絶景に次ぐ大絶景!ベトナム・チャンアン/ニンビンでおすすめの観光スポット8選

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チャンアンには絶景しかないぞー!!!!!

絶景に次ぐ大絶景!ベトナム・チャンアン/ニンビンでおすすめの観光スポット8選

・複合遺産のチャンアンは見所がいっぱい!
・チャンアン名勝遺跡群
・タムコック(Tam Coc Ninh Binh)
・ムア洞窟(Hang Mua Viewpoint)
・ハイディン寺
・ビックドン洞窟寺(Bich Dong Pagoda)
・古都ホアルー(Hao Lu Ancient Capital)
・Tuyet Tinh Coc
・ファットズィエム大聖堂

・複合遺産のチャンアンは見所がいっぱい!

チャンアンの中にはいくつもの見所があって、大絶景続くのチャンアンの中を自転車を漕ぎながら心地よい風に吹かれて観光するのはとても幸せな気分になった。チャンアンは見所が多すぎて、ぼくはチャンアン内の宿に7泊してようやく全部回れたかなという感じだった。ぼくはひとつひとつをゆっくり見て回ったので、急げばもっと短期間で全て回れるのかもしれないが、大迫力の絶景の間に流れるのんびりとした時間を十分に感じながらチャンアンを味わうためには、7日間は決して悪くない期間だと感じた。

今回はぼくはチャンアンに7泊して巡った全ての観光的な見所を8つ紹介しようと思う。

 

 

・チャンアン名勝遺跡群

 

まずはチャンアンに来てここに行かないと何しに来たのと言われてしまうほど代表的な「チャンアン名勝遺跡群」!ここでは船に乗りながらチャンアンの絶景を堪能できる。ぼくたちは「チャンアン名勝遺跡群」の船に乗るのに3つのルートからひとつを選択しなければならない。どのように違うのが、看板だけでは全く見当もつかない。

ルート1:9つの洞窟、3つの寺院、3時間コース
ルート2:4つの洞窟、3つの寺院、2時間コース
ルート3:3つの洞窟、3つの寺院、1時間コース

料金は全て同じ200000ドン(1000円くらい)!説明を見ても何がなんだかわからないので、とりあえずぼくは時間でルートを決めた。3時間は長すぎるし、1時間は短すぎるのでは?と思い真ん中の2時間のルート2を選択。結果的にこれで大満足だった。

 

チャンアンの大絶景の中に密やかに聳え立つ、仏教的寺院たち。大自然の雄大さと人間の祈りを表現した仏教寺院は、それぞれに異なる迫力と美しさを保ちながらぼくの胸に迫って来た。大自然も人間も、どちらも素晴らしくどちらも美しく比べようがないと感じた。

ベトナム人に再度反撃!小舟の船頭に適正価格の何倍ものチップを要求されたので怒ってびた一文払わなかった話

船を漕いでくれたおばちゃんには20000ドンほどのチップを支払うのが通常のようだった。一緒に乗ったベトナム人たちも20000ドン支払っていたのでぼくもそれに従った。

 

・タムコック(Tam Coc Ninh Binh)

 

「チャンアン名勝遺跡群」と並び、船で水上を渡りながらチャンアンの絶景を眺められる定番スポットだ。入場料120000ドン(600円くらい)、ボート代150000ドン(750円くらい)と高めだったのでぼくはパスし、代わりにタムコック渓谷のすぐ近くにあった、有名でなく人も少ない素朴な120000ドン(600円くらい)のボートクルーズに乗ることに決めた。

 

こちらは「チャンアン名勝遺跡群」と比べると素朴な感じで、ベトナムの人々の生活や可愛い動物たちの様子も見られて楽しかった。お寺などはなし。壮大さは「チャンアン名勝遺跡群」の方があるように感じた。

 

・ムア洞窟(Hang Mua Viewpoint)

チャンアンはそれ自体が絶景スポットの宝庫なのだが、その中でも屈指の絶景といえばムア洞窟を登りきったところから見下ろすチャンアンの風景だった。夕日を眺めるスポットとして有名らしく、日暮れの時間にはものすごい数の人がムア洞窟に集合しており、のんびりと夕日を眺めたい人は早めに登り場所取りをしていた方がいいかもしれない。

 

・ハイディン寺

バイディン寺はなんと東南アジア最大の仏教寺!本当にぼくがこれまで人生で見たお寺の中でも最も広くてどんなに時間があっても全部回りきれないのではないかと思うほどだった。入場料はないが入口と駐車場がアホほど離れており、実質強制的に徴収される60000ドン(300円くらい)の往復バス料金が入場料の役割を果たしていた。

ベトナム人に反撃!お釣りをごまかしたのがバレてもニヤニヤ反省してないので顔面の写真撮影で応戦した話

駐輪場では女性係員にお釣りを思いっきりちょろまかされるので注意!

ベトナムは日本と同じ漢字文化圏だった!知れば知るほど親しみを覚えるベトナム語と漢字を捨て去るということ

 

バイディン寺の内部には魅力的で迫力ある金色の大仏をいくつも見ることができて感動的だった。

 

 

ベトナムは東南アジアに位置しているが、その仏教の様子はどう見てもぼくたち日本と同じ東アジア的な様相を呈しており、ベトナムという国にとてつもない親近感が沸き起こった。かつては漢字文化圏だったようでお寺には数々の漢字が記されている。日常的に漢字を使用する日本人のぼくたちはその意味を確かに理解することができ、理解が深まった。

ルールや規則に従わなければならないというのは本当か? 〜ルールを乗り越えた先にある美しい風景〜

この美しい黄金の仏像たちは、一応写真撮影禁止とは書かれているものの誰もそれに従っていなかった。監視員の目の前でたくさんの人々が写真を撮っていたが係員も何も言っていなかったので、もはや写真撮影禁止の看板を立てかけているだけでそのルールは実質機能していないのだろう。せっかくこんなところまで来て係員にもゆるされているのだから写真を撮っておいて損はないだろうと感じた。

 

・ビックドン洞窟寺(Bich Dong Pagoda)

チャンアンには仏教寺が多く、日本人のぼくにはそれがとても素敵に映った。ビックドン洞窟寺はチャンアンの大絶景を背景とした洞窟内に神様が祀られてる不思議なお寺だ。ベトナム人は元々は日本と同じような多神教、自然崇拝の民族らしく、チャンアンを巡っているだけでもその気配を存分に感じることができ、ベトナムに親近感を覚えた。

洞窟の中に神様の祠を作るというのも、日本人と同じような完成を感じる。ぼくは九州一周の旅で見た宮崎県の天安河原、鵜戸神宮、鹿児島県の溝ノ口洞穴など、洞窟という暗闇の見晴るかすことのできない空間に現実世界から程遠い異界の者たちが住んでいるのではないかと感じられる日本人の感性を思い出していた。

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・古都ホアルー(Hao Lu Ancient Capital)

中国の支配から脱し、ベトナムが初めて建てた王朝「丁朝」はここチャンアンの中に残っているホアルーだ。1010年にハノイに遷都するまで約44年間という短い期間ではあったものの、ベトナム王朝の歴史は確かにここから始まったようだ。ベトナム文化は中国に多大なる影響を受けていることはベトナムを巡っていればすぐに感じられることだ。ここホアルーも中国に支配されていた歴史を彷彿とさせた。

こんなところに都があったなんて全然知らなかったなー。少しベトナムのことを知れた気がして嬉しかった。

 

 

・Tuyet Tinh Coc

全然有名じゃないかもしれないが、ホアルーの駐輪場のおじちゃんにここも見どころのある場所だと勧められた、ホアルーのすぐ前にあったTuyet Tinh Coc。トンネルをくぐり抜けるとその先には不思議で幻想的な世界が広がっていた!

清らかな水を湛えた美しい泉、それを取り囲むようにして聳え立つ岩山、そこで力強く生き抜き鳴いている山羊たち、岩山の中に洞窟としてまたしても出現した祈りの場所。ここがどうしてそんなに有名じゃないのだろうと不思議に思うほど、幻想的で見応えがあった。

 

 

・ファットズィエム大聖堂

ここはチャンアンではなくニンビン郊外なのだが、実はぼくはここが一番衝撃的で大好きな場所だった。チャンアンの宿で初めてバイクを借りて、遠出した。その日は快晴で、本当に風が心地よくて、なんだか天国の中を走っているような気分になった。

西洋と東洋の不思議な融合!ベトナム・ニンビンのファッジエム(Phát Diệm )教会が感動的すぎた

見た目はベトナムのお寺なのに、実は西洋から来たキリスト教会!スペイン巡礼でキリスト教にすっかり親しみを覚えてしまったぼくは、世界には様々な形のキリスト教会があるのだということに感動を抑えることができなかった。例えば日本の長崎のキリスト教会も、木造で素朴で日本らしさが随所に現れ出ているが、それにしてもこのファットズィエム大聖堂は、それ以上にベトナムらしい建築物だと感じた。

中にはベトナムの民族衣装、アオザイを着た美しいマリア様まで存在し、ベトナムという国もたとえフランスという西洋の国に植民地にされても、そっくりそのまま素直に文化が押し付けられるままに取り入れたのではなく、試行錯誤の上でベトナム独自の文化とよそ者の文化になんとか折り合いを付けて導入して着たのだなぁ、その結果がこのあまりにベトナム的で美しいファットズィエム大聖堂なのだと思うと、もはや感動せずにはいられなかった。

チャンアンからは若干遠いが、是非是非訪れてほしい感動的な場所だ。観光地化されている気配も少なく、穏やかな気持ちでベトナムと向き合うことができるに違いない。

 

 

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