仕事納めは東京駅で!皇居へ繋がる「行幸通り」でコロナワクチンバイトをして日本の安寧を心から願った

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医者なのにまさか東京駅で働くなんて!!!!!

仕事納めは東京駅で!皇居へ繋がる「行幸通り」でコロナワクチンバイトをして日本の安寧を心から願った

・2021年コロナワクチンバイトの仕事納めは東京駅だった
・「行幸通り」は東京駅と皇居を繋ぐ地下通路
・「ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ」でケーキを購入
・クレヨンしんちゃんオフィシャルショップでグッズを購入
・東京駅の「白えび亭」で富山県の白えび料理を堪能
・東京駅案件でいつも泊まるのは「スーパーホテルPremier東京駅八重洲中央口」
・何度見ても圧倒される東京駅のレトロで壮大な絶景
・皇居へ繋がる「行幸通り」でコロナワクチンバイトをして日本の国の安寧を心から願った
・神話と人々の生活が織りなす神秘的な祖国

・2021年コロナワクチンバイトの仕事納めは東京駅だった

ぼくは今どこの病院にも組織にも属さないフリーランスの医師として、日本全国でコロナワクチンのスポットバイトをしながら生計を立てている。2021年6月末から大阪市でコロナワクチンバイトを開始し、そこからいくつかの医師派遣サイトに登録しスポットバイト案件を手に入れる術を身につけ、コロナワクチンバイトに従事しながら日本各地をさながら旅するように渡り歩き、もうそろそろ1年が経過しようとしている。

日本全国で自由に働けるとは言っても、コロナワクチンバイト案件があるのはやはり人口密集地帯の東京や大阪が多かったので、住んでいる関西から東京へと赴き都内でコロナワクチンバイトをすることが多かった。月の半分は東京でコロナワクチンバイトをしているというのは通常運転で、ひどい時には丸々1ヶ月間東京で労働するということも珍しくなかった。2020年に敢行した日本一周の旅では、コロナが流行していた東京を全力でスルーして先へと進んだが、まさかその翌年の2021年にはこんなにも東京で過ごすことになるとは思いもよらなかった。2020年に東京を回避した報いが2021年に訪れ、ぼくは旅の神様に日本を隈なく見るというのなら東京もきちんと見ておきなさいと言われたような気がした。そしてコロナワクチンバイトは、まるで東京をじっくりと深める思いがけない旅のようだった。

2021年だけでも様々な東京都内のコロナワクチン接種会場をせっせと回った。7月に日給15万円の立川会場から始まり、新宿区の市ヶ谷や昭島市、足立区、江戸川区、練馬区、杉並区、八王子市などを渡り歩き、最後に辿り着いたのは東京駅だった。ぼくは東京でのコロナワクチンバイトの2021年の仕事納めを、なんと東京駅でやることになった。フリーランスの医師として働くのは実に面白い。だって常識的に考えて、医師が東京駅で働くことになるなんて夢にも思わないのではないだろうか。医師になった時には、自分はずっと病院の中で働いて定年を迎えるのだろうと思っていたのに、まさか人間の世の中がコロナウイルスに支配され、コロナワクチンバイトをしながら旅するように全国各地の病院とは関係のない会場を渡り歩き、最後には東京駅に辿り着くなんて何と数奇な運命だろうか。

 

 

・「行幸通り」は東京駅と皇居を繋ぐ地下通路

東京駅のコロナワクチン接種会場は「行幸通り」という名前の地下通路だった。「行幸」という言葉がついていることから何かしら天皇と関係があるのだろうと思われたが、その通りで「行幸通り」は東京駅と皇居を繋ぐ連絡路だった。ただの地下通路なんかでコロナワクチン接種などできるのだろうかと疑問に思っていたが、「行幸通り」はかなり広い敷地で通路というよりも広大な部屋のようだった。「行幸通り」は公共の場所ではなく、三菱の私有地であるらしい。

「行幸通り」の会場はなかなかわかりにくいところにあり、最初はグーグルマップを見ながらでも辿り着くことが難しかったが、地下鉄丸の内線の改札の後ろらへん、丸ビルと新丸ビルのちょうど間に位置していた。休憩時間には丸ビルや新丸ビルの中を自由に散策できるので楽しかった。また東京駅もそんなに複雑な作りではなく歩きやすいので様々なお店を見ながら充実した休憩時間や仕事終わりの時間を過ごすことができた。

 

・「ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ」でケーキを購入

新丸ビルの地下にあった「ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ」!クリスマスらしいケーキや美味しそうなマンゴープリンが売っていたので思わず買ってしまった!結構値段も高くて無駄遣いかなと思ったけれど、こんなにもじっくりと東京駅を見て回る機会もそうそうないと思ったので記念に。

 

・「クレヨンしんちゃんオフィシャルショップ」でグッズを購入

東京駅の八重洲側の地下通路を歩いていたときに発見した「クレヨンしんちゃんオフィシャルショップ アクションデパート東京駅店」!ぼくは小さな頃からクレヨンしんちゃんが大好きだったので心が躍ってしまい、しんちゃんのパジャマ柄のティッシュケースやパンツなど余計なものを買ってしまった。(後悔はしていない)

 

・東京駅の「白えび亭」で富山県の白えび料理を堪能

東京駅はグルメも充実していた。クレヨンしんちゃんのショップがあった地下通路には日本各地の名物が食べられるレストランや食堂が立ち並んでおり、ぼくは日本一周の旅でも食べた富山県の白エビが懐かしくて思わず注文してしまった。お店の名前は「白えび亭 東京駅店」。まさか東京で富山県の白エビに巡り合えるなんて!

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・東京駅案件でいつも泊まるのは「スーパーホテルPremier東京駅八重洲中央口」

2021年12月には東京駅案件に合計4回行ったが、いずれの日程でも宿は「スーパーホテルPremier東京駅八重洲中央口」に宿泊した。東京駅のすぐ近くで東京駅案件には非常に都合が良かった。スーパーホテルに泊まると1000円分のお食事券が付いてくることがあり、東京駅内のレストランでお得に夕食を楽しむこともできた。写真は「諸国 ひものと」の干物料理!

 

・何度見ても圧倒される東京駅のレトロで壮大な絶景

丸の内側から見た東京駅のレトロで壮大な建築様式は何度見ても見応えがあると感じられる。ぼくは仕事のため何度もこの風景を眺めることができたが、その中でも雨の日の東京駅の夜景は、濡れた地面に東京駅の姿が映し出されることでより一層の美しさと輝きを放っていた。

 

 

・皇居へ繋がる「行幸通り」でコロナワクチンバイトをして日本の国の安寧を心から願った

東京駅の美しさももちろん感動的だったが、それよりも皇居のすぐ近くでコロナワクチンバイトができたということが、何かとても意味深いものであるように感じられた。日本の天皇は当然皇居の御所にお住まいなのだろう。天皇のご本務は日本の神々をお祀りし、祈りを捧げることだという。それは日本の国や人々に関するものだけではなく、世界全体の幸福や平和に対する祈りだという。詳しいことなど知る由もないが、天皇が日本と世界を恐怖と混乱へ陥れたコロナウイルスという疫病の脅威が早く収まるようにと祈りを捧げていると考えるのはごく自然なことだ。世界最古の王朝である天皇が日本と世界の安寧を願う祈りのそばで、人々をコロナの苦しみから助ける可能性の高いコロナワクチンを打つ仕事をすることは、とても感慨深いものがあった。ぼくも世界中の人々にコロナワクチンを接種することはできないけれど、祖国である日本各地を旅するように巡礼しこれからもコロナワクチンを届けることによって日本の人々がコロナによって苦しむ可能性を取り除き、日本の安寧を祈ろうと感じられた。

 

 

・神話と人々の生活が織りなす神秘的な祖国

天皇はなぜ偉いとされ、日本の人々から慕われているのだろうか。その答えをぼくたちは日本人であるにも関わらず、学校で教えられることすらない。これは奇妙なことではないだろうか。しかし日本という祖国に興味を持ち、日本という国は他と比べてどのような特徴があるのかを突き詰めていく時、必ず天皇という存在に行き当たる。

ぼくも大人になるまでなぜ天皇が偉いのか全く知らなかった。幼い頃や学生時代には誰もその答えを教えてくれなかったのだから無理もない。そしてたとえそれを知らなくとも何不自由なく生きていくことができたので、特別知りたいと願ったこともなかった。しかしやがて異国を旅するようになり、祖国である日本の正体や輪郭を追い求めた時、いつしかその答えに自然と辿り着いた。天皇という存在は古代神話へと繋がり、天皇は日本の古代神々(有名どころだと天照大神)の子孫であるから人々から慕われ尊敬されていたのだ。

まさか日本という先進国の中核が、そのような神秘的で不思議な神話の物語に支えられているとは予想外だったので、ぼくは深い感銘を受けた。古より伝えられている「古事記」「日本書紀」は、古代神々がどのようにして神様の国から地上へと降り立ち、その血脈がどのようにして天皇へと辿り着くかを様々なエピソードと共に紹介されていて読み応えがあった。本当は作り話かはともかく、日本とは古代より脈々と受け継がれた神話と現実的な人々の生活が共存している、稀有で神秘的な国だと感じられた。ひとつの神話によって育まれ支えられた人々の精神が科学文明の世になっても確実に息づき、今もなお天皇が人々から敬われ必要とされているとは何とも不思議で奇跡的な出来事のように思われた。

日本という国はそのような神話の物語から始まったのだと、第二次世界大戦前の日本ではきちんと学校教育で教えられていたらしいことをぼくは日本一周の途中、島根県の「古代出雲歴史博物館」で学んだ。なぜ天皇が偉いのか、なぜ日本が日本たり得るのか、現在ではその答えをしっかりと教えられないことは損失であるように感じられた。自分の国の根本すら知らずに、果たして異国を見抜くことができるだろうか。日本という祖国の真髄に触れたいという気概を持たない一般的な人々にとっては、「古事記」や「日本書紀」などの神話に辿り着くことは難しいだろう。しかし自分たちがどのような色や形の土の上に立っているのかを学び取らずに知らないままでは、魂は彷徨いを深めるばかりだろう。

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自分の正体を知っているからこそ、他人を見抜くことができる。祖国の真髄に触れるからこそ、異国の美しさが響き渡る。ぼくたちは自分を映し出すための鏡を持つべきだ。ぼくたちは鏡を粉々に砕かれ、自らの正体が見えないように仕組まれている。けれど暴力によってどんなに砕かれようとも、見定めるための瞳を持つならば新たな鏡は限りなく創られる。聡明な人々は、既に渡り終わっている。

 

 

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