アトスの入山許可証をゲットするのって大変!!!!!
ギリシャ正教の聖地アトスへの玄関口!ウラノポリの巡礼者事務所で入山許可証をゲットした
・女人禁制のギリシャ正教の聖地アトスへの憧れ
・謎に満ちたアトスに行き着くまでに解決すべき数々の困難
・衝撃!ウラノポリのアトス巡礼者事務所は13時には閉店していた
・ウラノポリのアトス巡礼者事務所の名前、住所、営業時間はこれだ!
・早朝6時に起きてアトス入山許可証を取得しに巡礼者事務所を訪れた
・新情報!コロナ禍のアトス入山には迅速検査が必須だった
・艱難辛苦の末、ついにアトスの入山許可証をゲット!
・アトス入山許可証に必要な費用は30ユーロだった
・迅速検査陰性証明の小さな紙はフェリーに乗るまで絶対に捨てるな!
・アトス行きのフェリーチケット売り場の名前、住所、営業時間はこれだ!
目次
- ・女人禁制のギリシャ正教の聖地アトスへの憧れ
- ・謎に満ちたアトスに行き着くまでに解決すべき数々の困難
- ・衝撃!ウラノポリのアトス巡礼者事務所は13時には閉店していた
- ・ウラノポリのアトス巡礼者事務所の名前、住所、営業時間はこれだ!
- ・早朝6時に起きてアトス入山許可証を取得しに巡礼者事務所を訪れた
- ・新情報!コロナ禍のアトス入山には迅速検査が必須だった
- ・艱難辛苦の末、ついにアトスの入山許可証をゲット!
- ・アトス入山許可証の発行に必要な費用は30ユーロだった
- ・迅速検査陰性証明の小さな紙はフェリーに乗るまで絶対に捨てるな!
- ・アトス行きのフェリーチケット売り場の名前、住所、営業時間はこれだ!
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・女人禁制のギリシャ正教の聖地アトスへの憧れ
2017年に偶然「孤高の祈り ギリシャ正教の聖山アトス」という写真集を見かけて衝撃を受けた。ギリシャ正教の辺境の聖地アトスでは何と1406年から今に至るまで女人禁制が貫かれており、一般的な世界とは隔絶された宗教世界の中で黒ずくめの衣装を纏った僧侶たちが自給自足の生活を営みながら祈りに専念しているのだそうだ。神秘的で美しく荘厳なアトスの写真の数々を目にしたぼくは、せっかく男性の肉体を持ちながらこの世に生まれ着いたことだし、世界一周の旅の中で絶対にギリシャのこのアトスへと立ち寄ろうと直感的に心に決めた。
・謎に満ちたアトスに行き着くまでに解決すべき数々の困難
しかし心に決めたのはいいものの、アトスへの旅路は困難を極めた。何しろアトスに行ったことのある日本人がほとんどいないのでインターネット上にすら情報がかなり少ないもしくは皆無だからだ。アトスへはどうやって行ったらいいのか、アトスの入山許可証はどうやって予約するのか、アトスではどこに泊まればいいのかなど、まるで深い霧に閉ざされたかのように数々の謎に満ちたアトスを巡礼するためには、自分自身で行動を起こしてとにかく突き進んでいくしかなかった。
とりあえずメールで入山許可証の予約は完了!これでアトス巡礼の旅への第一歩がようやく踏み出せた。
次にギリシャ第2の都市テッサロニキにあるアトス巡礼者事務所を実際に訪れて、アトスについてわからないことは何でも聞きまくった。そのおかげで少しずつアトス巡礼の旅の仕組みや全貌が見えてきた。しかし俗世から隔絶された聖地巡礼の旅路では何が起こるかわからないので、実際に行ってみないとわからないことも多く油断しない方が賢明だろう。
アトスへ行くためにはウラノポリ(ウラノポリス)という小さな港町からフェリーに乗る必要があるようだ。ぼくはどうやって行くのかをギリシャ人に聞きまくり、テッサロニキからウラノポリまで何とか辿り着くことができたが、ウラノポリまでの移動だけでも未知なる大冒険をしているようで大変な労力を使った気分だった。しかしここはまだウラノポリ!本当の目的地はまだその先にあるアトスなのだ。アトス巡礼の旅の先は長い…。
・衝撃!ウラノポリのアトス巡礼者事務所は13時には閉店していた
ウラノポリでもすべきことが山ほどあった。まずはグーグルマップで検索しても出てこないウラノポリにあるアトス巡礼者事務所の場所を見つけ出さなければならない。なぜならそこでアトス入山許可証を取得することになっているからだ。ウラノポリの巡礼者事務所を発見し、アトス入山許可証をゲットし、それからフェリーのチケットも購入して…とウラノポリには1泊しかしない割にしなければいけないことが多すぎた!
しかしここはウラノポリ!小さな港町には黄金に輝く様々なイコンが並べられており、ここがアトスへの玄関口であることを実感させられる。アトスと共に生きているこの港町なら、すぐにアトスの巡礼者事務所くらい発見できるだろう。そう思ってぼくは手当たり次第にカフェの店員さんやそこらへんで喋っている暇そうなおじさんなど、ウラノポリの道ゆく地元の人々に巡礼者事務所への行き方を質問しまくった。
もちろん彼らはその場所を知っていたが、何と巡礼者事務所は13時で閉まってしまうという。何と店仕舞いが早い事務所だろうか!ぼくがウラノポリに到着したのは15時くらいだったので、とっくに事務所は閉まってしまっていた!これでは今日入山許可証をもらうことができない…明日の早朝9:45のフェリーに乗るのに間に合うのだろうか。
しかし心配は無用だった!なんとウラノポリの巡礼者事務所は早朝6時から開いているようで、早起きして6時に事務所に立ち寄り、アトスの入山許可証を取得し、それからホテルで朝ごはんをゆっくり食べても9:45のフェリーに十分間に合いそうだ。
・ウラノポリのアトス巡礼者事務所の名前、住所、営業時間はこれだ!
ウラノポリのアトス巡礼者事務所は、グーグルマップでは「Γραφείο Προσκυνητών Ουρανούπολης」と登録されていた。ギリシャ語なのでコピーペーストしてグーグルマップで検索してください!住所は「Ouranoupoli 630 75」で登録されている。グーグルマップには営業時間が5:30からと書かれている曜日も多いが、実際にドアに貼り付けられた用紙には営業時間が「6:00〜13:00」と書かれていたので、こちらの方を信用した方がいいだろう。
・早朝6時に起きてアトス入山許可証を取得しに巡礼者事務所を訪れた
ついにアトスへ出発する2022年10月13日、ぼくは早起きして早朝6時にウラノポリのアトス巡礼者事務所へ向かった。するとなんとそこには既に沢山の巡礼者の姿が!みんな早起きして入山許可証を取得しに来たのだ。こんなに早起きして事務所に来たのに既に多くの人が列に並んでいるのが意外だった。しかしものすごく多いということもなく、少し待っていればすぐに自分の順番が来た。
「予約しているアトスへの入山許可証を取得したいんですけど(I want to get a permit to enter mount Athos. I already made a reservation.)」と切り出すと、事務所の係の人は「COVIDの迅速検査は受けたのか?」と尋ねてきた。え!何それ!知らない!!やはりコロナの影響でアトス入山の仕組みも変わっているようだ。ぼくたちはコロナの迅速検査を事前に受けないとアトスに入れないようになっていたのだ!
「受けていない。どこで受けられるのか?」と尋ねると、事務所を出て右に曲がるとすぐに迅速検査場があるからそこで陰性証明を取ってくるようにと指示された。どうやらすぐに迅速検査は受けられて無料で陰性証明を発行してくれるらしい。びっくりしたけど一安心!
・新情報!コロナ禍のアトス入山には迅速検査が必須だった
というわけでアトスの入山許可証を取得するために迅速検査を受けに行った。コロナ迅速検査は本当に事務所のドアを出て右に曲がるとすぐに設置されていて、医療用のガウンを着たおじさんがウロウロし、誰がどう見ても迅速検査場だと分かるほどだった。まず紙に自分の名前と電話番号を記入する。紙には既に検査結果-(マイナス)と記載されていて、実際に迅速検査が陰性だったならここにサインとハンコが押されて陰性証明になるという仕組みになっていた。おそらく陽性ならこの紙はもらえず追い返されるのだろう。
5分ほど待って無事に陰性!サインとハンコが押された迅速検査の陰性証明書の紙をゲットできた。
・艱難辛苦の末、ついにアトスの入山許可証をゲット!
これを持って再度巡礼者事務所を訪問する。すると今度は難なくスムーズに事が進み、ついにアトスの入山許可証を手に入れることができた!
これを取得するためにどれだけの謎や疑問を解決し、どれだけ苦労してきたことか!!!色々とギリシャ語で書かれていて何が書かれているのか全くわからないが、自分の名前と、パスポートナンバーと、アトスにいるのが許可された期間が記されていることはよく分かった。
・アトス入山許可証の発行に必要な費用は30ユーロだった
入山許可証に必要な費用は30ユーロ。この中にアトス内での宿泊費や修道院で出るご飯代が含まれている仕組みだという。
・迅速検査陰性証明の小さな紙はフェリーに乗るまで絶対に捨てるな!
ちなみにCOVIDの迅速検査陰性証明書は、このアトス入山許可証を発行するために取得したのかと思っていたので、入山許可証を手に入れた今となっては不要なものであり捨ててしまいそうになるがそれは大間違い!何とこの陰性証明書はアトス行きのフェリーでも見せなければならない仕組みになっており、この陰性証明書がないと絶対にフェリーに乗せてくれないので絶対に捨ててはならない!小さい紙だし失くしてしまいそうになるから本当に要注意!!!
・アトス行きのフェリーチケット売り場の名前、住所、営業時間はこれだ!
さてアトス入山許可証の次はフェリーチケットだ。1日に1便しかない9:45発アトス行きのフェリーのチケットはどこで買えるのか事務所で聞くと、ドアを出て左に曲がるとチケット売り場が見えてくると教えてくれた。しかし6時半の今の時点ではまだ開いていないということで、後から行った方がいいだろうと教えてくれた。
アトス行きのフェリーチケット販売所はグーグルマップでは「Eκδοτήριο Αγιορείτικων Γραμμών」という名前で登録されている。ギリシャ語なのでコピーペーストしてグーグルマップで検索してください!住所は「Ouranoupoli 630 75 ギリシャ」で登録されている。グーグルマップによると営業時間は「7:30〜14:30」ということだった。
ここは一旦引き上げて、ホテルで朝食を食べてから全ての荷物を携えてチケット売り場に戻ってこよう。そしてチケットを購入した後にそのままフェリーターミナルへと直行しよう。
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