上から眺めたグアナファトの風景が可愛すぎる!!!!!
宝石箱のようにカラフルな絶景!「ピピラの丘」へ徒歩で登ってグアナファトの景色を一望した
・ミズイロノタビのメキシコ国内の旅路
・メキシコシティからグアナファトへ行く方法
・ぼくがグアナファトで泊まった朝食付格安ドミトリー宿
・カラフルな世界遺産の中世都市グアナファトを散策
・グアナファトが一望できる「ピピラの丘」に徒歩で登った
目次
・ミズイロノタビのメキシコ国内の旅路
ミズイロノタビの中南米を巡る旅の第1ヶ国目は、中米のメキシコだった。メキシコではオアハカの死者の日を体験した後、首都のメキシコシティ、美しい街並みで有名な世界遺産のグアナファト、ピラミッド巡りの拠点となるメリダ、世界的に有名なリゾート地であるカンクンに滞在した。メキシコの旅路を表でまとめると以下の通りだった。
| 訪れた都市(時系列順) | 次の街への移動手段 | 経由地 |
| カンクン | 飛行機(LCCのVolaris) | |
| オアハカ | 長距離バス(AU) | |
| メキシコシティ | 長距離バス(ETN) | |
| グアナファト | 長距離バス(ETN)+飛行機(LCCのViva Aerobus)+長距離バス(ADO) | メキシコシティ、カンクン |
| メリダ | 長距離バス(ADO) | |
| カンクン |
オアハカに長期滞在して「死者の日」を十分に満喫した後は首都のメキシコシティへと向かい、国立人類学博物館やテオティワカンなど神秘的な古代メキシコ文化に触れることができた。
・メキシコシティからグアナファトへ行く方法
そして次の目的地はカラフルで美しいコロニアル建築の街並みが美しい中世都市のグアナファトだった。グアナファトはメキシコの中央高原に位置し、メキシコシティからだと長距離バスで北西へ6時間ほどかかった。

メキシコシティの北バスターミナル

ファーストクラスの長距離バス会社ETN

ETNのバス内部

ETNの快適な座席

ETNの車窓からの風景
メキシコシティからグアナファトへ行くための長距離バス会社は、北バスターミナル(Autobuses del Norte)からファーストクラスのETNとセカンドクラスのPrimera Plusの2種類が出ており、そんなに値段も変わらなかったのでぼくたちはETNを選択。ファーストクラスのETNは座席スペースも広くフカフカでメキシコで最も乗り心地のよかったバス会社だった。もちろんオアハカからメキシコシティの移動と同様に、バス強盗など身の危険を感じることは一切なかった。
・ぼくがグアナファトで泊まった朝食付格安ドミトリー宿

Hostal San Bernabéの外観

Hostal San Bernabéの外観

Hostal San Bernabéの簡易的な朝食

Hostal San Bernabéの簡易的な朝食

水も無料なのが嬉しい
グアナファトではバスステーションTerminal Central de Autobuses de Guanajuatoから徒歩圏内にあるドミトリー宿Hostal San Bernabéに宿泊した。レビューも高く、部屋も綺麗でベッドも広く、簡単な朝食付きで水も無料で1泊9米ドルくらいだったので満足だった。ただトイレのドアノブが壊れてもなかなか修理されず、中に閉じ込められた女性がパニックになったりしていたので、やっぱりメキシコクオリティだなと感じた。

グアナファト中心部へ向かうレトロなローカルバス
グアナファトのバスステーションやぼくたちの宿Hostal San Bernabéはグアナファト中心部の郊外にあるので、ローカルバスで中心部まで移動する必要があった。ローカルバスの料金は11ペソ(90円くらい)だったので、気軽な気持ちで中心部へ向かうことができた。
・カラフルな世界遺産の中世都市グアナファトを散策

中世都市グアナファトは、カラフルで美しいコロニアル建築の街並みが特徴的な世界遺産。18世紀に世界の3分の1の銀を銀を産出していた歴史があり、その鉱山ブームで作り上げた富がグアナファトの美しい街並みを作り上げたという。
「死者の日」が終わったばかりのグアナファトにはまだ「死者の日」の名残があり、街の中心部には派手な骸骨の飾りやパペルピカドという紙細工の旗がまだ残っていて幻想的な雰囲気だった。
カラフルなグアナファトの中でも一際目を引く黄色のグアナファト大聖堂(Basílica Colegiata de Nuestra Señora de Guanajuato)は、入ってみると淡い黄色の荘厳な世界観の真ん中にマリア像が鎮座していて神秘的だった。
ものすごく行列ができているお店があって何だろうと覗いてみると中華料理屋さんだった。メキシコでも中華料理は安くて美味しくて大量に食べられるから人気みたい。ぼくたちもこの大人気の中華料理屋さんでランチを済ませた。しかしぼくと台湾人の哲ちゃんのどちらもが抱いた感想としては、アフリカの中華料理は非常に美味しかったのにメキシコの中華料理はイマイチだねということだった。メキシコの中華料理は量が多いのだが、何だか味が雑なイメージ。中華料理なんて世界中どこも同じ味がすると思っていたので意外な発見だった。
・グアナファトが一望できる「ピピラの丘」に徒歩で登った
グアナファトで最も見応えのあるものと言えば、何と言っても「ピピラの丘」からの風景。ここからはカラフルで美しい唯一無二のグアナファトの風景が一望できる。

★重要★「ピピラの丘」へのケーブルカーの料金表(2025年)
「ピピラの丘」へはケーブルカーで行くことも可能だが片道40ペソ(320円ほど)だったのに対し、徒歩だと20分登ったら着くとグーグルマップが教えてくれたのでそれくらいなら歩いて登ろうということになった。しかしグアナファトは標高2000m以上と高いせいか、普段ならこんな坂道で疲れないのにという程度の登り坂だったのにめちゃくちゃ息が切れたので、ケーブルカーで行ってもよかったかもしれない。でもゆっくりと休憩しながら登ればそんなにキツくはないかも。登り坂の治安は、夕方だと全く悪いとは感じなかった。


「ピピラの丘」から一望できるグアナファトの風景は、まるで宝石箱をひっくり返したようにカラフルでキラキラしていて可愛くて、これまでの人生で見たこともないような絶景だった!この風景を見られただけでもはるばるメキシコシティからグアナファトへ来た甲斐があったと心から思えるほどに感動的だった。夕方から夜になるまでゆっくりと移り変わっていくグアナファトの風景を時間も忘れて眺めていた。
ちなみにこの丘に立っているピピラとは独立戦争時に政府軍の立てこもるアロンディガに松明(たいまつ)を背負って決死の突撃をかけた若きインディヘナの坑夫で、メキシコ独立史の英雄の一人だ。
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