北極・線路
いつしか夢の中で見た 青白い森を絵に描いた いつかはまた行けるだろうか もう二度と訪れないだろうか 夢の国への行き方を ぼくたちは何ひとつ知らない 美しい水の泉や薄暗く青い木々たち 出会うため…
いつしか夢の中で見た 青白い森を絵に描いた いつかはまた行けるだろうか もう二度と訪れないだろうか 夢の国への行き方を ぼくたちは何ひとつ知らない 美しい水の泉や薄暗く青い木々たち 出会うため…
ぼくの中の少年が呼ぶよ お母さんのところへ帰りたいと どうしてこんなに遠くの国まで 訪れてしまったのだろう 旅人の炎が燃え盛る どこまでも見知らぬものを追ってゆく ぼくの中の少年が泣き叫ぶ 本当は安らかな日々しか要らない…
旅がぼくを洗い流す 清らかな風で洗い流す これまで生きて来たこと これから生きていくこと すべてをなかったことにする 過去を省みること 未来を思い案じること 虚しい時間を荒野の中へ返す イマ旅をしていること…
いつからだろう、ぼくたちはなにかを与えたならば、なにかを返されて当たり前だと思うようになってしまったのではないだろうか。 損得勘定で見返りを求めずただ「与える」という行為が人間の幸福に結びつくと、シベリア鉄…
2018年10月30日、ぼくはロシアへと旅立った。シベリア鉄道に乗って、ユーラシア大陸を横断するために。 シベリア鉄道に乗る人々から教えられた「与えること」の本質 ・シベリア鉄道の7日間 ・シベリア鉄道の中…
与えられることだけが ぼくの生きてゆく習いだった 生かされたことだけが ぼくのたったひとつの償い どうかゆるしてください 与えうる何もないこと どうかわかってください 生かしうるすべもないこと 申し訳なさそ…
たくさんあるものの中から どうしてしてそれを選ぶのだろう 自分自身のことなのに なにひとつ説明できない たとえ巡り会っても交わし合う言葉もなく ただ通り過ぎるだけの人もいるね たとえ巡り合っても比べ合って …
越境者〜国を越えて〜 ・ウェア・アー・ユー・フロム? ・ぼくは国だろうか ・シベリア鉄道の韓国人大学生 ・東アジアの国々の関係 ・東アジアの若い人々 ・国境(くにざかい)という幻 ・自作詩「ウェア・アー・ユ…
さて、ウラジオストク駅でシベリア鉄道の予約方法の記事を書いたが、このご時世、インターネットでシベリア鉄道の座席を予約することはもちろん可能である。 ぼくはイルクツークからモスクワまでのシベリア鉄道の列車の予…
わたしがわたしでなかった頃を この鉄道は呼び醒ます あなたがあなたでなくなる日を 真空の胎内に宿してゆく 肉体が生まれたこと 精神が生まれたこと 心が生まれたこと どれを境いになにを帰す 心が滅びること 精…