東京都庁45階展望台から見えるビル群の絶景!無関係に見えるものでも繋がり合うのだとコロナワクチンバイトで悟りを開いた
・3年間に渡るぼくのコロナワクチンバイトの歴史
・都庁45階から眺める新宿高層ビル群の絶景
・都庁周辺の新宿ビル群に付けられた名称
・新宿のビル群とぼくは高配当株で繋がっていた
目次
・3年間に渡るぼくのコロナワクチンバイトの歴史
ぼくは今どこの病院にも組織にも属さないフリーランスの医師として、日本全国でコロナワクチンのスポットバイトをしながら生計を立てている。2021年6月末から大阪市でコロナワクチンバイトを開始し、そこからいくつかの医師派遣サイトに登録しスポットバイト案件を手に入れる術を身につけ、コロナワクチンバイトに従事しながら日本各地をさながら旅するように渡り歩き、もはや3年以上の月日が流れ去ってしまった。
この3年間を振り返ると、西日本は大阪を中心として兵庫県、奈良県、京都府、さらには広島県までコロナワクチンバイトをするために渡り歩いた、東日本は東京を中心として周辺の千葉県、埼玉県、神奈川県、茨城県はもちろんのこと、北関東の群馬県や栃木県、さらには静岡県の富士山の絶景が見える街で1か月暮らしてみたり、愛知県では訪問のコロナワクチンバイトに挑戦したり、もはや本州に別れを告げ北海道の東の果て・釧路まで飛び出したこともあった。まるで労働をしながら日本一周の旅でもしているようだった。
そんなぼくのコロナワクチンバイトの最後の会場は東京都庁45階、まさに東京の中心・日本の真ん中の最上階と呼ぶべき場所で行われることが決まった。
・都庁45階から眺める新宿高層ビル群の絶景
コロナワクチンバイトのために2年ほど新宿で暮らしていたぼくだが、特に用事もないので東京都庁がどこにあるのか全く知らなかった。地図で確認するといつも泊まっている新宿の定宿から徒歩30分くらいの場所だったので、毎日歩いて通勤することができた。これまではいくら便利な新宿の真ん中に住んでいようとも徒歩で通えることなんて稀だったが(市ヶ谷案件や四谷案件の時だけは可能だった)、最後の最後に電車代もかからずに新宿の街をブラつきながら気軽に歩いて行ける会場に巡り会えて幸運だった。
都庁は新宿西部の飲食街を超えたところにある、道幅も広くて人通りも多くないビジネス街のような場所に位置していた。都庁自体も45階だがその周辺にはいくつものユニークな形の高層ビルが立ち並び、独特の未来感のある街並みだった。それでも高層ビルの密度が高いわけではなくそれぞれに適度に距離が離れているので圧迫感もなく、すっきりとして歩きやすい印象だ。そしていざコロナワクチンバイトのために都庁45階へ上ってみると、その他全ての新宿の高層ビルを見下ろすような景色は唯一無二の素晴らしさだった。ここは本来ワクチン会場ではなく無料展望台なので、さらに新宿だけではなく東京全体を隈なく見渡せるその絶景は圧巻の一言だった。よく晴れた日にはなんと富士山まで見ることができた。
まるで殿様にでもなったような気分で、まさにコロナワクチンバイトの集大成にふさわしい。
・都庁周辺の新宿ビル群に付けられた名称
ぼくはビルなんてどれも同じて素っ気なくてつまらないものだと思っていたが、暇なときに都庁の45階から東京中のビルを細かく眺めていると、それぞれ異なった凝ったスタイルを持っていて、ビルもビルなりに自己主張しているのだと思うと徐々に面白いと感じ始めた。特に都庁周辺のビルに関しては何というビルなのか名前を教えてくれる解説ボードもあったりして、それぞれどの企業のビルなのか詳しく知ることができた。
都庁の隣には住友ビル、その周辺には三井ビル、SOMPOビル、KDDIビル他多数が立ち並んでおり、ビルという建築物と有名企業というものが強く結びついていることを実感させられた。
・新宿のビル群とぼくは高配当株で繋がっていた
非常に興味深かったのは、ぼくがこれらの企業の株式を保有していたことだ。ぼくはコロナワクチンバイトによって日々貯まっていく資産の取り扱い方を学ぶためにお金の勉強を始め、その一環として日本の高配当株に挑戦してみた。老後の資金を効率よく形成するだけならばインデックス投資一択だが、ぼくはおじいさんになった自分のための資金を確保するだけではなく、若くて健やかで何でもできる今の若い自分のためにもお金を与えてやりかったので、その方法として高配当株からの配当金を利用しようと試みたのだった。
高配当株は主に国内株と米国株に分けられるが、米国高配当株にはSPYD,HDV,VYMなどの優良な高配当ETFがあるので、米国高配当株を実行するのは簡単だった。しかし日本株にはこういった優良な高配当株ETFがないので、自分自身で優良な国内優良高配当株を選択する能力を身に付けなくてはならないのだった。そのようにして選び抜いた国内優良高配当株の中に三井物産や住友商事、SOMPO生命やKDDIも入っていた。
ぼくは新宿に立ち並ぶほとんどのビルが、自分には関係ないものだと思い込んでいた。しかし都庁45階からビル群を見下ろしてみると、その名前を付けられた多くの企業の高配当株を自分が持っているということに気が付き、自分と新宿のビルが決して無関係ではなく何かしらの形で繋がり合っているのだと初めて知ることができた。この世の中ではあらゆる森羅万象がお互いに関連し合っているという感性はまさに東洋的だが、そのような東洋的悟りが都庁45階で開かれたことはぼくの不思議な思い出として深く胸に刻み込まれることとなった。
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