人生初の鉄道国境越え!ヌクス発マンギスタウ(アクタウ)着24時間夜行列車の詳細を徹底解説【ウズベキスタン→カザフスタン】

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人生初の夜行列車で国境越えだ!!!!!

人生初の鉄道国境越え!ヌクス発マンギスタウ(アクタウ)着24時間夜行列車の詳細を徹底解説【ウズベキスタン→カザフスタン】

・シルクロードの旅第4ヶ国目「ウズベキスタン」旅程表
・ウズベキスタン・ヌクスからカザフスタン・アクタウまでの夜行列車予約方法
・24時間夜行列車のための食べ物、飲み物、服装の事前準備
・ウズベキスタン発カザフスタン着の夜行列車の車内を大公開
・カザフスタンの伝統楽器演奏も!夜行列車ならではの地元の人々との心温まる交流
・夜行列車におけるウズベキスタン出国とカザフスタン入国の詳細まとめ
・車窓から見えるウスチュルト台地の風景
・マンギスタウ駅からアクタウ市内まではローカルバスで格安移動

・シルクロードの旅第4ヶ国目「ウズベキスタン」旅程表

ぼくは「シルクロードの旅」の中で中国、キルギス、カザフスタンと旅を継ぎ、第4ヶ国目となるウズベキスタンへやって来た。ウズベキスタンと言えば青色が好きなぼくにとって憧れの国だ。ウズベキスタンの旅程は以下のようになっていた。

滞在する街 宿泊するホテル(宿泊数) 次の街への移動手段
タシケント DRIMIN – by Sunrise Caravan(4泊) ウズベキスタン鉄道
サマルカンド Salomat guest house(8泊) シェアタクシー
セブンレイクス(タジキスタン) Jumaboy Guesthouse(2泊) シェアタクシー
サマルカンド Salomat guest house(2泊) ウズベキスタン鉄道
ブハラ Dervish Hostel(3泊) ウズベキスタン鉄道
ヒヴァ Muhtasham Hotel(3泊) ミニバス+ウズベキスタン鉄道
ヌクス Hostel DANEXAN APA(4泊) 鉄道でカザフスタン・アクタウへ

 

・ウズベキスタン・ヌクスからカザフスタン・アクタウまでの夜行列車予約方法

ウズベキスタンの西の果て・ヌクスの滞在を終えた後は夜行列車に乗ってさらに西へと進み、カザフスタンへと再入国、そしてカスピ海のほとりの街アクタウへと移動する。アクタウへ行くのは中央アジアの旅を終えて飛行機でアゼルバイジャンの首都バクーへと飛び、コーカサスの旅を開始するためだ。

コロナ前はアクタウからバクーまで海路で移動することも可能だったようだが、コロナ後アゼルバイジャンは空路のみでしか外国人観光客を受け入れていないという。中央アジアのどの都市からバクーへ飛ぶかTrip.comの航空券ページと睨めっこしながら長らく検討した。

バクーまでの航空券が安めの都市はウズベキスタンの首都タシケント、そしてカザフスタンのアルマトイだったのでこのどちらかから飛ぶことになりそうかなぁ、やっぱり一番安いタシケントかなぁと思っていたところ、カザフスタンの西の果て街アクタウからだと何と10000円ほどの最安で飛べることが発覚した。

アクタウなんていう辺境の街は全くのノーチェックだったが、せっかく「シルクロードの旅」をしているからには中央アジアの西の果てギリギリであるカスピ海沿いまでしっかりと陸路移動して、そこからカスピ海を超えてコーカサス地方へ入るという手順を踏む方が、旅人として純粋で誠実な姿勢であるように思われた。

またウズベキスタンを定番のタシケント、サマルカンド、ブハラ、ヒヴァだけで終わらずにそこからさらに西へ西へと進み、何があるのかよく分からないカラカルパクスタン共和国自治区を巡りながらカザフスタンへと再入国するなんて冒険感があって面白そうでもあった。

ウズベキスタンのヌクスからカザフスタンのアクタウまでの夜行列車を予約するのは全く難しくなく、他のウズベキスタン間の都市移動と同様にスマホでウズベキスタン鉄道のアプリを使ってヌクス発マンギスタウ着の鉄道を選択するだけだ。アクタウ駅という駅は存在しないので、アクタウ近郊のマンギスタウ(Mangistau)駅まで行く列車を検索しよう。この路線は毎日出ているわけではないので注意したい。

ぼくが予約したのはヌクス19時43分発マンギスタウ16時47分着、料金は551510スム(7439円)、所要時間21時間4分にも及ぶ列車のチケットだった。

 

・24時間夜行列車のための食べ物、飲み物、服装の事前準備

ほぼ24時間も列車に乗ることになるので、食べ物や飲み物はどうするかという心配がある。ただぼくは2018年にロシア・シベリア鉄道の旅をして列車の中で3泊したり4泊したりしているのでロシア世界圏内の長距離列車の旅のコツなら心得ていた。24時間なんてシベリア鉄道の旅に比べたらどうってことないはずだ。

飲み物については、列車の中には常にお湯が無料で用意されているはずなので持参した水筒とお茶の葉でどうにでもできる自身があった。食べ物についてはお湯があるのでスーパーマーケットで容器付きのカップラーメンを1つ買い、さらにパン類、お菓子類、バナナも購入して準備はバッチリだった。どうせほとんどすることもなく寝ることになるだろうから、服装は寝巻きで行くことにした。

 

・ウズベキスタン発カザフスタン着の夜行列車の車内を大公開

 

出発当日、4泊したヌクスとも今日でお別れ。宿泊したHostel DANEXAN APAは非常に親切なので無料で鉄道駅まで送迎してくれた。本当にありがとう!

 

車内の様子はこんな感じ。上下の2段ベッド。個室で区切られてはおらずシベリア鉄道の3等車に似ている設計だ。ぼくの乗る列車は古い車体で、予想はしていたが8月下旬の夕方の車内はかなり暑かった。列車は時刻通りに出発。冷房も本格的にスピードが出るまでほとんど効かなかったが、窓から入ってくる風がある分走り出すと暑さは和らいだ。

日が落ちて夜になると次第に涼しくなり、シーツを体にかけて眠らないとやや寒いと感じるほどだった。やっぱり乾燥地帯なので1日の中の寒暖の差が激しい。体調を崩さないように注意したい。

 

・カザフスタンの伝統楽器演奏も!夜行列車ならではの地元の人々との心温まる交流

 

シーツは自分で取り付ける仕組みだった。下段ベッドを予約していたぼくは上段のおばちゃんに頼まれてベッドを代わってあげたので、おばちゃんがお返しにとぼくのためにシーツを敷いてくれた。ありがとう〜!

 

 

このような長距離列車の旅では、素朴な地元の人々との交流を避けては通れない。ぼくと同じスペースには可愛い赤ちゃんとカザフスタン人の若いお母さん、医師だというカザフスタン人のおばちゃん、そしてウズベキスタン人のおじさんが一緒に座ることになった。シベリア鉄道と同様、みんな見事に英語を話さないので意思疎通に苦労した。

おばちゃんは医師だというのに全く英語を知らなかったけど本当に医者だったのかな、謎。赤ちゃんに言語は関係ないので、とても愛らしい赤ちゃんに日本語で話しかけてただただ癒されていた。一緒に遊んであげだり話しかけるとニッコリと笑ったりして本当に可愛い赤ちゃんだった。みんなで食べ物を交換し合ったりして、ロシア人が沢山食べ物を恵んでくれた真冬のシベリア鉄道の旅を思い出していた。

 

どこからともなく乗客の若者がカザフスタンの伝統楽器であるドンブラを持ちながら登場し、外国人であるぼくのために演奏を披露してくれた。すごーいめちゃくちゃ感動的!こんな電車の中でその国ならではの特別な音楽の音色を聞くことができるなんて、素敵な体験だった。

 

・夜行列車におけるウズベキスタン出国とカザフスタン入国の詳細まとめ

ぼくが気になっていたのはウズベキスタン出国、カザフスタン入国の方法だ。列車で国境越えなんて人生で初めてなので勝手がよく分からない。まぁ国境越えなんてみんなの真似をしていれば問題ないだろうからそんなに心配していないが、何時に国境に到着するのかは気がかりだ。以前のカザフスタン・アルマトイからウズベキスタン・タシケントの夜行バスのように、夜中はぐっすり眠れて早朝に国境へ着くのが望ましいが、今回はどうだろうか。

ぼくのそんな希望は見事に打ち砕かれ、ウズベキスタン・カザフスタン間の国境へ到着したのは深夜の3時だった。ね…眠い、眠すぎる!

まずはウズベキスタン出国。駅などへ降車する必要はなく、軍人が車内まで入ってきてパスポートを回収していくという仕組みだった。乗客はただただ座ってパスポートを渡せばいいだけなのでかなり楽だ。荷物チェックもあったがそんなに真剣な感じはせず、荷物チェックをされる人もされない人もおり、されたとしても鞄を開けるだけで中身をきちんと見ている感じはしなかった。ぼくは外国人で乗客の中では珍しい種類の人間だったが、荷物チェックはされなかった。順番に名前を呼ばれて返事をするという謎の点呼の時間もあったが、それ以来何も起こらず長時間待たされて、結局パスポート返却まで3時間もかかってしまった。みんな最初は大人しく座っていたがあまりに待ち時間が長いのでやがて就寝していた。ウズベキスタンではホテルに滞在許可証をもらわなければならないという他国にはない謎の仕組みがあるが、滞在許可証を見せるように求められることは一切なかった。

ようやくウズベキスタン出国が終わり、列車が再度走り出した。すぐカザフスタン入国審査があると思っていたのに一向になく、かなりカザフスタンの内陸部まで入り込んでからベイノイという街でカザフスタン入国手続きがあった。時刻は朝の8時。こちらもウズベキスタン出国と同様に、車内でただ座っていれば軍人がパスポートを集めてくれる仕組みになっていた。異なっていたのは訓練された犬が車内に入って来て、鼻をクンクンさせながら去っていったことだ。ぼくは暇なので赤ちゃんに「ワンワンが来たね〜よかったね〜」などと話しかけていた。赤ちゃんにもちゃんとパスポートがあったのが可愛かった。やがて乗客一人一人が軍人に呼ばれて、車内奥へ進むとカメラ付きの箱型の見たこともない機械で入国審査をやってくれた。こちらも何の問題もなくスタンプがもらえた。

 

・車窓から見えるウスチュルト台地の風景

ヌクス発マンギスタウ着の夜行列車の車窓からは、カザフスタンに入国してから独特の地形を見ることができた。荒野にはラクダや馬もいて、まさにシルクロードを旅しているのだという旅情を感じることができた。この周辺はウスチュルト台地と呼ばれているらしい。

 

・マンギスタウ駅からアクタウ市内まではローカルバスで格安移動

ウズベキスタン鉄道はあまり遅延しないイメージだったが、やっぱりあの出国・入国は時間がかかり過ぎたのか、今回の夜行列車は2時間も遅れてマンギスタウ駅に到着した。マンギスタウ駅はアクタウ郊外にあるので、ここからは市内へと移動しなければならない。

Yandex Mapで調べると105番のローカルバスに乗れば市内へと辿り着けるということだったので、それに従った。バスの料金は100テンゲ(30円くらい)だった。ドライバーに500テンゲ札を出すと、ちゃんとお釣りをくれた。そして無事にアクタウ市内で予約した宿Жеруйык Отельへ無事に到着した。

 

・ウズベキスタン・ヌクスからカザフスタン・アクタウまでの夜行列車国境越えまとめ

ウズベキスタン・ヌクスからカザフスタン・アクタウまでの夜行列車国境越えまとめ

・列車はヌクス19時43分発マンギスタウ16時47分着、ほぼ24時間の鉄道旅だった。
・チケットはウズベキスタン鉄道アプリで予約可能。
・ウズベキスタン出国、カザフスタン入国は車内で完結、降車の必要なし。
・ウズベキスタン出国は深夜3時、カザフスタン入国は朝8時だった。
・ウズベキスタンのホテルの滞在証明書は確認されなかった。
・マンギスタウ駅からアクタウ市内まではローカルバス105番を利用、100テンゲだった。

 

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