四国車中泊お遍路第83番!「神毫山 大宝院 一宮寺」では地獄の釜から地獄の音が聞こえる

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地獄の音とは一体…?????

四国車中泊お遍路第83番!「神毫山 大宝院 一宮寺」では地獄の釜から地獄の音が聞こえる

・第88番から第83番までの車巡礼は結構ハード
・第83番一宮寺の地獄の釜伝説
・第83番一宮寺本堂
・第83番一宮寺大師堂
・第83番一宮寺境内の様子
・第83番一宮寺お納経(御朱印)
・第83番一宮寺御影、御姿

・第88番から第83番までの車巡礼は結構ハード

たぬきがポンポコたくさんいた山寺の第84番屋島寺を抜け出して、今度は第83番「神毫山 大宝院 一宮寺(しんごうざん だいほういん いちのみやじ)」へと向かった。ここは第84番と打って変わって街中にあった。

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ぼくの2020年お遍路逆打ちの旅2日目は、香川県の第88番から順に始まった。1日目は徳島県の第11番から第1番までは比較的密集していて車でも回りやすく11もの寺を一気に回ることができたが、2日目はどうもそんなに簡単に行くような雰囲気ではなかった。第88番山寺、第87番街中、第86番街中、第84番山寺、第83番山寺、第82番街中と、それぞれの寺が遠く離れて位置しており、一旦山の中に登ったりまた里に下ったりさらにまた山に登ったり、そして別の山へ移動したりを繰り返すので、どうしても体力と時間を消耗してしまうという印象だった。

ぼくは疲れ果て第83番一宮寺の駐車場でつい眠ってしまった。この日は土曜日でちょうどバスツアーのたくさんの人々とバッティングしてしまい、ゆっくり境内を見られなさそうなのでバスツアーが通り過ぎるのを待っていたという事情もある。しばらく休んで回復した後、ぼくは参拝へと出かけた。

 

 

・第83番一宮寺の地獄の釜伝説

第83番一宮寺の本堂左手には薬師如来が祀られる小さな祠がある。これは「地獄の釜」と呼ばれ、祠に頭を入れると境地が開けるという言い伝えがある一方で、悪いことをしていると頭が抜けなくなると伝えられている。

昔むかし、近所で暮らす意地悪なおタネばあさんは「そんなことはない、試してみよう」を頭に入れると、本当に扉が閉まり、ゴーという地獄の釜の音が聞こえ頭が抜けなくなった。怖くなったおタネさんは、今までの悪事を謝ると、頭はすっと抜けた。それからおタネさんは心を入れ替え、親切になり、元気に長生きしたということだ。

そんな不思議な伝説を持つ「地獄の釜」にぼくも頭を入れてみたが、どれが地獄の音かはよくわからなかった。他の参拝者には、地獄の音が聞こえたよ!と言っていた人もいたので聞こえる人には聞こえているらしい。ぼくの中ではどんな音が地獄の音だったのかイマイチよくわからないままお寺を立ち去ることになってしまったが、第83番一宮寺で地獄の音を聞いたという人はぜひどんな音だったのか教えて欲しい。

 

 

・第83番一宮寺本堂

 

・第83番一宮寺大師堂

 

・第83番一宮寺境内の様子

 

・第83番一宮寺お納経(御朱印)

 

・第83番一宮寺御影、御姿

さぬき一宮の 御前に 仰ぎきて 神の心を 誰かしらゆう

 

 

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