絆を持たないということ
琉球諸島をめぐる旅を終えて、石垣空港から宮古空港に帰る便を待っていると、知っているような人影が現れた。それはなんと、波照間の民宿で一緒になった人たちだった!彼らはぼくがこの日に石垣から宮古島に帰るということ…
琉球諸島をめぐる旅を終えて、石垣空港から宮古空港に帰る便を待っていると、知っているような人影が現れた。それはなんと、波照間の民宿で一緒になった人たちだった!彼らはぼくがこの日に石垣から宮古島に帰るということ…
こちらの記事でも書いたが、沖縄の離島の民宿のシステムは、ぼくが体験したその他の日本国内の宿やホテルと比べて変わっていることが多いので、どのような違いがあるのかご紹介しようと思う。 島の家庭料理…
ああ この島でたとえ 生きるのが辛くても あの島へと渡れば 生きていかれる気がする たとえ生まれる前からの どのような運命を受けても あの島へと逃げれば 生まれ変われる気がする 西表よ 西表よ あなたのお姿…
最後にぼくが行ったのは、鳩間島という小さな可愛い島だった。 波照間島でのあまりに美しい日々を終えて、琉球諸島をめぐる旅も終盤にさしかかっていた。 重き荷を背負った魂たちがたどり着く!琉球諸島をめぐる旅・最後…
いのち果てる間に あの島へ行かん 舟ではない舟に乗って 鳥ではない鳥を乗り継いで いのち果てる間に あの島へ行かん あの世とこの世の境目で 人は旅立つ あの島へ行く 方法はひとつ それは機械ではない それは…
幼い頃 世界はとても大きくて 知らない光ばかりだった ぼくは小さくて いつも新しいものを注がれて 世界のすべてには神様がいた 時は永遠の上にあった 時計は透明に砕か…
波照間の光は美しい。 南十字星にウミガメに珊瑚の浜に海色のかき氷!美しき波照間島の特別な日々 ・”ハテルマ、ハテルマと言うて” ・美しき光の波照間 ・民宿の人々 ・南十字星、再び ・ウミガメとの日々 ・ハテ…
琉球諸島の旅に出るために 石垣のバスに乗りながら 自分が何を、美しいと感じるのかを感じ取っていた あふれる 詩的な光 と 宙をとらえて物質へと合わない焦点 わずかに揺れる画面から伝わる 静止さ…
琉球諸島をもはかり知れないのに 日本をはかりしれるはずがない 日本をすらはかりしれないのに 世界をはかりしることはできない 身の程を知らずに 旅立つことをおゆるしください いかようにも言い返せる浮世の中で …
豊かな碧い海に包まれたあなた どんな宝石よりも美しい住処で 自由な野生を生きていたあなた いつしか貢物にされた くぉーん くぉーんと鳴くというよ 碧い海に終わりを告げる頃には くぉーん くぉーんと泣くという…