ウイグルから中央アジアへの陸路国境越えを徹底解説!本当に中国側検問が厳しいのか実際の旅人にインタビューしまくった

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中国の検問でスマホやカメラの写真全部見られるというのが嫌すぎる!!!!!

ウイグルから中央アジアへの陸路国境越えを徹底解説!本当に中国側検問が厳しいのか実際の旅人にインタビューしまくった

・中国シルクロードの旅の計画表
・中国から中央アジアへ陸路国境越えするための最悪な問題点
・新疆ウイグル自治区から陸路で中央アジアへ抜ける2つのルートを考察
・中国・中央アジア陸路国境越えは厳しかったか様々な旅人にインタビューした
・カシュガルからキルギスのオシュまで飛ぶ救世主のようなフライトを発見した

・中国シルクロードの旅の計画表

2026年のミズイロノタビは忙しい。冬には毎年恒例の東北地方の温泉旅へ出かけ、さらに能登半島に行ったり、東京伊豆諸島全制覇の旅をしたりしていた。春になると台湾茶を巡る旅中国大陸東部縦断の旅にも出かけ中国世界を深めていった。

その後すぐに韓国一周の旅を開始し、そのまま日本に帰国せずにソウルから中国の西安まで飛び、何と今年2回目の中国旅を開始した。テーマは「シルクロードの旅」だ。西安に到着した時、季節は既に夏になっていた。

ここまで書くと2026年はまさに中国、韓国、台湾と「東アジアを巡る旅」をしているようだ。知っているようで知らない、近いようで遠い、一見いつでも行けそうな隣国を敢えてじっくりと旅して深めることで、日本という祖国の輪郭も浮かび上がってくることだろう。

しかし西安からは西へ西へとシルクロードの旅を開始するので、もはや東アジアだけには留まらない予定だ。まさに古代シルクロードがそうであったように、ぼくも中国からヨーロッパのローマへ、東洋世界から西洋世界へと旅の歩みを進め、可能な限り西を目指そうと思う。

中国シルクロードの旅の計画表は以下の通りとなった。

滞在する街(時系列順) 訪れたい観光地 滞在するホテル 次の街への移動手段
西安 兵馬俑、陝西歴史博物館、青龍寺 グリーンツリーエコノミーホテル 高鉄
張掖 張掖丹霞地形(レインボーマウンテン)、大仏寺 途客尚鄰ホテル 高鉄
敦煌 莫高窟、月牙泉、敦煌博物館 敦煌錦舍年華中国式旅館 高鉄
トルファン 火焔山 達卜青年旅舍 高鉄
ウルムチ 悦安ホテル 高鉄
クチャ キジル石窟 クチャ西遊宿社ホステル 高鉄
カシュガル パミール高原 古猫寧ゲストハウスCopper Coin Guesthouse 陸路でキルギスへ?

 

・中国から中央アジアへ陸路国境越えするための最悪な問題点

中国におけるシルクロードの旅の問題は、中国国内の旅そのものよりもそれが終わった後に浮かび上がる。すなわちどのようにして中国から中央アジアへ抜けるかという移動手段についてだ。

これはコロナ前から有名なことだが、中国の新疆ウイグル自治区から陸路で中央アジアの国々へ抜けようとすると中国側の検問で非常に厳しいチェックを受けることになるという。具体的には個室に連れて行かれ、スマホ、カメラ、PCの中の写真のデータや荷物を全てチェックされ、そのために1〜2時間拘束されることも当たり前だという。

さらには中国側のパソコンと自分のスマホを接続され、写真データを抜かれたり消すことのできない変なアプリを入れられることまであるというから、気色悪いことこの上ない。そしてもしウイグル自治区での警察の写真や軍事的な写真、国旗の写真などが発見されると、その場で削除を命じられるのだという。

このような写真が見付かったら一発アウト間違いなし!

ぼくはブログを書くために旅の最中にかなり多くの写真を撮影しているので、それを本当に全てチェックされるなら何時間あっても足らないだろう。ぼくだけチェックが長引いてバスに置いてきぼりにされたりするかもしれないと思うと気が気じゃないし、何より他人にスマホやカメラの中身を見られるなんて気持ち悪くて耐えられない。自分のスマホに他人のPCを接続されるなて以ての外だ。

この中国検問問題があるので、ぼくはウイグル自治区からどうやって中央アジアに抜けようかとかなり悩み、結局結論が出ないまま旅に出ることになった。旅の途中で中国と中央アジアを行き来する様々な旅人に出会うと予想されるので、彼らに国境の状況を聞いてから考えても遅くはないと判断したからだ。

 

・新疆ウイグル自治区から陸路で中央アジアへ抜ける2つのルートを考察

中国の新疆ウイグル自治区から陸路で中央アジアへ抜けるためにはカシュガルからキルギス(オシュや首都ビシュケク)へ、もしくはウルムチからカザフスタン(アルマトイ)へと向かう2つのルートがある。現在はそれぞれのルートで長距離バスが出ているので、移動自体は長時間に及ぶものの移動手段の確保は容易なようだ。

ぼくの旅のルートから順当に考えれば、カシュガルから長距離バスに乗ってキルギスへと移動するのが非常にスムーズに感じられるが、このカシュガル・キルギス間の国境は中国側の検閲が最も厳しいことで有名らしい。その一方山脈を超えるので、車窓からは絶景が見られるという長所もあるという。

ウルムチからカザフスタンへ向かうルートは検問がやや緩いらしいが、インターネットで調べてみても個室で写真や荷物を調べられたなど同様の報告があるので、カシュガル・キルギス間とそんなに変わらないのかもしれない。そもそも西の果てのカシュガルまで到着してからウルムチまで戻るのは効率が悪いとも感じられる。

陸路越えの中国検問が嫌すぎるのでバスではなく飛行機で飛ぶという選択肢もあるが、その場合でもウイグル自治区最大の都市であるウルムチの空港へと最終的に戻らなければならない可能性が高い。ウルムチからカザフスタンのアルマトイまでは3万円台、ウズベキスタンのタシケントまでは2万円台で飛べそうだ。陸路越えの長距離バスが24時間かかって中国検問写真チェックあり1万円台であることを踏まえると、数時間で中央アジアまで一気に飛べるのは悪い選択肢ではないだろう。

本来なら中国シルクロードの旅の最終地点であるカシュガルから中央アジアに飛べれば一番いいのだけれど…。

 

・中国・中央アジア陸路国境越えは厳しかったか様々な旅人にインタビューした

そもそも中国・中央アジア陸路国境越えで中国側の検問が今現在でも厳しいのかどうか、中国シルクロードで出会った様々な旅人にインタビューしてみた。

case1:ウルムチからアルマトイへ移動したスウェーデン人「何も問題なかった、すぐ通れたよ〜」

case2:ウルムチからアルマトイ、アルマトイからウルムチの両方の移動を経験したドイツ人「写真を見られたりしない、気にしなくて大丈夫!」

case3:カシュガルからオシュへ移動したシンガポール人「検問は厳しくなかった、景色がめちゃいいから陸路移動おすすめだよ〜」

こんな感じで色んな外国人に聞いてみたけど、みんな何の問題もない様子。どうして日本語の情報とこんなに乖離があるのだろうか。日本人の報告ではスマホやカメラの写真を全てチェックされたという記録で溢れているのに…実はそれはもはや過去のことで、最近は中国検問もゆるゆるになってきたということだろうか。

そう思って油断しかけていた矢先、カシュガルの宿で出会ったキルギルから陸路移動してきた日本人の旅人に衝撃的な事実を聞かされた。「中国検問側で5時間拘束されて、スマホの中身からラインのメッセージ、日記の中身まで全てチェックされた。世界を旅していて一番恐ろしい出来事だった」

やっぱり日本人はこういう目に遭っているのだ。どういうことなのだろう、ということはヨーロッパ人や東南アジア人には優しいけれど、日本人にだけ特別厳しいのだろうか。それにしても5時間って…。彼はメッセージで友人とウイグルの政治的な事情についての内容を交換していたのを中国側に発見されたことが、5時間もかかった原因だと推測していたが、いずれにせよ日本人が数時間拘束されるのは恒例行事のようだ。

 

・カシュガルからキルギスのオシュまで飛ぶ救世主のようなフライトを発見した

どうしよう、カシュガルからキルギスへの絶景陸路国境越えはロマンがあるし旅のルートとして最もスムーズだけど、別にめちゃくちゃ行きたいわけではないし何より中国の厳しい検問が嫌すぎる!アフリカで散々やってきたからもはや陸路国境越えに対する憧れもないし、長くて眠くて疲れるだけなのでなるべくなら避けたいというのも本音だ。

西安からローマまで全て飛行機なしで行ければシルクロードの旅として古代のようで理想的だが、今はイランにも行けないし、中央アジアからアゼルバイジャンへ行くにもカスピ海の海路入国は認められていないので、結局中央アジアからコーカサスへ飛行機を使うことになるので、絶対に陸路を貫きたいというこだわりがあるわけでもない。

散々悩んで試行錯誤した挙句、ぼくはカシュガルからキルギスのオシュまでフライトが飛んでいるという情報をキャッチした。早速調べてみると19690円で購入可能だった。カシュガルからキルギスまでの長距離バスは今600元(15000円くらい)するみたいなので、ほぼ同じような値段で1時間でキルギスに移動でき、しかもめんどくさい中国陸路国境の検問を経験しなくて済むとなれば、もはやこれ以上の優良最適な選択肢は考えられなかったので、すぐさまフライトを予約した。

このようにしてミズイロノタビでは、中国シルクロードの旅を終えるとウイグル自治区西端の街カシュガルからギルギス中央部に位置する第2の都市オシュまで飛行機で移動することにした。これでかの悪名高き中国検問をスキップできると安心したのも束の間、実際はそうは問屋が卸さないという過酷な展開が待ち構えていたのだった…。

 

 

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