リトアニア・十字架の丘への行き方を徹底解説!1日でリガ、十字架の丘、ヴィリニュスを駆け抜ける方法

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ラトビアの旅を終え、バルト3国最後の国リトアニアへとやって来た。ラトビアの首都・リガからリトアニアの首都・ヴィリニュスへ行く間に、ぼくにはどうしても立ち寄りたいところがあった。

リトアニア・十字架の丘への行き方を徹底解説!1日でリガ、十字架の丘、ヴィリニュスを駆け抜ける方法

・1日でリガ→十字架の丘→ヴィリニュスの挑戦
・リガ→シャウレイのバスのオンライン予約
・リガ→シャウレイのバス
・シャウレイのインフォメーションセンター
・シャウレイ→ドマンタイのバス
・ドマンタイのバス停からの一本道
・インフォメーションセンターの出現
・十字架の丘へ到着
・十字架の丘→ドマンタイのバス停
・シャウレイ→ヴィリニュスのバスチケット購入
・シャウレイ→ヴィリニュスのバス
・まとめ

・1日でリガ→十字架の丘→ヴィリニュスの挑戦

 

みなさんは十字架の丘をご存知だろうか。ラトビアの首都・リガとリトアニアの首都・ヴィリニュスのちょうど中間あたりに位置するリトアニア北部のとある場所に、十字架の丘は存在する。

その起源は不明とされているが、なんと現在20万本以上の大小さまざまな十字架が立てられており、世界の他のどこでも見られない十字架で埋め尽くされた迫力ある光景は圧巻だという。十字架の丘はリトアニアの歴史的にも非常に重要であるらしく、リトアニアが旧ソビエト連邦に支配されていた時代にも、リトアニア人はソ連へ非暴力を訴えるためにこの丘に十字架を立て続けたという。ソ連によってこの十字架の丘は何度も破壊されたにもかかわらず、その度にリトアニア人によって復活を遂げ、現在の十字架だらけの姿をとどめているという。

リトアニアにとって大切な場所を訪れたいのもちろんのこと、十字架で満たされたフォトジェニックな場所であることにも間違いはない。ぜひその荘厳な雰囲気を実際に訪れこの身で体感すると共に、その様子を的確にとらえた写真もカメラにおさめたい!

 

ぼくはリガから十字架の丘へ立ち寄り、その日のうちにヴィリニュスへ移動するという計画を立てた。果たしてうまくいくのだろうか。

 

 

・リガ→シャウレイのバスのオンライン予約

十字架の丘へ訪れるためには、まずリトアニア北部の都市シャウレイ(Siauliai)へ移動する必要がある。まずはリガからシャウレイへの移動方法をチェックする。

ヨーロッパの移動を検索するのはOmioというサイトが非常に便利だ。このサイトで出発地、目的地を入力すれば、電車・バス・飛行機すべての移動方法を比較して最安値や最短の方法を教えてくれる。

GoEuroのホームページはこちら:https://www.omio.jp

ここで検索し、バスが最も早くて安い移動手段だったのでバスを利用することにした。十字架の丘がどれくらいの大きさか、どれくらいの時間で回れるのか不明だったので、最も早朝の6時発のバスを予約した。これでその日のうちに十字架の丘を見て回り、リトアニアの首都ヴィリニュスまで移動できる可能性が高いと思ったのだ。この日だけは早起きを頑張ろう。

 

・リガ→シャウレイのバス

次の朝4時半に目を覚まし、ラトビア・リガの街に別れを告げリガのバスステーションへと向かった。リガのバスステーションには大きな電子掲示板があり、そこに6時のバスは1番乗り場だときちんと表示されている。ぼくは1番乗り場へ向かった。

大抵都市から都市への移動というものは、快適な大型のバスでWi-Fi付きというのが多かったのだが、ここに来たバスはなんともローカルなものだった。これに乗り2時間半の短い移動である。見た目通りWi-Fiも付いていなかったが、寝ていたので問題はなかった。このバスはなんと2時間半かかるところを2時間でシャウレイのバスステーションに到着してしまった!しかし早いのはこちらとしてもありがたい。

 

・シャウレイのインフォメーションセンター

 

早速シャウレイのバスステーションのインフォメーションで、十字架の丘に行きたいことを告げる。十字架の丘の最寄りのバス停は「ドマンタイ」という名前らしい。「I want to go to Domantai」と告げると、インフォメーションのおばさんは十字架の丘に行きたい外国人に慣れているらしく、流暢な英語と共に時刻表を渡してくれた。この時刻表を見て、帰りのバスの時間も調節できそうだ。

 

左がシャウレイ・バスステーションからドマンタイ行き、右がドマンタイ発シャウレイ・バスステーションへ戻ってくるための時刻である。ドマンタイへ行くためにはシャウレイ・バスステーションの12番乗り場から乗るようにということだった。料金はバスの中で払え、1ユーロだと英語で説明してくれた。

 

・シャウレイ→ドマンタイのバス

このバスもどローカルのバスであり、インフォメーションでは料金1ユーロと言われたがバスのおじさんには0.9ユーロだと言われ、お釣りを受け取った。おじさんにきちんとドマンタイに行きたいことを告げたので、ドマンタイに着いた際には教えてくれた。

 

・ドマンタイのバス停からの一本道

ドマンタイのバス停を降りてから十字架の丘までの道のりは、約15分〜20分かかる。

外国でWi-Fi以外にネット環境を持っていない人は、あらかじめホテルなどでグーグルマップのアプリを用いて、十字架の丘周辺の地図をオフラインでも使えるようにダウンロードしておくと便利だろう。それを見ながらだとドマンタイのバス停から迷わずに進むことができる。標識もないので情報がないとわかりにくい道だった。

ドマンタイを降りると、少しだけ走って来た道を戻り、左に曲がる道があるのでそこを左折する。そのまま果てしない一本道を行けば、十字架の丘に着くのだ。バス停からちょっと戻って左へ曲がる、ということに成功すればもはや迷いたくても迷えない簡単な道である。

 

・インフォメーションセンターの出現

左折してひたすらに一本道を歩くと、左側に十字架の丘のためのインフォメーションが出てくる。このインフォメーションではおみやげ屋さんや、ちょっとした無料の休憩スペースもある。

このインフォメーションの入り口の前から十字架の丘へと続く道があるので、インフォメーションに用がなくても必ず近づき、十字架の丘への道を見つけよう。とても簡単に見つかるはずだ。

 

・十字架の丘へ到着

 

インフォメーションの入口の前の道の先には、このようなトンネルがある。このトンネルを抜けて少し歩けば、もう目の前は十字架の丘だった!

 

十字架の丘は入場料などなく無料。思う存分不思議で荘厳な雰囲気を味わおう。すぐに見て回ろうと思えばサッと見終わることのできる場所だし、じっくりと十字架を見て回ったり凝った写真を撮ろうとした場合には何時間でもいられる場所だ。

シャウレイのバスステーションのインフォメーションでもらったドマンタイの時刻表を参考に、自分がどれくらい十字架の丘にいても大丈夫かチェックしておこう。

 

・十字架の丘→ドマンタイのバス停

思う存分十字架の丘を見て回ったら、あとはもと来た道を帰るだけ。

ドマンタイのバス停だが、当然帰りのバス停は来るときに降りたバス停の道路向かい側に位置していたが、これが非常にわかりにくかった!帰りのドマンタイのバス停は、降りたバス停よりもシャウレイ側に向かって1〜2分くらい歩かないと出てこないので注意が必要だ。シャウレイ側に向かって1〜2分ほど歩くと、向かって右側にバスの大きな看板がでてくるのでそこでバスを待つ。バスは大抵時間通りに来る。ぼくは12時12分のバスに乗った。

帰りのバス賃はさらに安くなって0.75ユーロで意味がわからなかった。行きと同じ距離なのに同じ料金ではないのはなぜだろう。しかし安くなったのだから、なんの不満もなかった。

 

・シャウレイ→ヴィリニュスのバスチケット購入

さて、シャウレイ・バスステーションに到着して、今度はリトアニアの首都・ヴィリニュスへと行く番だ。このシャウレイ→ヴィリニュスへと行く方法が、GoEuroではなぜか出てこなかったのでオンライン上で予約はしなかった。首都へと行くバスなのでたくさんあるだろうし、予約する必要がないと思ったのも理由だ。

そして思った通り、ヴィリニュス行きのバスをシャウエンのバスステーションで簡単に手に入れることができた。チケット売り場の人々も、割と英語が通じる印象だ。「I want to go to Vilnius」と言えばバスのチケットをすんなり購入できた。値段は16ユーロ、出発は14時10分、所用時間は3時間とのことだった。

一応、このチケットでは5番乗り場、座席は12番という意味らしい。

 

 

・シャウレイ→ヴィリニュスのバス

ヴィリニュス行きのバスは大型バスでWi-Fiも完備されていた。チケットは指定席だったが、みんな勝手に思い思いの座席に着席しており、ぼくもリトアニアの人々に倣った。郷に入れば郷に従おう。

そして無事に3時間後、ヴィリニュスへ到着することができた。時間は17時くらいに到着した。

 

 

・まとめ

まとめると

ラトビアの首都・リガを早朝6時に出発して、8時にシャウレイ着、8時25分のドマンタイ行きのローカルバスに乗り、十字架の丘を十分に納得するまで見て回り、帰りはドマンタイ12時12分に乗り、シャウレイから14時10分のヴィリニュス行きへ乗車、ヴィリニュスへ到着したのは17時

という流れだった。

同じような行程を考えている人は軽く参考にしてください!早起きだけ頑張って、他は全然急がず無理せずこんな感じです!

 

 

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真っ白で誰もいない!真冬のリトアニア・十字架の丘は神秘的な幻想の世界

 

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