Trip.comで簡単列車予約してみた！
乗換チケットや鉄道駅での受け取りまで！Trip.comで中国の列車をオンライン予約する方法を徹底解説
・雲南省の旅の終わり、貴州省の少数民族をめぐる旅のはじまり
・大理から凱里まで夜行列車で行こう
・Trip.comを使った中国列車のオンライン予約方法
・Trip.comで列車チケットをオンライン予約した場合の鉄道駅でのチケット受け取り方法
・乗り換え分のチケットも最初の鉄道駅で発券してくれた
目次
・雲南省の旅の終わり、貴州省の少数民族をめぐる旅のはじまり
ラオスから憧れの中国雲南省にバスで入り、昆明→麗江→香格里拉→雨崩→麗江→諾鄧→大理と雲南省内をくまなく回り、ついに雲南省と別れを告げる時がやってきた。次なる目的地は、中国の貴州省！中国の少数民族をめぐる旅の始まりだ。
雲南省にもたくさんの少数民族たちが暮らしていたが、貴州省には独特な民族衣装を身にまとったお洒落な少数民族たちが多く暮らしており、彼らなりの伝統的な暮らしを守りながら生活を営んでいるという。少数民族にとても興味のあるぼくにとって、貴州省は行かなくてはならないと感じるエリアだった。
この旅では中国からシルクロードの旅でもしようかとぼんやりと考えていたが、今は12月の冬で寒そうなのでやめた。柔軟に自分の好みに合わせ、中国南部を東へと駆け抜け、船で台湾の金門島へという流れになんとなく路線変更した。
・大理から凱里まで夜行列車で行こう
さて、重要なのは雲南省から貴州省までの移動方法だ。バスだと時間がかかりすぎるし、飛行機だと値段が高そうなので、電車が一番よさそうだ。ぼくは雲南省の大理から貴州省の凱里へと移動しようとしていた。Trip.comの列車検索を見てみると、早起きすれば1日で移動できなくもなさそうだが、それだと凱里で1泊しなければならなそうだ。調べてみると凱里には適当な安宿がなかった。ぼくは凱里へ行きたいわけではなく、そこから車で1時間ほどの西江千戸苗塞という、少数民族ミャオ族最大の村に行きたかっただけなので、凱里に滞在して高い宿代を払うのは都合が悪かった。
もうひとつは大理から昆明まで列車で行き、昆明から凱里までの夜行列車に乗るという選択肢もあった。これだと宿代が1泊分浮くし、中国の夜行列車とはどんなものだろうという興味深さや好奇心もあった。ぼくは大理から凱里まで、中国旅行初の夜行列車に乗ることを決めて、Trip.comで事前にチケットを予約した。ロシア・ウラジオストクからモスクワまで合計7日間のシベリア鉄道に乗ったのだから、1泊の夜行列車など楽勝だと感じた。
・Trip.comを使った中国列車のオンライン予約方法
Trip.comは日本語のアプリなので使い方はとても簡単！
Trip.comのアプリケーションを開いて、鉄道を押す。
国は中国、出発地、目的地、日付を入力して鉄道を検索！
乗りたい列車の組み合わせを選択！
乗りたい座席を選ぶ！
名前、メールアドレス、電話番号を入力！
値段を確認してクレジットカードで支払う！
予約完了！
乗車券が確保できたら列車ごとにチケットナンバーが送られてくる。ぼくは今回大理から昆明まで行き、昆明から凱里まで乗り換えるので、チケットナンバーは2つ！
・Trip.comで列車チケットをオンライン予約した場合の鉄道駅でのチケット受け取り方法
Trip.comで列車の座席を予約しても、駅でチケットを受け取るために日本人は係員のいる列に並ばなければならない。中国の鉄道駅にもチケットの自動販売機はあるのだが、使えるのは中国人だけだ。ぼくは昆明でものすごく長蛇の列に並んだことを思い出し、チケットを受け取るためにどれだけの時間を並ばなければならないのだろうと怯えていた。
しかしやはり昆明は雲南省の首都だからやたら人が多く、長蛇の列ができていただけで、大理のチケット売場はそれはそれは空いていてすぐにチケットを手に入れることができた。
Trip.comで鉄道チケットをオンライン予約して、鉄道駅でチケットを手に入れる方法は簡単だ。Trip.comで列車のチケットを予約するとチケットの確認番号が送られてくるので、これをスクリーンショットなどして駅の「売票窓口」の係員の人に見せれば理解してくれる。ぼくもスクリーンショットの画面を見せるだけで、何の苦労もなくチケットを受け取ることができた。列車のチケットを買うにはパスポートは必須！
Trip.comで鉄道チケットを予約すると、1枚あたり314円の手数料がかかるが、人口の多い中国で確実にチケットを確保しておきたい時には手数料を支払ってでも予約しておいたほうがいいだろう。昨日まで99枚余っていたのに、今日になったら0枚で狙っていた売り切れになったという不思議な現象を、ぼくは中国旅行中に経験し、人口の多い中国では何が起こるかまったく予想がつかないから、いつもは手数料なんて払いたくないという倹約思考のぼくでも、予約しておくのが賢明だと強く感じた。
・乗り換え分のチケットも最初の鉄道駅で発券してくれた
ぼくが心配だったのは、大理から昆明までのチケットナンバーと、昆明から凱里までのチケットナンバーがそれぞれ記載されているが、きちんと大理で2枚とも発券してもらえるのかということだった。もしも大理では大理→昆明行きのチケットしか発券できず、昆明→凱里のチケットは昆明で発券してくださいなどと融通の効かないことを言われたら、またあの悪夢の昆明での長蛇のチケットの列に並ばなければならなくなってしまう。普通に考えれば大理駅で2枚とも発券してくれそうだが、ここは中国、なにもかもが予想通り、常識通りには行かないちょっと変わった国なのだ。
しかし心配は無用！しっかり大理駅で乗り換えた後の分も含めて2枚分きちんと発券してくれたので安心だった。よかったよかった、これで安心して中国初の夜行列車の旅に出発できる！
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