もうひとつのシルクロード、茶馬古道を知っていますか?
もうひとつのシルクロード!麗江束河古鎮で「茶馬古道」の悠久の歴史を感じる
・ぼくともうひとつのシルクロード「茶馬古道」の思い出
・麗江はなんと「茶馬古道」に関連した街だった!
・「束河古鎮」の宿Wuer Inn
・「茶馬古道」を存分に感じられる「束河古鎮」を散策しよう!
・ぼくともうひとつのシルクロード「茶馬古道」の思い出
「茶馬古道」という言葉に偶然出会ったのは、Amazonの中だった。あなたにおすすめの商品として「茶馬古道」という文字が出て来ると、とてつもなくその言葉が気になり商品を覗いてみた。商品の説明を読んでいると、これまたとてつもなく気になり、無意識でそのDVDを2種類買ってしまっていた。
「茶馬古道」とは、知られざるもうひとつのシルクロードのこと。古来7世紀の唐の時代より人々は茶や塩や銀などの貴重品と、馬という貴重品を交換して交易を成り立たせており、そのための中国からはるかチベットを越えてネパールに到るまでに続く交易路のことを「茶馬古道」と呼んでいたらしい。
その神秘的でどこか浮世離れしたような、現実でないような映像に心打たれて、ぼくの胸は高鳴った。いつかここへ行ってみたいと直感で強く感じたが、そのような機会もなくあえなく時は過ぎ去った。シベリア鉄道の旅やスペイン巡礼の旅、東南アジア周遊の刺激的な旅をして、すっかり茶馬古道のことも忘れかけていた。
・麗江はなんと「茶馬古道」に関連した街だった!
憧れだった麗江の第一の見所は何と言っても古民家立ち並ぶ風流な「麗江古城(麗江の旧市街)」である。しかし麗江の街には麗江古城意外にもうひとつの”旧市街”がある。それは「束河古鎮」と呼ばれており、そこにはなんとあの「茶馬古道」の歴史を彷彿とさせるものたちであふれており、ぼくは初めてこの麗江という街が、茶馬古道に関連していた街であることを思い出した。
「束河古鎮」は「麗江古城」よりはこじんまりしているものの、同じく古民家が立ち並び美しい清流が流れる風流なエリアだ。やはり「束河古鎮」の方は小さめだが十分雰囲気は味わえる。ぼくは「束河古鎮」と「麗江古城」で最も違うと感じたのは、「束河古鎮」は坂がなくて平野のようなところに作られているのに対し、「麗江古城」は坂も多く道も入り組んだ立体的なエリアだということだった。ぼくは立体的な街並みに惹かれる傾向があるので、その点では「麗江古城」の方が好みだった。
しかしこの「束河古鎮」には「茶馬古道」を感じさせる史跡がいたるとこにあり、ぼくは「茶馬古道」の空気を感じられるという点で「束河古鎮」にも愛しさを覚えた。
・「束河古鎮」の宿Wuer Inn
「束河古鎮」にやって来た目的は大きな目的は、「束河古鎮」の宿Wuer Innに宿泊するためだった。先日書いたように憧れの麗江ではちょっといい宿に泊まろうと思っていたのでBooking.comで物色していると、良さげな宿が「束河古鎮」にあったのだ。その宿のレビューについては、以下に書きました!
宿の中にも「茶馬古道」を意識したオブジェが随所に散りばめられており心躍った。
・「茶馬古道」を存分に感じられる「束河古鎮」を散策しよう!
「束河古鎮」の街中にも「茶馬古道」を感じさせるものがいっぱい!
なんと茶馬古道博物館なんていうものまであった!
「麗江古城」では見かけなかったチベット的なカフェも見つけ、徐々にチベット世界へと入り込んでいることを実感する。この麗江の後に行くシャングリラ (香格里拉)は、完全に天空のチベット世界だという噂だった。
フォトジェニックでカラフルな風景もいっぱい!
楽しくて時間が経つのも忘れそうな「束河古鎮」散策だった。