日本統治時代のレトロ茶芸館!台中「悲歡歲月人文茶館」で秘境・杉林渓の高山烏龍茶「嵐韻」に巡り会った

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台中で大好きなレトロ茶芸館へ!!!!!

日本統治時代のレトロ茶芸館!台中「悲歡歲月人文茶館」で秘境・杉林渓の高山烏龍茶「嵐韻」に巡り会った

・ミズイロノタビ「台湾茶を巡る旅」の予定表
・お茶の都・台中は台湾茶文化を体験できる”茶芸館”の宝庫
・日本統治時代の伝統的家屋で台湾茶を楽しめる茶芸館「悲歡歲月人文茶館」
・茶芸館で出会った台湾茶「嵐韻」に導かれ、秘境「杉林渓」を訪れる計画を立てた
・「悲歡歲月人文茶館」はいつも人がいない
・「23號太陽餅店」で台中名物の太陽餅を購入した

・ミズイロノタビ「台湾茶を巡る旅」の予定表

2026年春、ぼくは「台湾茶を巡る旅」を開始した。訪れる予定の場所は以下の通りだ。

滞在する場所(時系列順) ホテル名 お茶の種類
台中 Adagio Hostel 凍頂烏龍茶、杉林渓高山烏龍茶
日月潭 Deer Traveler Hostel 日月潭紅茶
阿里山 Zhengji Zhicha Suo Homestay 阿里山烏龍茶
嘉義 Funtime Hostel
台南 Green Only Homestay
台北 ホテル ファン リンセン 東方美人、木柵鉄観音、文山包種茶

 

・お茶の都・台中は台湾茶文化を体験できる”茶芸館”の宝庫

最初の街・台中にはかなり早く到着してしまい、宿泊するAdagio Hostelのチェックインまでまだ時間があったので、早速台中の茶芸館に行ってみることにした。茶芸館とは日本ではあまり聞きなれない言葉だが、レトロで風流な雰囲気の中で台湾茶を心ゆくまで味わったりご飯やスイーツまで食べられるという、まさに「台湾茶を巡る旅」の始まりにふさわしい場所だった。

特に台中は周辺に台湾茶の生産地が集中している”台湾のお茶の都”なので、茶芸館も本格的で歴史のあるものが多い。ぼくは台湾茶が好きすぎてこれまでの人生で何度も台中の茶芸館を訪れているので、今回も迷うことなくお気に入りの茶芸館を真っ先に訪れた。

 

・日本統治時代の伝統的家屋で台湾茶を楽しめる茶芸館「悲歡歲月人文茶館」

 

ぼくがホテルのチェックインのための待ち時間に選んだのは、台中中心部にある「悲歡歲月人文茶館」。本当に台中に来る度に来ているので、今回で人生4回目とかかも!「悲歡歲月人文茶館」は1924年の伝統的な日本家屋を改装した建物で、台湾にいるのに日本に帰って来た気分になってしまう不思議で魅力的なレトロ茶芸館だ。

 

 

建物がかなり日本っぽくて昔懐かしいおばあちゃんの家のような感じなのに、置いてある調度品は馴染み深い日本的なものから異国的でエキゾチックな中国的なものまで幅広く、今自分がどこにいるのかわからない幻想的な感覚に陥ってしまう。

 

 

台湾という隣国を訪れるという空間的な旅だけではなく、昔の日本に戻ってしまうような時間的な旅ができるところも台湾旅行の唯一無二の醍醐味と言えるだろう。

 

今回は飾ってあるお花もとても豪華で美しかったが、聞くと店員のおばちゃんが生花とお茶の先生なのだという。どうりで本格的すぎると思った!台湾茶が飲めるだけではなく、レトロ懐かしい日本古民家の世界観と毎週入れ替えられる素晴らしい生花の世界観の融合が体験できるなんて、やっぱり「悲歡歲月人文茶館」は面白すぎる!

 

・茶芸館で出会った台湾茶「嵐韻」に導かれ、秘境「杉林渓」を訪れる計画を立てた

 

小さな中庭に金魚が泳いでいるのを涼しげに眺めながら、思う存分台湾茶の世界を堪能することができた。ぼくはこの日まだ昼食を取っていなかったが、しっかりと定食も食べられるのがこの茶芸館のいいところだ。「茄汁牛肉」という牛肉の定食を食べた後に、「嵐韻」という台中近くの山奥の秘境・杉林渓で生産されている烏龍茶をいただくことにした。嵐韻も杉林渓も全く聞いたことがないワードだったが、このようにまだ自分の知らない新しい台湾茶の世界に出会えることも本場の茶芸館の魅力のひとつだ。

 

 

「茄汁牛肉」は基本が日本のビーフシチューのような味わいだったが、台湾的なスパイスも配合されていて独特の美味しさがあって大満足だった。

 

初めて飲んだ台湾茶「嵐韻」は、有名な台湾高山茶である凍頂烏龍茶のようなどこまでも突き抜ける爽やかな香りと味を楽しむことができた。

凍頂烏龍茶の産地は台中近くの山奥の鹿谷という場所が有名だが、この嵐韻が取れる杉林渓はそのまたずっと奥の秘境に位置するのだという。しかし杉林渓は台中から日帰りでも訪れることができ、国立公園の中をトレッキングできたり壮大な滝があったりして観光地としても魅力的だということで、ぼくは何と翌日に台中から杉林渓まで行ってみることにした。このように茶芸館で飲んだ台湾茶から自然と情報が繋がって「台湾茶を巡る旅」が次第に形成されていくのは、直感に従って好きなものを追い求めていくミズイロノタビのスタイルとも合致していて面白い。

「茄汁牛肉」定食と、台湾茶「嵐韻」と、サービスで台湾の黒糖わらび餅みたいなお菓子も付けてくれて、料金は合計で583台湾ドルだった。日本円だと3000円いかないくらい。台湾の物価に比べるとやっぱり茶芸館はやや高価だけれど、台湾でしか体験できない台湾茶の世界観を存分に味わうためならば自分の中で高くはない。

 

・「悲歡歲月人文茶館」はいつも人がいない

ぼくが心配なのは「悲歡歲月人文茶館」はとても趣深くて魅力的な茶芸館なのに、 ぼくが訪れる時にはいつも他のお客さんがいないということだった。だからリラックスして好きなだけ台湾茶を飲めたり、情緒ある写真を自由に撮れたりして大満足な点も多いのだが、大好きな場所だからこそ潰れないでほしいなぁと心の隅で願っている。まぁぼくが初めて訪れてからコロナを経ても何年も存続し続けているので、心配ご無用なのかもしれない。有名な観光地にもならずに台中にひっそり佇む静かで美しい茶芸館として、「悲歡歲月人文茶館」は穴場だと言えるだろう。

 

・「23號太陽餅店」で台中名物の太陽餅を購入した

 

ぼくは大抵どんな国を旅していても、都会よりも田舎や辺境の方が好きだ。都会なんてどこを旅していても大体同じような雰囲気だと感じるのに対し、辺境にはその国にしかない独特の文化や風景で溢れているからだ。だから台湾も中華文明の栄えている西部よりも原住民文化が色濃く残る東部の方が好みかなと、自分自身で予想しながら2018年台湾一周の旅に出たが、意外なことに台湾だけは特別で大都会の多い西部の方が断然好きだった。きっと馴染みのない原住民よりも何よりも、台湾茶の文化がぼくは好きすぎるのだろう。

 

特に台湾茶の文化を最大限に味わうことのできる台中は大好きで、茶芸館以外にも多くの魅力が隠されている都会だと感じる。台中でしか買えないお菓子「太陽餅」も、その大きな魅力のひとつだ。素朴な味わいで自己主張が強すぎない太陽餅は本当に美味しい!有名なパイナップルケーキなんかよりも断然こっちの方が好き!今回は8年ぶりの台中訪問だったが、「悲歡歲月人文茶館」へ行く途中にも太陽餅屋さん「23號太陽餅店」に巡り会ったので、太陽餅があまりに懐かしくて思わず購入してしまった。1個30台湾ドルと中心部に比べて5ドルほど安かったけれど、相変わらずのシンプルな美味しさが絶妙だった。これって素朴な生地の中に一体何が入ってるのだろう、生キャラメルに近いような?

というか今この文章書いてて衝撃だったんだけど、8年も台中に来てなかったのか…コロナがあったとは言え、世界一周の旅の中で新しい場所を探すのに夢中で、自分が大好きだとわかっている場所に戻ることを忘れていたのかな。もちろん新しく行く国や街にもっと好きな所が見つかるかもしれないので、人生の中で新しい旅先を開拓するのは絶対に間違ってはいないけれど、そんなことばかりしていたら好きな場所に帰る時間を確保できなくなってしまうよね。

新しい世界へ飛び込む旅と、既に大好きだとわかっている場所へ戻る旅。限られた人生の時間の中でどちらにどれほどの時間やお金を配分するのか、その結果として自分自身をどう最大限に幸せにしてあげられるのか、見積もることもこの生命に残された宿題のひとつなのかもしれない。

 

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