点は?メキシコでは恐怖のバス強盗に遭うというのは本当か

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メキシコのバス強盗が心配すぎる!!!!!

長距離バスに乗る際の注意点は?メキシコでは恐怖のバス強盗に遭うというのは本当か

・ミズイロノタビのメキシコ国内の旅路
・メキシコの長距離バスではバス強盗に遭うというのは本当か?
・メキシコの長距離バス移動は先進国のように快適そのものだった
・メキシコで有名なADOバスは意外と快適ではなかった
・メキシコ国内で長距離バスに乗る際の注意点とは?

・ミズイロノタビのメキシコ国内の旅路

ミズイロノタビの中南米を巡る旅の第1ヶ国目は、中米のメキシコだった。メキシコではオアハカの死者の日を体験した後、首都のメキシコシティ、美しい街並みで有名な世界遺産のグアナファト、ピラミッド巡りの拠点となるメリダ、世界的に有名なリゾート地であるカンクンに滞在した。メキシコの旅路を表でまとめると以下の通りだった。

訪れた都市(時系列順) 次の街への移動手段 経由地
カンクン 飛行機(LCCのVolaris)
オアハカ 長距離バス(AU)
メキシコシティ 長距離バス(ETN)
グアナファト 長距離バス(ETN)飛行機(LCCのViva Aerobus)+長距離バス(ADO) メキシコシティ、カンクン
メリダ 長距離バス(ADO)
カンクン

このようにメキシコは国土が広大なので、例えばカンクンからオアハカ、グアナファトからメリダなどあまりに遠くかけ離れた場所への移動は国内であっても飛行機を駆使しなければならなかった。しかしそれ以外は基本的に長距離バスで移動することになり、上の表の通りぼくもメキシコ国内でADO、AU、ETN、Premera Plusなど様々なバス会社にお世話になった。

 

 

・メキシコの長距離バスではバス強盗に遭うというのは本当か?

メキシコの長距離バスと言えば、ぼくの中では恐怖のイメージしかなかった。なぜならメキシコの長距離バスは頻繁に強盗に遭うという専らの噂だったからだ。中南米ではバス強盗があまりに多いので、旅人はみんな強盗に遭った時に強盗へ渡す用の予備のスマホ(古くて渡しても困らないもの)や財布(少額の現金や使えないクレジットカードを入れたもの)まで持ち歩いていると言うのだからますますメキシコの長距離バスへの恐怖心は募るばかりだった。

しかし一方で外国人旅行者が利用するようなファーストクラスやセカンドクラスの長距離バス会社は強盗対策もきちんと行っているので、旅行する分には全く問題ないという意見も見られた。まぁ油断するのはよくないだろうが、ぼくたち外国人旅行者がメキシコでバス強盗に遭わないための対策としては、安全を買うためにファーストクラスやセカンドクラスの高級な長距離バス会社を利用すること、なるべく深夜バスに乗らないように気を付けること、万が一バス強盗に遭った時用に予備のスマホや財布を準備しておくこと、現金は一つの場所にまとめずに様々な場所へ分散しておくなどが挙げられるだろう。

さて上記の表のようにADO、AU、ETN、Premera Plusなど様々なメキシコのファーストクラス、セカンドクラスのバス会社を利用した感想は、一体どのようなものだったのだろうか。やっぱりメキシコなのだからバス強盗が出るような危険な気配を感じたのだろうか。

 

・メキシコの長距離バス移動は先進国のように快適そのものだった

結論から言うと、メキシコの長距離バスは快適そのものだった。マジで広くて綺麗で居心地がよくて、まるで先進国を旅行しているような気分だった。やっぱり先進国であるアメリカの隣国だと長距離バスも高度に発達するのだろうか。ぼくにとって中南米というのは全く未知の領域だったので、中南米とアフリカって同じレベルなのだろうと勘違いしていたが、アフリカのオンボロバスなんてどう頑張っても見つけ出せなさそうなほどに、メキシコの長距離バスのレベルは極めて高かった。

快適なだけではなく危険を感じることも本当に皆無だったので、「バス強盗」の「バ」の字すら一度も脳内に浮かんで来ないほどに、自分がメキシコのバス強盗に怯えていたことをすっかり忘れ去ってしまっていた。メキシコでバス強盗が頻発しているなんて恐ろしい噂は、一体誰が言い出したのだろう。そして果たしてそれは本当だったのだろうか。ぼくの中でメキシコの最大で最悪の心配事がバス強盗だったので、そのような気配が一切ないとわかった今、メキシコはただの魅力的な観光大国としてこの目には映り始めた。

やっぱりその国がどんな感じなのかは、インターネットの情報や他人の噂ではなくて、実際にこの肉体を伴って来てみないとわからないなと今回も深く実感させられた。油断することはよくないし、もちろん最低限の注意は引き続き継続するけれど、メキシコの観光地全体を旅してみて、一度も危険な目に遭わなかったという経験はぼくの中で今後も貴重な情報源となるだろう。

 

・メキシコで有名なADOバスは意外と快適ではなかった

メキシコの旅に出る前は、メキシコではファーストクラスのADOバスというバス会社が有名で信頼でき、バス強盗にも遭いにくいという情報を得ていたので、用心深かったぼくはADOバス以外のメキシコのバスには乗りたくないと思ってしまうほどにADOバスを盲信してしまっていた。しかし実際にメキシコで様々な長距離バス会社に乗ってみるとADO、AU、ETN、Premera Plusの中でADOバスが一番快適ではなかった気がする。

ADOバスの車内はとにかく音声がうるさい!ADOバスでは日本の小学校の遠足の帰りのバスの中のように、みんなで同じ画面を見ながら同じ映画を鑑賞するような仕組みになっており、その映画の音声がバスの車内中に常に響き渡っているのだ。別にその映画の内容が理解できるなら見る気にもなるがスペイン語なので何も聞き取れず、外国人は意味不明な大音量の音声を移動中ただひたすらに聞き続けなければならないという苦行を強いられることになる。

一方で他の長距離バス会社であるファーストクラスのETN、セカンドクラスのAU、Premera Plusでは車内が静かで快適そのものだった。特にファーストクラスのETNは最も居心地がよく、座席も広くてフカフカだしそれぞれの座席に自分だけの画面も付いているし言うことなしだった。

 

 

・メキシコ国内で長距離バスに乗る際の注意点とは?

メキシコ国内でADO、AU、ETN、Premera Plusなど様々なバス会社を利用してみて注意すべきだと感じた点は、どのバス会社の社内もとにかく冷房が効きすぎて寒いということだ。その寒さと言えばまさに東南アジアのバス車内のように強烈だった。メキシコは広いので寒い地域があったり暑い地域があったり色々だが、どのような地域に滞在していようともメキシコの長距離バスに乗る際には絶対に防寒着を忘れないようにしたい。

またスペイン語を理解しない旅人にとってメキシコの長距離バス会社のカウンターでチケットを購入するのは至難の業だった。バス会社のカウンターの人はこちらがスペイン語を理解していないとわかったとしても英語で話しかけてくれるということは決してないので、誰か助けてくれる英語を話す人が周囲にいないとかなり不便だった。幸いメキシコの長距離バス会社のホームページは充実していて外国人でもオンラインで簡単にバスチケットを購入することが可能なので、できるなら事前にオンラインでバスチケットを買っておきたい。絶対にそっちの方が楽だと思う。

ただADOバスにはメキシコ国内からしかアクセスできないホームページがあり、こちらのホームページの方が割引料金が出てきてかなりお得なので、メキシコ国内から頑張って翻訳機能などを駆使してアカウント登録してみよう。本当にかなり値段が違うよ!

 

 

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