美しい鐘の上の「二十四孝天井絵」!!!!!
天井絵がフォトジェニック!お遍路第50番「東山 瑠璃光院 繁多寺」は二十四孝天井絵が色鮮やかで美しかった
・第50番繁多寺は元どおり静かなお遍路のお寺
・第50番繁多寺の「二十四孝天井絵」
・第50番繁多寺本堂
・第50番繁多寺大師堂
・第50番繁多寺境内の様子
・第50番繁多寺お納経(御朱印)
・第50番繁多寺御影、御姿
目次
・第50番繁多寺は元どおり静かなお遍路のお寺
まるで日本ではないアジアのような第51番石手寺の混沌とした雰囲気に圧倒されて、次なるお寺第50番「東山 瑠璃光院 繁多寺(ひがしやま るりこういん はんたじ)」へと車を走らせた。この第50番繁多寺では、お遍路の中では異質な雰囲気だった石手寺とは打って変わって、元の他と同じような日本人の心が安らげる雰囲気のお遍路のお寺だったので、なんだかホッとした。
天平勝宝年間に孝謙天皇(在位749〜58)の勅願により、行基が薬師如来像を彫造して安置し、建立したと伝えられるのが始まりだと伝えられる第50番繁多寺は、弘法大師が修行したのはもちろんのこと、踊り念仏を伝えながら各地を放浪したという一遍上人もここで学問修行をしたというのだから驚きだ。調べてみると一遍上人は伊予国の生まれだそうだ。そうだったのか!和歌山の熊野本宮大社の近くの日本最古の温泉・湯の峰温泉で一遍上人の刻んだという岩を見たので、関西の人かなと勝手に思っていた。
・第50番繁多寺の「二十四孝天井絵」
この第50番繁多寺では、梵鐘の鐘楼の天井に描かれた「二十四孝天井絵」が色鮮やかで美しくとても印象的だった。中国の二十四孝をモチーフにして描かれているという。しかしうっかりしていると、鐘の天井なんて見ないので見逃してしまいそうになるから注意が必要だ。いつもお寺で鐘を鳴らすのが大好きな台湾人の哲ちゃんも、この「二十四孝天井絵」に気づいていなかったので慌てて教えてあげた。
・第50番繁多寺本堂
・第50番繁多寺大師堂
・第50番繁多寺境内の様子
・第50番繁多寺お納経(御朱印)
・第50番繁多寺御影、御姿
よろずこそ 繁多なりとも 怠らず 諸病なかれど 望み祈れよ