太平洋に沈む夕日が綺麗!
太平洋に沈む美しき夕日!お遍路第28番「法界山 高照院 大日寺」は奥の院の霊水が清らかだった
・第28番大日寺までの車道は狭路
・第28番大日寺本堂
・第28番大日寺大師堂
・第28番大日寺の奥の院と霊水
・第28番大日寺境内の様子
・第28番大日寺お納経(御朱印)
・第28番大日寺御影、御姿
・高知の太平洋に沈むまん丸な夕日
目次
・第28番大日寺までの車道は狭路
2020年四国お遍路逆打ち巡礼、11日目最後のお寺は第28番「法界山 高照院 大日寺(ほうかいざん こうしょういん だいにちじ)」だった。第28番大日寺までの車道は驚くほど狭く、もしも対向車に会ってしまったらどうしようと戸惑ってしまうほどの狭路だった。対向車が来ないように祈りながら狭い道を上っていくと、幸いなことに車に出会うことはなかった。
第28番大日寺の境内はシンプルな構造で、参拝しやすかった。
・第28番大日寺本堂
・第28番大日寺大師堂
・第28番大日寺境内の様子
・第28番大日寺の奥の院と霊水
第28番大日寺には、奥の院が存在した。弘法大師が四国を巡教された弘仁6年(815年)、末世の人々の安泰を祈り楠の大木に爪で薬師如来像を彫り、これを祀った。弘法大師ゆかりの楠の霊木は明治初めの大風で倒れたが、跡地に一堂を建てて奥の院として安置されている。この霊木は、頭、眼、鼻、耳、顔など首から上の病に霊験があらたかとされている。
奥の院の薬師堂の脇には、土佐名水40選にも選ばれた大師御加持水が湧いている。「奥の院の横に流れ出る霊水は弘法大師のご加持水として古くから尊ばれ渇水時にも枯れたことがない」と看板でも説明書きが為されていた。
・第28番大日寺お納経(御朱印)
・第28番大日寺御影、御姿
つゆ霜と 罪を照らせる 大日寺 などか歩みを 運ばざらまし
・高知の太平洋に沈むまん丸な夕日
お遍路11日目はこの第28番大日寺で終わったが、次の日のお遍路を速やかに始められるように、第27番のお寺の近くまで事前に車を走らせていた。その途中で日没の時間となり、高知県の太平洋の海の彼方へと沈んでいくまん丸な夕日を見ることができた。本当にまん丸で、その太陽はまるでたこ焼きみたいで美しかった。ぼくは、スペイン巡礼の最終日にフィステーラの丘から見た夕日を思い出していた。