隠れキリシタンがこんなところにも!!!!!
四国に隠れキリシタン?!お遍路53番「須賀山 正智院 円明寺」では「キリシタン石塔」の伝説に心が躍った
・お遍路逆打ち7日目は第53番円明寺からスタート!
・第53番円明寺の「キリシタン石塔」
・第53番円明寺本堂と「左甚五郎作の龍」
・第53番円明寺大師堂
・第53番円明寺境内の様子
・第53番円明寺お納経(御朱印)
・第53番円明寺御影、御姿
目次
・お遍路逆打ち7日目は第53番円明寺からスタート!
2020年車中泊お遍路逆打ちは、1日目が徳島県の第11番から第1番(合計11寺)まで、2日目が香川県の第88番から第82番(合計7寺)まで、3日目が香川県の第81番から第74番(合計8寺)まで、4日目が香川県の第73番から第66番(合計8寺)まで、5日目が愛媛県の第65番から第63番(合計3寺)まで、6日目が愛媛県の第62番から第54番までを巡礼した。
そして7日目は第53番「須賀山 正智院 円明寺(すがざん しょうちいん えんみょうじ)」という街中に佇むお寺から始まった。
・第53番円明寺の「キリシタン石塔」
このお寺で最も印象的だったのは、なんと言っても「キリシタン石塔」だった。大師堂左の塀ぎわにあり、高さ40cmほどの灯籠。キリシタン禁制の時代、この地方には信者が多くいて、寺では隠れ信者の礼拝を黙認していたという。「合掌するマリア観音とおぼしき像が刻まれ、隠れキリシタンの信仰に使われたとの説もある」との説明書きが添えられている。
隠れキリシタンといえば九州地方、特に長崎や熊本が有名で、ぼくも九州車中泊一周の旅に出た際に、熊本県の天草や長崎県の平戸に立ち寄り、様々な隠れキリシタンの文化と触れ合い、また学び取った。隠れキリシタン文化が九州地方で濃厚なのは、長崎に出島があったからだろう。
学校で学んだ中でも、このように旅をした際にも、どうしても隠れキリシタン=九州のイメージがあったので、四国の愛媛県のこんなところにまで隠れキリシタンの文化が広がっていたというのは驚きだった。もしかして隠れキリシタンの文化って、日本各地に存在していたのだろうか。
・第53番円明寺本堂と「左甚五郎作の龍」
本堂の右上・鴨居には「左甚五郎作の龍」という5mほど彫り物があり、このお寺の見どころのひとつであるという。行い悪い人が見ると目が光るという言い伝えもある。
しかしこの「左甚五郎作の龍」、どんなに本堂の中を頑張って見ようと努力しても薄暗くてどれが「左甚五郎作の龍」なのかわからなかったのでついに納経所の人に尋ねてしまった。納経所の人は隠れて見えにくいが本堂内部の右上にあると教えてくれたが、やっぱりはっきりとはぼくにはわからなかった。
・第53番円明寺大師堂
・第53番円明寺境内の様子
・第53番円明寺お納経(御朱印)
・第53番円明寺御影、御姿
らいごうに みだのひかりの 円明寺 てりそふかげは よなよなの月