四国車中泊お遍路第80番!「白牛山 千手院 國分寺」は四国最古の鐘に歴史を感じた

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四国最古の鐘!!!!!

四国車中泊お遍路第80番!「白牛山 千手院 國分寺」は四国最古の鐘に歴史を感じた

・第80番國分寺にある四国最古の鐘と伝説
・第80番國分寺本堂
・第80番國分寺大師堂
・第80番國分寺境内の様子
・第80番國分寺お納経(御朱印)
・第80番國分寺御影、御姿

・第80番國分寺にある四国最古の鐘と伝説

干支の動物たちが可愛かった第81番白峯寺の山寺を立ち去って、今度は街中にある第80番「白牛山 千手院 國分寺(はくぎゅうざん せんじゅいん こくぶんじ)」へと向かった。本当に香川のお遍路のお寺は、山寺と里のお寺の往復が多いという印象だ。ぼくたちは車で回っているからいいものの、歩いてお遍路している人はさぞかし大変だろうと思われる。それこそがお遍路というものだろうか。

この第80番國分寺も広大な敷地を持つ見応えのあるお寺だった。第80番國分寺の中でも特に印象的だったのは、四国最古と言われるお寺の鐘だった。江戸時代の伝説もまた面白い。

江戸初期の藩主・生駒一正公は、当時この鐘を高松城の鐘にしようと城へ運んだ際、予想よりもはるかに大勢の人馬を必要とした。さらには城についた途端音がならず、おまけに城下では悪病が流行した。そして、自身も病に倒れた 一正公の枕元に毎夜鐘が現れ「もとの国分へいぬ」と泣いたという。結局、鐘は國分寺へ返されることとなった。城に運んだ時と違い、今度はなぜか少人数でも軽々と運べた上、鐘が国分寺へ戻った途端悪病は治まり、再び美しい音色を聞かせるようになったという。

一緒にお遍路車中泊の旅をしている台湾人の哲ちゃんはなんか知らないがやたらと日本のお寺の鐘が気に入ったらしく、いつもお寺に入ってすぐに鐘を鳴らしていた。お遍路の際はお祈りする前に鐘を鳴らすのが習わしらしく、彼はふさわしいお遍路の態度をとっていたといえよう。

 

 

・第80番國分寺本堂

 

・第80番國分寺大師堂

ここは大師堂もとても特徴的だった、お遍路で唯一納経所と大師堂が同一建物内にあった。ここの大師堂は見応えがあったが、お遍路では珍しいことに撮影は禁止。ここに載せることは叶わないので、ぜひご自分で参拝してご覧になっていただきたい。

 

 

・第80番國分寺境内の様子

この第80番國分寺は奈良時代の創建当時の遺構をよく残した寺で、旧境内の全域が四国で唯一の国の特別史蹟であるという。

 

 

・第80番國分寺お納経(御朱印)

 

・第80番國分寺御影、御姿

国を分け 野山をしのぎ 寺々に 詣れる人を 助けましませ

 

 

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