ロシヤの冬は寒いだらうか
ロシヤの冬は寒いだらうか ひとつの軌道を抱きしめて どこまでも広がる雪原に 消え果ててしまいはしないだらうか なぜこの足は赴くのだらう 碧い王国しか知らないこの精神を まるで落とした冬を拾わせるようにして …
ミズイロノコトバロシヤの冬は寒いだらうか ひとつの軌道を抱きしめて どこまでも広がる雪原に 消え果ててしまいはしないだらうか なぜこの足は赴くのだらう 碧い王国しか知らないこの精神を まるで落とした冬を拾わせるようにして …
ミズイロノコトバ正常であろうとすればするほど ぼくは狂いを増していった まっすぐに歩こうとすればするほど 行き先はずれて傾いた そんな自分が愛おしいよ 外れようとして外れてゆく人々 乱そうとして乱し出す人々 そんな偽物の情…
ミズイロノコトバ悲しいことを思い出さずにいられるのは あなたが自分を匿っているから 思い出させてあげよう 今までの悲しみを余すことなく 自分の罪を思い出さずにいられるのは あなたが自分をこの世で生かすため 思い出させてあげ…
北海道北の大地を照らす薄暗い光も 碧い王国に照りつける黄色い光も どれもみな同じ恒星からの光 ひとつも違(たが)わずに等しい光 北の大地に寄りかかる灰色の海も 南の島々を取り囲む宝石の海も どれもみなつながり合う…
北海道わたしのこころに鬱滞する灰白は まさにあの日の海のいろ このこころに住み着いてしまった海は ロシヤへと砕けて消える なぜこのようなところにいるのだろう わたしの言葉は問いを反芻すれど 思い出すまでもないこと…
ミズイロノコトバ眠りの旅の中で、神聖な森をおとずれた 霧のかかる青白い朝に広がる泉や、清らかな水の流れ落ちる山々 夢の中でもう何度もおとずれたことのある森 また来られるなんて思いもしなかった 清浄な気分がまだ…
ミズイロノコトバたどり着きたいと強く願っても たどり着けない場所もある なにひとつ願っていなくても ふとたどり着いてしまう場所がある なんの縁によるものだろうか どのような糸が絡まるのだろうか めぐり合いだけがぼくたちの存…
琉球諸島/Ryukyu Islandsああ この島でたとえ 生きるのが辛くても あの島へと渡れば 生きていかれる気がする たとえ生まれる前からの どのような運命を受けても あの島へと逃げれば 生まれ変われる気がする 西表よ 西表よ あなたのお姿…
琉球諸島/Ryukyu Islandsいのち果てる間に あの島へ行かん 舟ではない舟に乗って 鳥ではない鳥を乗り継いで いのち果てる間に あの島へ行かん あの世とこの世の境目で 人は旅立つ あの島へ行く 方法はひとつ それは機械ではない それは…
琉球諸島/Ryukyu Islands幼い頃 世界はとても大きくて 知らない光ばかりだった ぼくは小さくて いつも新しいものを注がれて 世界のすべてには神様がいた 時は永遠の上にあった 時計は透明に砕か…