羽田空港の国際線サクララウンジへ!これからカレー大国インドへ行くのにうっかりJALカレーを食べてしまった話

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日本最後の食事がカレーになってしまった!!!!!(インド行くのに)

羽田空港の国際線サクララウンジへ!これからカレー大国インドへ行くのにうっかりJALカレーを食べてしまった話

・インドまでの遥かなる道のり
・羽田空港ではインドでお腹を壊した時の非常食として鳩サブレを購入
・羽田空港の手荷物検査はものすごい行列ができているというのは本当か?
・これからインドへ行くのにサクララウンジでJALカレーを食べてしまった
・2012年版地球の歩き方インドを携えて、ぼくはレトロな旅人になる

・インドまでの遥かなる道のり

ぼくのインドへの旅路は、JALのマイルで予約した「関西国際空港→羽田空港→デリー空港」という特典航空券によって始まった。まず大阪から東京へ移動するために関西国際空港→羽田空港という国内線に乗ったが、羽田空港に到着したのが夜の10時半だった。羽田空港→デリー空港の便は翌朝11時発だったので、初めて羽田空港のホテルを利用した。

羽田空港では「FIRST CABIN 羽田ターミナル1」というホテルに泊まったが、カプセルホテルのような感じだったもののカプセルの中がかなり広く大浴場もあってさすが日本のホテルという快適さだった。インドにもこんなに快適で清潔なホテルがあるのだろうか(多分ないだろう)。

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・羽田空港ではインドでお腹を壊した時の非常食として鳩サブレを購入

翌朝時間があったので、羽田空港のお土産物屋さんで大好きな鳩サブレを大量に買ってしまった。インドでお腹を壊してインド料理を食べられなくなったとしても、これでぼくのお腹を鳩サブレが満たしてくれるだろう。鳩サブレはカロリーも高そうだし、チョコレートのように溶けないし、インドでの非常食にはもってこいだと感じた。

 

 

・羽田空港の手荷物検査はものすごい行列ができているというのは本当か?

羽田空港の国際線は手荷物検査がものすごく混んでいて外国人たちが日本の手際の悪さに幻滅しているという情報をインターネット上で見かけたので、心配になり早めに羽田空港の国際線に行ってみたが、アホみたいにスムーズで迅速に手荷物検査も出国手続きも終わってしまったので拍子抜けしてしまった。やはり人間の噂なんて、くだらないしあてにならない。

 

 

・これからインドへ行くのにサクララウンジでJALカレーを食べてしまった

 

ぼくはJALのJGC会員なので、羽田空港国際線のサクララウンジに初めて入ることができた。国際線のサクララウンジに入るのは人生で2回目でまだ初心者なので、何となくサクララウンジではJALカレーを食べなければいけないだろうという常識にとらわれ「JAL特性オリジナルビーフカレー」を注文した。きっと機内食が出るだろうからお腹をいっぱいにしてはいけないと思い、小サイズにした。他にもモーニングプレートや和御膳やデザートなど様々なメニューが無料で注文でき、サクララウンジの選択肢の豊富さに驚かされた。

 

機嫌よく美味しい美味しいと思いながら朝ごはんとしてJALカレーを食べていたぼくだったが、ふとこれからカレー大国であるインドに行くことに気づいてしまった。インドには人生で初めて行くけれど、きっと全ての料理がカレー味であるに違いない。ネパールが大体そうだったので、同じ文化圏であるインドの食に関しては何となく想像がついていた。これからカレー味のものしか食べられない国へ40日間も旅に出るのに、日本で食べる最後の食事がカレーになってしまったのは何とも間抜けな出来事だと後悔した。

しかし日本のカレーライスの味って日本でしか食べられないと思うのはぼくだけだろうか。世界中にカレーを食べる文化はあるがタイのカレーも、ネパールのカレーも、やっぱりどこか異国的な親しみのない味がする。携帯電話だけではなく、日本のカレーも日本にしか存在しないガラパゴス的な味わいなのではないだろうか。そして当然日本人であるぼくは、日本のカレーの味が一番好きだ。異国のスパイスカレー的ではない何かわからないけれど独特の深い旨味成分が感じられる日本のカレーをいつでも食べられる日本に生まれて本当によかったと感じる。そう考えればインドへ旅立つ前の最後の食事が日本でしか食べられない日本のカレーだったというのも悪くなかったのかもしれない。

 

 

・2012年版地球の歩き方インドを携えて、ぼくはレトロな旅人になる

ぼくは自分の人生で絶対にインドを旅することになるだろうという確信があったので、2012年にインドの地球の歩き方を購入していた。しかしインドのガイドブックを買ったのはいいもののまだインドに呼ばれていないような気がして、お腹を壊すのも怖いしインドに行きたいような行きたくないような複雑な気持ちのまま、何と10年以上も年月が経過してしまった。

最近は地球の歩き方は重いからという理由で本ではなくiPad内のKindleで購入している。しかし2023年になってやっとインドに呼ばれているような直感を得たので、せっかくならば10年以上前に買ったこの地球の歩き方を相棒に持っていこうと決めて、久々に本の地球の歩き方を持ちながらインドをうろうろ旅することになった。

電子書籍がなかった頃、日本人はみんなこの本の地球の歩き方を片手に世界を旅していたに違いないが、最近ではそのような姿を見ることも少なくなった。2012年のインドの地球の歩き方を携えてインドを旅するぼくは、きっと古代からタイムスリップした人間に見えるかもしれないが、今回の旅ではそのように懐かしいレトロなスタイルで旅を継いでいくのも味わいがあっていいのかもしれない。

サクララウンジでは地球の歩き方を眺めながら、まだ全く決まっていないインドの旅ルートに思いを巡らせていた。

 

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