あー麗江楽しい!フルーツ美味しい!!!
麗江はフルーツ天国!目の前で切ってくれる中国雲南省麗江の格安果物屋さんでの量り売り購入方法を徹底解説
・中国に入ってから感じる食の違和感
・麗江のフォトジェニックで心躍る果物屋さん
・きちんと切り刻まれた果物を食べている人を目撃
・麗江での量り売り果物屋さんでの買い方を徹底解説
・ぼくは毎日麗江の果物屋さんに通い詰めた
目次
・中国に入ってから感じる食の違和感
ぼくはタイ、カンボジア、ベトナム、ラオスの東南アジアの旅を終えて、雲南省から中国へと入国した。中国は東南アジアの国々となにもかもが違うように感じられたが、最も気になったのは食べ物に関する違いではないだろうか。
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中華料理レストランといえば世界中どこの国にあってもあり、どんな国でも一定のクオリティの中華料理を食べられるので、ヨーロッパなどアジア外を旅していてアジア料理が恋しい時などはたまに利用していた。久々にアジアの味を口にするとなんとも言えない感動的な気持ちになることが思い出される。日本にある中華料理屋さんも、日本人の口に合うようになっていてとても美味しい。
しかし現地の中国国内の中華料理というのは、矛盾するようだが世界中にある中華料理の味とはなんだか違う気がした。なんだか独特の香辛料がたくさん使われていて濃厚というか、自然ではないというか、とにかくぼくたちが普段知っている中華料理と異なり、日本人の口にはあまり合わないような印象だった。その点でいえば、東南アジア料理の方が安くて日本人の口に合った料理を簡単に提供してくれると言えるだろう。
さらに気になったのは果物に関してだった。東南アジアから中国に入ってくると、果物を摂取する機会が格段に減ったような気がしたのだ。やはり果物というのは暖かい地域で安く大量に手に入る定めなのだろうか、中国では東南アジアのようにそこらじゅうが果物であふれているというようなことはなく、頑張ってさがさないと果物を摂取できないので果物大好きなぼくでも口にする機会が減り、なんだか物足りなく感じていた。
・麗江のフォトジェニックで心躍る果物屋さん
しかしそんな中国の果物不足な印象もぼくの大好きな街、麗江が覆してくれることになる。麗江は果物天国だ。それは麗江の旧市街を歩いていれば一瞬で気づいてしまう出来事だった。
フォトジェニックな果物の山、山、山!!!
麗江古城では果物屋さんが果物を山盛りにして所狭しと立ち並び、ぼくたちを出迎えてくれる。しかしぼくは最初、この果物屋さんの買い方がイマイチよくわからなかったので利用せずにいた。果物を買っても自分で皮をむいたりしなければならないので面倒だと二の足を踏んでいたのだった。こんなにフルーツ山盛りの宝の山を目の前にしておきながら、ぼくは果物に興味のないフリをしながら数日が過ぎた。
・きちんと切り刻まれた果物を食べている人を目撃
しかし、ある日麗江の街を歩いている人が、パックに入っている切り刻まれた果物を食べている場面を目撃した。え!!!あの果物切ってくれるの!まじか!!!
ぼくはその場で麗江の果物屋さんに挑戦してみることを決めた。
・麗江での量り売り果物屋さんでの買い方を徹底解説
麗江の果物屋さんの利用方法は、思ったよりもずっと簡単だった。まず果物屋さんに入る。すると、透明なカゴを渡されるので、その中に好きな果物をモリモリ入れて行く。満足して果物の入ったカゴを店員さんに渡すと、秤に乗せられ値段を提示される。だいたい中国語の数字で言われるので、数字だけでも中国語を覚えておいた方がいいだろう。
その後に、きちんと店員さんがすべての果物を食べやすく切り刻んでくれて、カゴの中に入れて渡してくれる。そのまま果物のカゴだけを渡されることもあるが、バッグをくださいと言えばきちんと蓋を閉めてビニール袋に入れて持ち運びやすくしてくれるので安心だ。
この果物、量り売りだからとにかく安い!これだけ買っても20元(300円)とか!しかも切り刻んでくれているのでとても食べやすい!東南アジアでも切られた果物が売られていることはあるが、中国のは目の前で切ってくれるので新鮮なことがわかりやすく安心だ。店員さんもきちんと手袋をしてくれていて清潔さが伺える。
値段は麗江内で統一されていてだいたい250gが4.5元が相場であるらしい。なんだかあまりピンとこないが買っているうちにこの重さなら安いだろうとか大まかな感覚が掴めてくる。しかしこの売り方ならば、高級な果物や旬な果物を買った方がずっと得ではないかとぼくは思い、マンゴーや梨や柿を主に注文するようになっていった。
・ぼくは毎日麗江の果物屋さんに通い詰めた
ぼくはこの果物屋さんの形式にすっかりハマってしまい、それ以来毎日果物屋さんに通い詰めた。中国で感じ始めた果物不足やビタミン不足もすっかり解消されて、大好きなフルーツが毎日食べられるのだから通わない理由が見当たらない。果物も満足に食べられて満たされた中国旅行ができたのも、麗江の果物屋さんのおかげである。