100連勤したら人はどうなる?フリーランス医師のぼくが休みなしで働いてしまう理由

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知らない間にワクチンバイト100連勤してたんだけど!!!!!

100連勤したら人はどうなる?フリーランス医師のぼくが休みなしで働いてしまう理由

・フリーランス医師が夢中でワクチンバイトしてたら知らない間に100連勤していた!
・100連勤すると人はどうなってしまうのか?
・医師という職業は休みがなく、100連勤なんて当たり前だった
・他人によって100連勤を強制されることと、自らの意志で100連勤を選び取ることの大きな違い
・自分の直感と状況に応じて自由に休日を設定できるフリーランス医師の強み

・フリーランス医師が夢中でワクチンバイトしてたら知らない間に100連勤していた!

ぼくは今、どこの病院にも組織にも属さないフリーランス医師として生計を立てている。仕事内容としては今しかできない期間限定のコロナワクチンバイトに従事しており、ワクチン接種会場で問診したり救護対応をしたりしている。コロナワクチンバイトは1日10万円以上のお給料がもらえる上にそんなに重労働ではなく定時に終わるので、病院で労働している時に比べて効率がいいしとても働きやすかった。病院勤務のように夜の当直当番もないし、当直翌日に一睡もできないまま働かされるということもなく、規則正しく人間らしい健康的な生活を送ることができた。日本全国好きな場所で自由に働けるというフリーランス医師の労働スタイルも旅に生きるぼくとしては非常に魅力的で、働いていてしんどいというよりもむしろ楽しいしもっと働きたいという思いが湧き上がってきた。

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そんな感じで仕事が楽しくて仕方がないと思いながら積極的に次々と仕事の予定を入れていたら、だんだん休日というものがカレンダーから消失していき、ついには休みの日が0になってしまった!しかし休日が0でも全然気にならなかったので、楽しくて仕方ない労働をそのまま継続させていった。日本全国で旅するように働いてはいるものの、ぼくのメインの労働場所は大阪と東京だ。以前は大阪で夜遅くまで仕事をした翌日の朝から東京で労働することはスケジュール的に困難だと思い込んでいたので、大阪勤務と東京勤務の間には1日間の休日を必ず設けていたが、働く経験を積んでいくうちに次第に、大阪で夜8時半まで労働してもそのまますぐ新大阪から新幹線に飛び乗れば次の日の朝から東京で勤務できることがわかってきたので、東京と大阪を行き来する労働スタイルであっても休日を全く設けなくなってしまった。

そんな感じで毎日休みを入れることなく働いていた時「あれ、ぼくってこんなに毎日働いているけれど、いったいいつから働いているんだろう…?」とふと疑問に思った。自分のことなのに自分でわからなくなってきたのでカレンダーで調べてみると、なんと2ヶ月半前からずっと休むことなく継続的に働いていることが判明した!「えーいったい何日間連続で働き続けているのだろう…?」とさらに疑問に思ったので数えてみると、なんと1月中旬から5月まで112連勤していることがわかった!驚愕!100連勤してるやん!!!!!

100連勤なんて想像するだけでも疲れてしまいそうになるが、実際に100連勤をしてみると人はどうなってしまうのだろうか。

 

 

・100連勤すると人はどうなってしまうのか?

ぼくの場合は、実際に100連勤した自分自身をふり返ってみても、全く疲れたと思ったことがないのが印象的だった。きっと自分の適正に合っている仕事、楽しくて仕方がない仕事、毎日やっていても全く苦痛と思わない仕事に巡り会えば、全く疲労することなく継続的に効率よく労働できるように人間はできているのだろう。1日目、2日目とひとつひとつ数えながら長い年月を経てついに100連勤を達成したというよりはむしろ、楽しくて夢中で必死に労働していたら気がつかないうちに結果的に100連勤になってしまったという感覚だった。

労働が苦痛だと感じるのなら、自らの”魂の使命”と職業をかけ合わせるよう常に試行錯誤すべきだ

逆に自分に全く合わない仕事、生活のために嫌々仕方なくやっている仕事、自分の好きなことや情熱を感じること、”魂の使命”に関わりのない仕事はどんなに短い労働期間でも苦痛に感じてしまうことだろう。ぼくの場合は旅をしたいという根源的な”魂の使命”が、今回の日本全国を渡り歩くことができるコロナワクチンバイトの仕事内容とうまく適合したと思われる。

ぼくの知り合いの医師の中には、コロナワクチンバイトの問診業務は同じことの繰り返しで修行のようで耐えられないと言っている人や、1回やっただけでもうやりたくなくなったと語る人もいて、コロナワクチンバイトという繰り返し業務を全く苦痛だと思わないぼくは驚いた。きっと単調な作業でも楽しんで続けられるのか、激しい変化や試行錯誤がないとつまらないと感じてしまうのか、その人の性格によって違いが出てくるのだろう。

 

・医師という職業は休みがなく、100連勤なんて当たり前だった

思えば世界一周の旅に出る前、ぼくが宮古島の病院で労働していた時も休日なんか全くなかった。自分担当の入院患者さんがいたから土日も休まず病院に通っていたし、休みなんてなくて当たり前だという雰囲気が労働する医師の間で蔓延しているのを感じた。ぼくが宮古島の病院で働いていた時に休めたのは夏休みの10日間くらいだけで、その他は本当に1日も休むことなく病院に通っていた。もしかしたら宮古島であんなに長く連勤していたから、たった100連勤なんて全く苦痛だと思わないような精神が育て上げられてしまったのだろうか。

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・他人によって100連勤を強制されることと、自らの意志で100連勤を選び取ることの大きな違い

しかし病院で連勤するのと、フリーランスの医師として連勤するのとでは、意味合いが全く異なってくるように感じられた。病院で連勤するということは、組織の中で組織の利益を追求するために他人によって決められた言わば強制労働だ。休んでも休まなくてもどちらでもいいというわけではなくて、休んでしまえば他人から非難されてしまい人格を否定されてしまいそうな厳しい環境下にあった。さらにたとえ土日祝日に病院へ出勤し労働したからといってそれは当たり前だとみなされて、その分の給与は支払われることはなかった。

その一方でフリーランス医師の連勤は、自らの意志で積極的に労働を成し遂げようとした結果だ。他人によって決められた予定が全くないカレンダーを眺めながら、休んでもいいし働いてもいいという自由な選択肢がある中で、自らの積極的な思いや情熱によって労働を選び取り、その選択の連続が繋がり合って自然と100連勤になっただけのことだ。誰かに指図されたわけでもなく、指揮命令されたわけでもない、ただ自分の感性や思いや意志だけで自らの人生をデザインし、それを怠ることなく成し遂げたからこそ達成された100連勤という数字には、病院勤めの連勤とは比べものにならないほどの輝きと価値が内包されているように感じる。

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ぼくが今まで生きてきた経験から言及すると、他人によって決められた日々を送らされる人生は呪いを受けるだろう。なぜなら他人によって決められた人生を生きていたならば、何かよくないことや思わしくないこと、災難が降りかかった時に全てを他人のせいにして、他人を恨んだり憎んだりするようになってしまう傾向があるからだ。自分のせいではない、全ては他人や社会のせいだと開き直ることができる人生は、自分が傷つかない分ある意味楽な生き方かもしれないが、他人に対してそのような否定的な姿勢で逃げるように生きることを続けていては、自らの魂は成長することなく真実の幸福を得ることはできないだろう。

一方で何もかもを自らの選択によって決定した人生を歩むとき、他人によって決められた道を進むよりもはるかに充実した満たされた世界を見つめることになるだろう。何もかもを自分自身で決めてしまったならば、全ては自分の責任となり誰のせいにもできない分、大きな覚悟と努力が必要になってくる。しかし全ては自分のせいになってしまうという孤独や不安やおそれを乗り越えられたならば、そこには他人を恨むことも憎むこともない呪いから解放された日々が待っている。自らと向き合い、自らと対峙し、自らの感性と思いによって、自ら創造した人生を生きるという尊い感覚は、覚悟とおそれを伴いながら孤独に道なき道を突き進んだ魂にしか感受できない種類の特別な贈り物かもしれない。

 

 

・自分の直感と状況に応じて自由に休日を設定できるフリーランス医師の強み

人間にとって休日というものは本当に必要なのだろうか。社会生活を営んでいると土曜日と日曜日は休み、週7日のうち1日〜2日は休むべきだと勝手に定められているが、本当にそれが全ての人にとってのふさわしい休み方なのだろうか。人間の性格がそれぞれに違うように、自分にとって休みたいタイミングというものもそれぞれに異なるはずだ。結局は自分の働きたい時には働き、働きたくない時には休日にするという自由な選択システムが一番いいのではないだろうか。

ワクチンバイトというのは今の時期しかないかもしれないし、いつ終わるかもわからない期間限定的な性質がある。それゆえにぼくは今1日でも休日をとってしまうのは勿体無いと感じてしまう。1日間休日を取るということは、労働すれば得ることができたはずのワクチンバイト代1日10万円以上を喪失してしまうということだ。休んだからといって何も失っていないことは明白なのに、1日休めば10万円以上を失ってしまったと感じてしまうこの喪失感は、まさしくワクチンバイト全盛期の今にだけ襲ってくるワクチンバイト医の職業病のようなものだろう。ちなみにこの10万円以上のおかしな喪失感に同意するワクチンバイト医は多い。

どうせいつかワクチンバイトは終わってしまうのだから、ワクチンバイトの案件があるうちは目一杯必死に労働し、やがてワクチンバイトの季節が終わってしまった後で、繁忙期に頑張った分もゆっくり休めばいいのだという考え方はとても合理的だ。土日は休まなければならないという常識にとらわれ、休日を設けなければならないという社会の同調圧力に押し流され、自らの心が指し示す直感や自分を取り巻く状況を見誤ってしまっては、本当に自分が今為すべきことを見失ってしまうだろう。ワクチンバイトの祭りが続く限りは取りこぼすことなく連日労働を継続させ、祭りがやがて終わって案件が何もなくなってしまえば潔く身を引き、休みなく働いた自分自身の肉体と精神を労わりながら労働することなくのんびりと過ごすというメリハリの効いた生き方は、無駄がなく理想的だ。ちょこちょこと小刻みに休みながら定年まで延々と継続的に労働し続けるよりも、一気にまとめて労働して一気にまとめて休むという極端な労働スタイルの方がぼくの物事を究極的に突き詰めてしまう性格と類似していて受け入れやすい。

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自分の休日すら支配することが難しい人間社会において、自分がいつ働いていつ休むか、自分が働き続けるのか休み続けるのか、それを自らの直感と感性で自由に決定できるといのが、フリーランス医師の大きな強みだと言えるだろう。思えばぼくは沖縄で3年間労働して3年間「世界一周日本一周」の旅に出ていたのだった。そう考えれば一気に働いて一気に休むという旅する生き方が、もはやライフワークになってしまっているのかもしれない。今回のコロナワクチンバイトでは一気に1年間働いただけだが、おそらく10年間は労働せずに旅を続けることができるだろう。

 

 

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