まじでトコジラミ(南京虫)って恐ろしすぎる!!!!!
刺し口の画像を大公開!南京虫の症状、ダニとの比較、跡は消えるか、宿の特定、予防対策から死滅方法までを徹底解説
・優雅な人生初のJALビジネスクラス
・台北ではXimen Duckstay Hostelに宿泊
・突然の両腕、両下肢のかゆみと腫脹
・南京虫とダニとの違いを徹底比較
・南京虫に刺された宿の特定は期間やホテルレビューから
・実際に南京虫に刺されて感じた南京虫の症状
・徹底的な南京虫対策で刺されるのを予防しよう
・服や荷物についているかもしれない南京虫への対策
・【閲覧注意】南京虫に刺された腫脹の写真
目次
・優雅な人生初のJALビジネスクラス
台湾一周の旅に出発しようと意気込んでいたのに、初っ端から伊丹空港と関西国際空港を間違えるという大失態をしてしまったぼく。結局JALの優しさで関空から台北行きの便に乗ることができたが、その台北行きの便がかなり遅延していて、台北に到着したのは朝の5時くらいだった。
JGC会員になるためのマイル修行も兼ねた台湾一周旅行の計画だったので、人生初のビジネスクラスに乗ったのだが、乗ったのが深夜過ぎてあまり詳細を思い出せない。覚えているのは、CAさんが名前を覚えてくれていて驚いたのと、ご飯がめちゃくちゃ美味しかったことくらいだろうか。JALのビジネスクラスの詳細は、帰りの便の際に伝えることにしよう。
・台北ではXimen Duckstay Hostelに宿泊
めちゃめちゃ早朝に着くということで、この日の宿にきちんと連絡を入れておいた。ぼくが泊まったのは台北のXimen Duckstay Hostel。安宿だがきちんと対応してくれて最初は好印象を抱いていた。しかしこのホステルで、台湾一周に渡ってかゆみに悩まされる元凶に出会うということを、この時は知るよしもなかった。
ぼくはここで2泊したが、何も気づかなかった。題名の通り南京虫のひどい被害に遭ったのだが、ぼくは南京虫がどのような虫か知らずに、愚かなことに台湾に南京虫がいるなんてことを想像もしていなかった。この時は南京虫について調べたこともなかったが、なんだかもっと南国の発展途上国にいるような思い込みをしていたのだ。
たしかに鞄になんだか小さい黒い虫がいるなぁとはちょっと思っていた気もしなくもなかったが、ここのベットが濃い目の青いシーツで南京虫の存在が非常にわかりにくいつくりになっていた。南京虫がいるなんて思いもしていなかったぼくは、そのまま2泊し続けて台湾一周のために花蓮へと旅立った。
・突然の両腕、両下肢のかゆみと腫脹
南京虫の恐ろしいところは、症状が噛まれてすぐに現れないところだ。虫刺されの皮膚の外見やかゆみの症状が出てくるのに、約1週間ほどかかるらしい。ぼくも最初のうち(噛まれて3日目くらい)は上腕に軽い今まで見たこともない小さな発赤が点在していて、なんだかおかしいなぁとは思っていたが、赤いだけだったので放っておいた。
強いかゆみの症状と、明らかにおかしな蚊に刺されたような腫脹が両腕のいたるところに無数に出現したのは、ちょうど1週間経った台東でのことだった。さらには両下肢までかゆみと腫脹が広がってきた。なんじゃこの症状はー!と驚いてインターネットで必死に調べまくった結果、南京虫かダニではないかと思われた。この2つは症状がよく似ていて見分けがつきにくいらしい。
・南京虫とダニとの違いを徹底比較
南京虫とダニの症状を比較して、これは明らかに南京虫だと思った根拠をここに列挙したいと思う。
まず、症状が出るまでの期間だが、南京虫は最初に刺された場合は1週間ほど(2回目以降は数時間でも出現)であるのに対してダニは1〜2日で症状が出てくるようだ。しかしこの時点では、どこの宿で刺されたものか確証が掴めていなかったので、症状が出るまでの期間は皮膚症状の原因を突き止める根拠にはならなかった。
南京虫は基本目に見える、ダニは目に見えないということだったが、ぼくはいつどこで刺されたかもわからなかったし刺された後だったので、南京虫かダニかを同定するには至らなかった。
刺し口についてだが、南京虫は刺し口が2つあるのが特徴ということだが、ぼくの腕の見た目では刺し口なんて全然わからなかった。
頼りになると思った手がかりは、南京虫は肌の露出部しか刺さないのに比べて、ダニは服の中でも刺されるということだった。ぼくの場合は上肢と下肢のみの、寝る時に露出していた肌の部分のみが刺されていたので、これは南京虫ではないかと思い始めた。
さらに南京虫は、皮膚の上を歩き回って順番に刺して行くようで、刺された腫脹が線を描くように道になっているという情報だった。まさに、ぼくの腕の虫刺されの腫脹は道を描くように1本の線を描いていたので、これは南京虫だろうと確証を得るに至った!
・南京虫に刺された宿の特定は期間やホテルレビューから
とするとどこで南京虫にかかったのかがものすごく気にかかる。1週間前と言えば台北なので台北のXimen Duckstay Hostelがまず怪しいのだが、断定はできない。これまでに泊まった街は、台北、花蓮、台東である。花蓮も台東もとても清潔なベッドだったし、白いシーツだったし、南京虫は目で見えるという情報だったから、清潔感がないベッドでシーツが濃い青だったXimen Duckstay Hostelがますます怪しいと思うようになっていった。
しかし確証も持てないので、試しにXimen Duckstay Hostelのホテルレビューをのぞいてみることにした。もしかしたら過去にこのホテルで南京虫の被害に遭った人がいるのかもしれない。アプリで最近のレビューを見ているだけだと、いい評価ばかりで南京虫のことなど全く書かれていない。しかし「Ximen Duckstay Hostel 南京虫」や「Ximen Duckstay Hostel bed bug」で調べてみると、出てくる出てくる隠された南京虫情報!!!
2015年と2016年のしか見つからないが、ぼくがXimen Duckstay Hostelを訪れたのは2018年だった。こんなに長い間、南京虫が消えずに残っているなんて南京虫って恐ろしい!!
・実際に南京虫に刺されて感じた南京虫の症状
南京虫の症状は、皮膚の見た目がまず気持ち悪いと感じた。虫刺されの腫脹自体はなんてことない蚊に刺されたのとそっくりなのだが、それがいくつもいくつも腕や足にあると自分の腕ながら見たくもない思いだった。かゆさに関しては、かゆくてかゆくて仕方がないという話をよく聞くが、ぼくの場合それほどかゆかったのは1〜2日間だけで、気にしなければ普通に我慢できる程度だと感じた。
かゆみよりもいつまでも残っている腫脹や発赤の方が気になった。腫脹や発赤はかゆみよりも先までずっと残り続けるが、やがて跡もなくきちんと消えたので問題ないと思う。
・徹底的な南京虫対策で刺されるのを予防しよう
さて、実際に南京虫に刺されて南京虫の恐ろしさを思い知ったところで、考えなければならないのは、今後どのようにして旅行中に南京虫対策を行うかだ。
まず、宿についたらベッドの隅々まで南京虫の気配がしないかチェックする必要があるだろう。それでも心配な時は、眠る時に肌を極力露出しない格好にするのがいいだろう。南京虫は主に露出した箇所しか刺せないからだ。
ぼくは今までの旅で南京虫が怖いと思ったのは、さまざまな国の沢山の人々が泊まっていくスペイン巡礼のアルベルゲ(宿)だった。スペインでは南京虫被害にあわないために、寝袋が推奨されているようだった。ぼくは夏のスペイン巡礼に寝袋は暑くて重いだろうと思い、シュラフシーツを持っていったが、これがとても使い勝手がよく、巡礼中に南京虫に刺されることは一度もなかった。やはり予防は大切だ。
シュラフシーツは軽くて小さくて持ち運びやすいので、スペイン巡礼が終わってからの旅でも持ち歩くようになった。なんと言っても南京虫に刺される可能性が格段に下がるのがいい。もしも予約してしまった宿のレビューをよく見てみると、南京虫のことが書かれていて不安で仕方のないときは、シュラフシーツにくるまって寝るとこれでもう安全だ。ぼくの中でシュラフシーツは旅の必需品と言えるものにまでなってしまっている。
・服や荷物についているかもしれない南京虫への対策
また南京虫の被害に遭った人は、自分の荷物や服に南京虫がついているかもしれないという不安が残る。そのまま旅先の南京虫が家に居着いてしまっては非常に困るからだ。なんとしても荷物や服についているかもしれない南京虫を根絶やしにしなくてはならない。
南京虫が厄介なのは、きちんと洗っても卵などが残っているとまた繁殖してしまうというその恐ろしいしぶとさである。南京虫は熱に非常に弱いらしく、根絶やしにするには太陽に干すのが最も効果的らしい。太陽の熱の効果を最大限に高めるために、黒いゴミ袋にすべての荷物を入れて、太陽に干しておくのが効果的だ。
ぼくも帰宅してから、バックパックをそのまま黒いゴミ袋に入れて1日中干して南京虫を根絶やしにしようと試みたが、そのまま南京虫が家に広がることは決してなかった。
・【閲覧注意】南京虫に刺された腫脹の写真
南京虫に刺されたかもーって悩んでいる人!この気持ち悪い写真が何かの参考になれば…!!
道を描くように刺されてるでしょう?!