サーンチーの仏塔観光に便利!ボーパールとビディシャ間は15分ごとにローカルバスが運行していた

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ボーパールからサーンチーまではローカルバスがおすすめ!!!!!

サーンチーの仏塔観光に便利!ボーパールとビディシャ間は15分ごとにローカルバスが運行していた

・インドは仏教発祥の地
・サーンチーは世界遺産の仏教遺跡がある静寂に満ちた小さな町
・サーンチーへはボーパールからローカルバスで日帰り観光するのが一般的
・バス停のないサーンチーではどこからローカルバスに乗ったらいい?
・ボーパールとサーンチーを結ぶローカルバス
・サーンチーからボーパールまでインドの普通列車に乗ってみて驚いた

・インドは仏教発祥の地

インドは仏教発祥の地だけあって、数々の貴重な仏教遺跡を鑑賞することができる。仏教に馴染みが深く仏教徒であるぼくたち日本人にとって、インドの旅は仏教の古代遺跡に触れられるという点だけでも大きな価値を見出すことができるだろう。

ぼくも今回のインド一周の旅の中で、数多くの美しい仏教遺跡を巡ることができて感動的だった。東アジアの端に位置する日本という島国で生まれ育ったぼくにとって、インド一周の旅とは自分たちがよく知っている仏教という宗教の根本を追究しようとする試みに他ならなかった。日本の仏教のほとんどは中国大陸から輸入されたものに違いないが、中国という媒介を取り払って仏教が生まれ育ったインドという風土を直接目の当たりにした時、そこにはどのような風景が立ち現れてくるのだろうか。

 

・サーンチーは世界遺産の仏教遺跡がある静寂に満ちた小さな町

その中でも特に印象的で、魅力的で、感動的だったのは世界遺産にも登録されている「サーンチーの仏教遺跡」だった。サーンチーの仏教遺跡はその名の通り「サーンチー」というインド中部の小さな町にあった。紀元前にアショーカ王によって建立された仏塔がほぼ完璧な形で残っていることで知られている。世界のどこでも見たことがないような不思議で神秘的な仏教遺跡を見ることができ、しかもこの美しい仏塔が遥か古代の紀元前のものであることを知り、改めてインドという国の奥深さと素晴らしさを認識することになった。

またこのサーンチーという町はとても穏やかな雰囲気で静寂に満ち溢れ、これまでの旅路で訪れたインドのどの町とも異なった雰囲気で驚いた。サーンチーへ来るまでに巡ったのは首都デリー、タージマハルで有名なアグラ、エッチな遺跡で有名なカジュラホーだったが、どの町も車のクラクションや人々と動物の賑やかさで静寂とは無縁だったので、ここサーンチーはまるでインドではないようだと感じたほどだった。インドに全く似つかわしくないこの穏やかさも、紀元前から残る仏教遺跡の神秘的な気が町全体を包んでいるからなのだろうか。

 

 

・サーンチーへはボーパールからローカルバスで日帰り観光するのが一般的

サーンチーのあまりに見事で美しい仏塔を見られてぼくの心は大きく満たされたが、ここサーンチーの仏教遺跡へを訪れるのは若干不便だった。というのはサーンチーが小さな外れの田舎町なので、遠くの町から鉄道で長距離移動してきてもサーンチーの駅に電車が止まらないのだった。それゆえサーンチーの仏教遺跡は、近くにある大きなボーパールという街を拠点として日帰り観光するのが一般的なようだ。ボーパールから普通電車に乗ってサーンチーへ行くことも可能だが本数が少なく、ボーパールからサーンチーへの移動はローカルバスに乗るのが最も便利な方法となっている。

ボーパールはマディヤ・プラデーシュ州の州都なのでこの辺りでは最大の街だ。そしてサーンチーの近くにはヴィディシャという少し大きな町がある。サーンチーは丁度このボーパールとヴィディシャの間に位置する町であり、ボーパールからはヴィディシャ行きのローカルバスに乗ることになる。ボーパールとヴィディシャ間はローカルバスが頻繁に往復しており、15分ごとにバスが出ているということだった。これなら乗り過ごしたとしてもすぐに次のバスが来るので安心だ。またボーパールからサーンチーへローカルバスで移動し、サーンチーの仏教遺跡を観光し、その後ボーパールへ帰る際のバスについても心配することはなさそうだ。

 

・バス停のないサーンチーではどこからローカルバスに乗ったらいい?

サーンチーは小さな町なのでバスステーションのようなものはなかった。サーンチーにはボーパールとヴィディシャを繋ぐ大きな国道のような道が1本通っており(サーンチーで大きな道といえばこれしかないので絶対わかるはず)、その大きな国道とサーンチーの仏教遺跡へと続く道が交差する場所が、サーンチーのバス停となっていた。ボーパールからのローカルバスを降りるのもここだし、ボーパールへと帰るローカルバスに乗るのものこのバス停だ。バス停と言っても特に目印もないので、その周辺で待っていればバスが来て手を上げれば拾ってくれるだろう。大抵の場合はボーパールに行くインド人もその場所で一緒に待っているので、彼らに付いていけば問題なくボーパールへと帰れるだろう。

 

・ボーパールとサーンチーを結ぶローカルバス

ローカルバスはこんな感じ。エアコン、窓なし。ボーパールとサーンチー間の所要時間は1時間30分程度。

 

 

・サーンチーからボーパールまでインドの普通列車に乗ってみて驚いた

サーンチーには鉄道駅もあり、普通列車でボーパールへと行くこともできるが、本数が極端に少ない割にキャンセルも多いようで、所要時間もそんなに変わらないし、ローカルバスを使った方が無難だろう。ぼくはサーンチーからボーパールへと移動し、そのまま夜行列車に乗ってアウランガーバードまで行く予定があったので、鉄道駅に直接着いた方が便利だと思い、サーンチーからボーパールまで普通列車で移動した。普通列車の値段は40ルピー。所要時間1時間半程度。インドの普通列車は扉が全て開けっぱなしになっており涼しかった。また床で座っている人や床で寝ている女性などもいて、本当にインドは世界が違うと感じられた。また普通列車の中にもトイレがあったのでその点は便利そうだった。

 

 

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