ベストクリスマスマーケット2019でNo.1に選ばれたタリンのクリスマスマーケットへ行ってきた

 

フィンランドのヘルシンキからフェリーでバルト三国のエストニアの首都・タリンへ到着した。ヘルシンキからタリンまではフェリーでたったの2時間。非常に気軽なバルト海の航海の旅だった。

ベストクリスマスマーケット2019でNo.1に選ばれたタリンのクリスマスマーケットへ行ってきた

・エストニアの偶然
・タリン旧市街はおとぎのくに
・美しきバルトの感性
・タリンのクリスマスマーケット

・エストニアの偶然

タリンの宿に到着して、Wi-Fiを繋げて、なんとなくtwitterを見ているとなんとタイムライン上に“タリン”の文字が!それはヨーロッパ旅行情報部さんから発信されたツイートだった。それはなんと、タリンの街のクリスマスマーケットがヨーロッパ・ベストクリスマスマーケット2019で首位だったという内容だった!

そのツイートを見てぼくは胸が躍った。バルト三国の旅をすることに決定したのはいいが、特にこれといった前情報も知識もなく、ただ

“ロシア・シベリア鉄道の旅でウラジオストクから北極圏の街・ムルマンスクへ→陸路でフィンランドのラップランドへ入りそこからだんだん南へ下って首都ヘルシンキへ→さらに南の国々へ行こうとフェリーでバルト三国へ”

と言えばなんとなく旅としてとても自然な流れを感じさせるし、聞こえもいいし、フェリーだと冒険感もあるし、バルト三国なんてあんまり行っている人がいないから興味もあるしというのでなんとなくの“感覚”で決めたことだった。それゆえエストニアへ来たのはいいが、何をしていいのか見当もつかず、これからきちんと調べようとしていた矢先だった。

しかしこれでひとつの大きな目標ができた!ヨーロッパ・ベストクリスマスマーケット2019(長い名前だな)のナンバー・ワンに輝いたタリンのクリスマスマーケットを思う存分味わうことだ。エストニアの首都タリンのクリスマスマーケットがヨーロッパで1位に選ばれ、それが偶然にもつい先日発表されて、それを偶然にもtwitterで知ることができ、しかもそのツイートを見て情報を知った時に、自分がまさにエストニアの首都タリンに到着したばかりだったなんて、こんな偶然後にも先にもないだろう。もしかしたらこれは、ヨーロッパで一番すごいタリンのクリスマスマーケットをきちんとレポートして伝えろという思し召しかもしれない。それでは行ってみよう。

 

 

・タリン旧市街はおとぎのくに

いざクリスマスマーケットへ行こうと、宿を出てとぼとぼと歩き出した。宿のお兄さんによると、タリンのクリスマスマーケットはタリン旧市街のTown Hall Squareというところで催されているらしい。ぼくは旧市街へ入り込むと同時に息を飲んだ。

なんて美しい街並みだろう。ぼくは完全にタリンという街を侮っていた。べつに有名な観光地じゃないしあんまり大したことないと思っていたのだ。とんでもない。これまでで見たヨーロッパの街並みの中でも、非常に古風で味わい深く趣きのある風景が広がる。ぼくは一瞬でこの街が気に入った。ぼくがこれまで旅した中で最も美しい街だと思ったのはチェコ共和国のプラハであるが、それに似た雰囲気を醸し出している。ぼくは東欧のおとぎ話の中にいるような不思議な風景が好きなようなのだ。

 

 

・美しきバルトの感性

 

タリンのクリスマスマーケットへ向かって歩いていく。歩くだけでも本当に心が満たされていくような幻想的で不思議な街並みだ。早いところ目的のクリスマスマーケットへと到着したいが、途中の道に立ち並ぶ数々の可愛らしいお店たちに入りたいと感じる自分自身を妨げることができない。

 

 

店に並ぶ商品たちを見ると本当に驚く。この街は非常にクリエイティブで感性豊かな作品の商品が多いのだ。店員さんに聞くと、この作品はこの女性が作って…などと丁寧に説明してくれる。まったく知らなかったが焼き物を作るのも盛んらしく、その作家としては女性が多いのだそうだ。たしかに男性的で力強い作品というよりは、繊細で優しい柔らかな感性のものが多い。だからといって決して単なる癒しのような野暮な作品ではなく、不思議と心に残るものたちばかりだったのが印象的だ。

 

ぼくはクリエイティブな店やアンティークの店を見て回るのにかなりの時間を費やした。この魅力的な街はぼくをなかなかクリスマスマーケットへと行かせてくれないのだ。

 

 

・タリンのクリスマスマーケット

 

やっとクリスマスマーケットに到着したが、ここに来るまでにぼくの心は既に十分満たされていた。美しく幻想的な街並み、繊細で創造的で東欧的な不思議さに彩られた数々の作品たち、穏やかで優しい人々。ぼくはなぜこのクリスマスマーケットが1位に選ばれたのかもうわかったような気になっていた。このクリスマスマーケットを訪れるまでに、人々は既にこの街の奥深さに魅了されてしまっているのだろう。

 

 

タリンのクリスマスマーケットは、大きくて美しいクリスマスツリーを中心として放射状に出店が立ち並ぶという形態をとっていた。ドイツやフィンランドで多くのクリスマスマーケットを見てきたが、このような形態を見たのは初めてである。出店もエストニアらしい東欧的で可愛らしい雰囲気のものから、クリスマスマーケットの名物グリューワイン、さまざまなお菓子や食べ物が並んでおり、見ているだけで楽しい。

 

 

やはりフィンランドから来て感じることは、すべてが安く買いやすいということである。こんなに安くていいのかなと時々不安になるが、よく考えてみると普通の値段だったりする。北欧の旅は、物価の感覚を麻痺させてしまうようだ。

 

このクリスマスマーケットは旧市街にあるだけあって、おとぎ話の中にいるような不思議な感覚のままで見て回り楽しむことができる。その上規模は大きすぎず小さすぎず、人々も多すぎず少なすぎず、すべてが適度で穏やかに過ごすことができ、バルトの小さな国を訪れたのだという異国情緒を帯びた心をまったく失うことなく、心から来てよかったなあと思わせてくれる素敵なクリスマスマーケットである。

このクリスマスマーケットに来るまでの旧市街の道だけでも十分に美しい思い出となり得るのに、その上可愛らしくて素朴で幻想的なクリスマスマーケットを味わえるエストニアの首都タリン。ぼくはまだタリン1日目だったことを思い出し、これからまだ4日間この街でどのような思い出を作ろうかと想像し始めていた。

 

 

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