ラトビアには不思議でエキゾチックなカフェがいっぱい!!!!!
ラトビアで仏教画?!リガで2つの素敵なカフェを巡ったらどちらも不思議で神秘的な雰囲気だった
・ラトビアの首都リガはカフェ巡りが楽しい街
・まさかのラトビアのTearoom RUNAで中国茶をいただく
・2階から周囲を見渡せるくつろぎカフェApsara tea house
・ラトビアの首都リガはカフェ巡りが楽しい街
ラトビアの首都リガは異国情緒あふれる街だった。起伏に富んだおとぎの国のようなエストニアの首都タリン旧市街と比べると、リガ旧市街は平面的でやや都会的だった。タリンにはたくさんいた東洋人をリガに来ると全く見なくなり、東洋人が珍しいのか歩いているだけで地元の人に話しかけられることもあった。
ぼくが異国情緒を感じたのはリガには面白くて素敵なカフェがたくさんあり、巡った全てのカフェに仏画が描いたあったせいもあるのかもしれない。これらの仏画は明らかにインドとかネパールとかチベット方面へ着目して描かれているように思うが、ラトビア人は何か特別東洋に対する憧れでもあるのだろうか。外見がすごくお洒落で仏画なんか描かれていなさそうなカフェにも美しい仏画が描かれていたから驚いた。
東洋人のぼくがラトビア人の思い描く不思議な東洋の世界に触れる。そんな経験がぼくに、遠い異国の地へ来てしまったのだということを思い知らせるような気がした。ここではぼくがラトビア・リガで巡った素敵なカフェ2店を紹介しようと思う。
・まさかのラトビアのTearoom RUNAで中国茶をいただく
まず紹介するのは、リガ旧市街に佇む中国茶カフェTearoom RUNA!ぼくは日本でも中国茶古民家カフェが大好きでよく大阪の中崎町に通っていたが、まさかこんな異国の果てに中国茶カフェがあるなんてこれは行ってみるしかないと勢い勇んで訪れたのだった。
Tearoom RUNAには様々な種類の中国産や日本産のお茶が缶に入れられて並べられていた。店内は東洋的な雰囲気で満たされ、木を基調とした落ち着いた東アジア的な雰囲気のエリアと、独特な色彩で彩られた仏画が見守るインドとかネパールのような南アジア的な雰囲気のエリアに分かれていた。遠いバルト三国からしてみれば、日本も中国もインドもネパールも同じはるか異国のアジア地域だということだろうか。
バルト三国で見かけるとは思いもよらなかった中国茶器セットが運ばれてきて感動的だ。茶の文化はこのようなリガ旧市街にまで広がっているようだ。ラトビア人にとってはこのような異国趣味が風流でクールだということだろうか。
ヴィーガンの食事を食べることができたのでここでランチもいただいた。スープやカリカリの野菜団子も美味しかったが、お茶碗いっぱいに入れられたカラフルなお漬物(ピクルス?)をご飯もなしにこれだけで食べることはぼくにとってキツかった。旅に出てわかったことだが、ぼくはお漬物とかピクルスとかそういう保存食的なものが苦手らしい、日本では気づかなかった自分の苦手なものが異国で確信に変わっていくことも旅の醍醐味であると言えよう。
のんびりと中国茶を飲みながらゆっくり読書してくつろいだTearoom RUNAでの時間は、長らくヨーロッパ世界をさまよい続けたぼくの心にひとときの平安をもたらした。
・2階から周囲を見渡せるくつろぎカフェApsara tea house
リガ旧市街に入っていく手前の公園内にポツンと佇んでいる不思議な形をした小屋のような建物がずっと気になっていた。無人だと思って近づいてみるとなんとカフェだったので入ってみることにした。このカフェApsara tea houseはリガでも人気なようで、「リガ カフェ」でグーグル検索してみても上位に出てくる。
内装は木に満たされた心安らげる雰囲気だった。螺旋階段が2回までのび、2階から周囲の風景を眺めながらソファで寝転んで過ごせるようなくつろぎのスペースになっていた。しかし2階は人気なようで空席がなかったのでぼくは1階で紅茶とケーキをいただいた。
なんとここにもチベット仏教の仏画のような絵が!ラトビア人は仏教もしくは東洋世界に深い関心でもあるのだろうか。それとも東洋ものがおしゃれでかっこいいと見なされているのだろうか。こんな世界の果てで2回も見るとは思いもよらなかった仏教画を眺めながら神秘的な時間を過ごした。
ラトビアの首都リガにはこのように興味深い異国情緒あふれるカフェがたくさんあった、カフェを2つ巡って2つとも面白かったのだから、もっと巡ればもっとたくさんの興味深い発見があったのだろう。ぼくはまたカフェ巡りを楽しみにリガを訪れてみたい。