さて、無事にウラジオストク空港でロシアに入国できた。ここからは市内へと移動しなければならない。
ウラジオストク空港から安くて便利な乗合バスで市内まで行こう
・ウラジオストク空港でのスムーズなロシア入国
・知床半島を思い出させるウラジオストク空港
・乗合バスで街の中心まで行こう
・ウラジオストク空港でのスムーズなロシア入国
前回の記事でも書いたように、ウラジオストク空港での入国は非常にスムーズであまり時間がかからなかった。ぼくは、ウラジオストク空港から街の中心まで行く乗合バスが20時で終了だという情報を事前に見ていた。
19時着の飛行機に乗るのだが、大丈夫だろうか、バスに乗り過ごしたら高いお金を払ってタクシーで街中まで行かなければならない、いやだなーと思っていたが、今回はそのような心配はご無用と言った感じで、19時20分には入国することができたので、時間に余裕があった。
時間に余裕があるということは、旅でも生きていく上でも非常に重要である。慌てているとうっかりすることや忘れ物が多くなるし、ミスも多くなる。日常の慣れた生活の中では、余裕なく必死になって生きていることが楽しいと思うこともあるが、このような初めての国、初めての街ではなるべく余裕を持っていきたい。
・知床半島を思い出させるウラジオストク空港
時間に余裕のあったぼくは、のんきにウラジオストク空港の中の写真を撮って回っていた。
なんだか、熊がいる、鮭がいると言った具合で、ぼくは先日旅していた秋の知床半島の風景を思い出していた。そういえば地理的にも近いし、風土も似通っているのだろう。
北海道とロシアはお隣さんであり、隣人だからこそ抱えている問題もあるが、日本の北海道が巨大なロシアの落とした小さなカケラだと思うと、なんとなくロマンチックな気がした。
・乗合バスで街の中心まで行こう
さて、20時の乗合バスに余裕で間に合いそうである。空港の中でキャッシングするのに多少時間はかかったが、それはまた別記事にて紹介しようと思う。
ウラジオストク空港は比較的小さな空港なので、外に出るとタクシーと乗合バスしか並んでいない。乗合バスをさがして迷ってしまうということもなく、すぐにバスは発見されるだろう。街までの乗合バスはこの「107番」の番号が目印である。このバスに乗り込もう!
20時が最終である。バスの最後の終着駅が、ウラジオストク鉄道駅なので、その付近にホテルを取っておくと、夜中に到着しても安心で便利かもしれない。ぼくも夜中に着くことを見越して、駅に比較的近いホテルを予約していたので助かった。
ウラジオストクの治安は、ぼくの感覚では良好に感じた。夜中でも誰もが構わず平和に歩き回っている。もちろん外国人としての基本的注意は怠ってはならないが、治安が悪いと感じたことはまったくなかった。日本の街と同じように感じた。
空港から市内まで行く方法として、他には鉄道もあるようだが、バスの2倍ほどの値段がする上に1日に5本しか走ってないという点から、あまり実用的ではないようだ。
さて、乗合バスに乗り込みこのバスで正しいという確証を得るために、中に乗っているロシア人の乗客に鉄道駅まで行くか尋ねてみることにした。ロシア人は英語を驚くほど知らないという評判だが、実際のところはどうなのだろうか。
ぼく「this bus is going to the TRAIN STATION(強調して)」
ロシア人「?????」
…どうやら噂は本当のようだ。ぼくはロシア語を少しでも覚えなければという思いに駆られた。
この乗合バスに乗っていれば、1時間ほどでウラジオストク鉄道駅に到着した。非常に簡単で便利で安い!料金は200円くらい!夜中にフライトが到着しても、20時のバスに乗れるなら安心である。